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全国学力テストをめぐり 五十嵐さんからの手紙 vol.2 [五十嵐さんからの手紙]

全国学力テストをめぐり、貴重な報告をくださる五十嵐さん。
より多くの方に五十嵐さんのレポートを読んでほしいと思います。
最近は学力テストと直接関係のないテーマも多いのですが、教育界のあり方を問うものばかりです。
学校と業者と自治体が三位一体となり、子どもと保護者を食い物にする構図がはっきりと見えます。


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 五十嵐

 本日、新聞各紙に「市民のための会場を考える会」「名古屋放送芸能家協会」の二団体が連名で名古屋市民会館の中京大学への名称使用権売却反対の申し入れを名古屋市に対して行ったとの記事が載りました。理由としては「貴重な歴史と公共イメージが損なわれ、利用に支障をきたし利用低下につながりかねない」からとの事。遅きに失したとはいえ、何はともあれ文化団体を中心として多くの団体が反対の声を上げたことは大きな前進です。全国各地で進む命名権売却に関しては,ブログの投稿を見てもほとんどの方が不快感を表明しています。命名権を売るほうも買うほうも、こうした市民感情に気がつかないのでしょうか。「鈍感力」という本がベストセラーになる理由もわかる気がします。
by  五十嵐 (2007-06-16 22:28) 

リス太郎

五十嵐さんへ
久しぶりのコメント、有難うございます。昨日(6月16日)の新聞ですか。朝日と日経には載ってませんね。中部地区だけなんでしょうか。
渡辺淳一氏が『鈍感力』で書いていることは意味が違うと思いますが(読んでませんが)、市民感覚に鈍感な自治体や企業(大学)にはうんざりします。これからもコメントを宜しくお願いします。
by リス太郎 (2007-06-17 10:58) 

五十嵐

 東京、大阪、京都などにおいては公費負担により公立高校の冷房化工事が行われている(東京は来年度)にもかかわらず、愛知県においては全額保護者負担による空調工事がにわかに始まりました。その数、6月15日現在25校(全体の約15%)。県教委の説明によれば今回の措置はPTAの強い要望により愛知県公有財産管理規則により「許可」したとの事です。行政側にしてみれば公的負担0でやってくれるというのですから大歓迎です。しかし「自分たちが費用を出すから冷房装置をつけさせてくれ」というPTAとは一体何なのでしょうか。「許可条件」なるものを読むと「使用は補習授業期間とすること。通常の授業では使用しないこと」などナンセンス極まりないことが書かれている一方、あつかましくも「県の費用負担(設置費、高熱水費)がともなわないこと」としています。この論理でいくならば、補習の指導料、照明の電気代も保護者負担になるはずです。また補習は任意参加ですから、補習に参加しない生徒の保護者からは費用の徴収を行ってはならないはずです。しかし費用負担はPTA総会の決定事項なので会員全員の負担ということであり、また補習は学校の指導の一環なので補習料、冷房費以外の電気代は徴収しないとの事です。全く説明になっていません。公費負担ならば公共工事となるので業者選定も競争入札等、法に基づいて執行しなければなりませんが、今回の場合任意団体であるPTAと業者の契約となるので、いわゆる民、民取引となりノーチェック状態となります。業者間の談合、PTA役員と業者の癒着関係が生ずるのは必至です。一部とはいえ保護者負担で工事を始めてしまった以上、残りの高校の事業を公費負担で行うことはもはや不可能です。一体誰がPTAの一部役員にこんな「悪知恵」を授けたのか調査してみるつもりです。
by 五十嵐 (2007-06-19 22:37) 

リス太郎

五十嵐さんへ
全くよくわからん話ですね。でも読んでいるといろんな推測ができます。PTA役員には工事業者からどんな見返りがあるのでしょうか。今後のレポートに期待します。
by リス太郎 (2007-06-23 15:04) 

五十嵐

 本日付中日新聞投書欄に市民会館の命名権売却に疑問との投書が掲載されました。「(プロ野球の球場とは違い)公共施設だけに収益優先ではなく、行政努力で公の名称が残せなかったのか、寂しい限りだ」 70歳男性の方の感想ですが、多くの市民の気持ちを代表されていると思います。ところで今、多くの私立大学では教員養成課程の教育に力を入れているとの事。このこと自体は悪いことではありませんが、最近の文科省の国立大学に対する予算削減の動き、とりわけ教員養成系大学に対する学校つぶしとしか思えない異常なまでの予算削減政策を考えると素直に評価する気持ちにはなれません。私立大学にとっては、相対的に学費の安い公立大学が消えてくれることは大歓迎でしょう。中京大学でも、教員志望者に対しては特別の支援体制をとっているそうです。一体どこまで保護者負担を増やせば気が済むのでしょうか。
by 五十嵐 (2007-06-24 17:42) 

リス太郎

五十嵐さんへ
新富裕層と呼べる人たちが新たな格差を望んでいます。家が裕福でないといい教育を受けられない社会。果たしてこれでいいのでしょうか。
by リス太郎 (2007-06-26 00:52) 

五十嵐

 今日は、朝から電話がなりっぱなしの状態になりました。情報公開の日程調整を求める県立高校からの電話が殺到したのです。おかげで電話代相手もちで色々な話を聞くことができました。今後折を見て紹介していきたいと思います。ところで先回問題にした冷房問題の構図がかなりはっきりしてきました。今年度保護者負担による冷房化に踏み切った学校のほとんどはトーエネック(中部電力の関連会社)と東邦ガスのいずれかと工事契約を結んでいます。両者は愛知においてはツーカーの仲との事。そして驚いたことに調べてみると愛知の公立PTAの先々代の会長はトーエネックの会長が勤めているではありませんか。学校の冷房工事位どこの建設会社でもできる工事なのにほとんどの学校では上記二社からしか相見積もりをとっていないそうです。これは完全な出来レースです。本来公費で行うべき工事を保護者負担にしてしまったあげく、仕事はちゃっかりPTAの役員の関係する業者が独占してしまうなんて全くひどい話です。
by 五十嵐 (2007-06-26 22:31) 

リス太郎

五十嵐さんへ
談合への批判と監視が強まる中、業者も知恵をめぐらします。この場合、被害者は生徒の親たちだと思うのですが、「自分の子が涼しい環境で勉強できれば金を出してもいい」と考えるのでしょうか。「公教育における不公平」ということには考えは及ばないのでしょうか。
by リス太郎 (2007-06-29 22:46) 

五十嵐

 今回の冷房事業問題で見過ごせないことは、業者とPTAとの契約がリース契約となっていることです。(10年程度)。いま世間では電話機販売をめぐる悪徳リース商法が問題となっています。システム変更により使用中の電話が使えなくなると切り出し、実質10倍もの割高契約を結ばせてしまうというものです。リースですから中途解約は出来ず、解約しようとすれば残金全てを支払わなければなりません。リース契約の意味をわかっていない消費者の被害が相次いでいるそうです。トーエネックのやり方はまさにその悪徳商法そのものです。まず県下の学校から進学にシフトしている学校を選び出し、「PTAは公費による冷房設置を求めているそうだが私たちの情報では県教委はそんなつもりは全くなく、教育長にいくら要望書を出しても無駄ですよ」と話を持ちかけ「リースにすれば保護者の負担は格安で出来ます」と、料金表を提示してその気にさせ契約に持ち込んでします。PTAは自分たちの負担がいくらになるかしか考えないので、工事費用が適正か、エアコンの価格は妥当かどうか、本来購入者が考慮しなければならないことにほとんど無頓着です。本来このような事柄の教育については「現代社会の基礎知識」として学校教育の場でなされなければならないはずです。本来、指導の「お手本」とならなければならないPTAが上記のような悪徳商法に無自覚に載せられているようでは話になりません。
by 五十嵐 (2007-07-01 09:45) 

リス太郎

契約書というのは物を売る側に都合よくできてるもんで、いちいち読むのがめんどくさかったり、知識がないと意味がよくわからなかったりします。自分の家にクーラーをつけるのなら、契約書にいちいち目を通す人は少ないかもしれません。でもPTAが公の利益を代表して交渉するのであれば論外です。
もちろんそれ以前に、PTA先々代会長の会社(トーエネック)などと契約しているのは癒着であり、一方的に押し付けられているのが現実でしょうね。
そもそもは保護者負担による空調工事を許可した愛知県教委に問題があり、県教委はトーエネックや東邦ガスからの贈賄を受けていると考えるのが普通でしょう。
by リス太郎 (2007-07-01 16:47) 

 五十嵐

 今日は、半田高校、半田東高校の両校を訪問、それぞれ1時間を超える長時間交渉?になりました。半田高校の玄関には進研模試のダンボールが積まれており、何か因縁を感じさせるものでした。当校は知多半島唯一の冷房実施校でもあります。リース期間は10年で、年間支払額はおよそ一千万円、県の試算(工費で実施の場合)を2倍ほど上回ることになります。リース契約の内容の開示は「うちだけ見せるわけには行かない」として回答拒否。さらに問題なのは冷房費の徴収名目を「学校環境整備費」としてPTA会員全員に課していることです。「冷房費は補習参加生徒の保護者から集金する事」としている県教委の見解などどこ吹く風です。また模擬試験の監督をした教師に対する謝礼の具体的内容に関しては「昼食代とわずかな金額」というものの詳細は承知していないとの無責任な返事。半田高校は学校側の説明では校内模試に全学年約1000人が参加しているとの事。だとすれば少なくとも学校側には年間百万円以上の「手数料」が渡っているはずであり決して見過ごすとの出来ない問題です。一方半田東高校ではPTAの進路指導委員会が「手数料」を管理しているそうですが、現在この件に関し、休日の部活の指導をしている先生から「模擬試験の監督者だけが謝礼を受け取ることは不公平」との声が上がり、進路委員会で検討中との事。いずれにしても民間業者の模試を校内で実施することからくる問題であり、改めて両校に対し学内での模試の実施の中止を要請しました。その他高校教育をめぐるさまざまな話題がでましたが、また何かの機会に紹介したいと思います。
by  五十嵐 (2007-07-05 23:17) 

リス太郎

五十嵐さんへ
冷房の問題、徐々に明らかになってきましたね。根本的な部分でおかしな話です。個人的な意見ですが学校に冷房なんて必要ないと思います。過保護以外の何物でもないでしょう。
模試の問題、受験産業で儲ける業者にすごく腹たちます。教育を食い物にしてる。教育の現場から出て行けと言いたい。
by リス太郎 (2007-07-06 00:49) 

五十嵐

名古屋市教育委員会より、全国学力調査に関する情報公開(学校質問紙への回答)を拒否した「弁明意見書」(情報公開審議会宛)が届きました。理由としてあげられているのは以下の3点です。*( )は私のコメント 1.本件回答は校長の個人的見解が小さくないため組織として共有すべき文書とは認められないこと。(回答は学校運営の責任者として求められたものであり、単に個人的見解として済まされるものではありません。国会で阿部総理が日本の現状に対する認識を問われたとき「個人的見解をお答えすることは適当ではない」などと答弁したら即刻罷免要求が出されることでしょう) 1.設問は択一式であったため、文部科学省からその回答内容について照会される可能性も極めて小さいと考えられたこと。(記述式でなかったから文科省から再質問されることはないと思ったという事でしょうが、照会したのは私であって文科省ではありません) 1.質問紙等は厳重に保管し機密の遺漏がないように文科省から依頼されており、本件回答のコピーを保管しておくことが適切でないと考えられたため。(機密の遺漏とは知らない間に情報が漏れることであって、公開要求を拒否しろという意味ではないはずです。教育委員会に確認したところ、文科省から第3者に回答を見せることを禁じられているわけではないそうです) 弁明書は結論として「申し立てには理由がなく、本件審査請求を棄却するするとの答申を求めるものである」としていますが「理由」になっていないのは弁明書の方ではないでしょうか。
by 五十嵐 (2007-07-07 20:30) 

リス太郎

五十嵐さんへ
全く理由になってません。学力テストの問題について、いろんな角度から情報をご提供いただけないでしょうか。期待してます。
by リス太郎 (2007-07-08 11:18) 

リス太郎

五十嵐さんへ
アクセス数は現在、vol.1が599、vol.2が214です。
ネット検索でたどりつく読者が多いと分析します。
vol.3を作りましたので今後はそちらへお願いします。
by リス太郎 (2007-07-08 11:48) 

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