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第21回参院選前夜 年金記録漏れ問題につき私見

今年の7月には仮装行列のような参院選が見れると書いた。
誤りを訂正しておきたい。
仮装ではなく正真正銘のゲテモノ行列だ。
どこへ行っても麻原彰晃のような下手くそな歌と踊りに出くわす。
忙しいので立ち止まって耳を傾ける時間はないが、年金問題ばかりを声高に叫んでいる。

公的年金保険料の納付記録漏れ問題につき、私見を述べておきたい。
2003年に国民年金の未加入問題がクローズアップされた。
当時、国会では代議士の未加入暴露合戦となった。
マスコミも議員やタレントの未加入を大きく報じたが、一般の未加入者に対しても批判的な論調だった。
自分で考えるのが苦手な日本国民は、マスコミと同じように未加入者を批判した。

未加入者には3種類あると思われる。
年金制度が破綻すると見て、自分のリスクで加入しない、もしくは滞納する人。
制度を知らない人。
そして、払いたくても払えない人。

決められたルールに従わないのは困ったことだが、いずれにせよ制度自体に問題がある。
加入しない自由も認めるべきだと思い、未加入者を吊るし上げる風潮を苦々しく思っていた。

今年の5月になって、社会保険庁の年金記録漏れが明らかになった。
国民の大部分は当然ながらかなり怒っている。
必死に言い訳しごまかし続けようとする与党に対し、野党は絶好のチャンスと追及する。

かつて未加入者を批判した人たちが、社会保険庁のデタラメぶりに怒っている。
最初から払わないヤツのほうが賢いと気づき、許せないのだろうか。
年金を払うのも払わないのも個人のリスクであることがわからないのだろうか。
銀行預金もそうだが、人に金を預ける以上、相当のリスクは覚悟すべきである。


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