過程を重視しなければ3000本安打は打てない
うちのよめはんは昨日で産業カウンセラーの講座を修了しました。
彼女がほんとによく頑張ってきたのは私がよく知っています。
だから何とか試験に合格させてやりたいと思います。
ただしかし、結果は結果でしかなく、重要なのは過程だと思います。
「目標があるって、ええな」
あいつは最近、よくこう言います。
具体的な目標を持つことで毎日の生活にハリが出るようです。
文芸書しか読まなかったのに心理学の本を熱心に読む。
朝までかかって課題に取り組む。
社会に対する物の見方まで変わってきた。
同じ教室の仲間との交流も刺激になっているようです。
いろんな立場で資格を目指している人がおられ、それが視野を広げているようです。
お互いに情報を交換したり、自主的な勉強会を開いたりしてます。
一方、私は孤独との闘い。
仕事以外の時間はすべて試験勉強に費やしています。
休憩するときも参考書をめくりながら。
睡眠時間はできるだけ3時間以内に抑えるようにしてますが、6時間寝るときもあります。
どうしても集中できないときってあります。
昨日の日曜日がそうでした。
朝4時に起きて机に向かいましたが、6時すぎに眠くなりベッドに倒れこんでしまいました。
そっから先は起きたり眠ったりの繰り返し。
いくら寝ても疲れが取れない。
今、少し焦ってます。
予想模試を全部買ってきて片っ端からやってるんですが、思うように正解できない。
苦手な民法で間違うならともかく、得意なつもりの行政法や商法で間違うと腹が立つ。
悔しくて机をどつきたくなります。
何を焦ってるんだと自分に問いただす。
何故間違えたのかを把握すれば、それは収穫なのに。
問題文をよくよく読まないと、どこに落とし穴があるかわからない。
あやふやな知識は知識がないのと同じだと痛感します。
結局、また分厚い参考書を精読する。
行政法に次いで出題の多い民法を、苦手だからと放っておくわけにはいきません。
記述式問題も民法から2題出る可能性が高い。
あれもこれもやらねばならない。
資格コンサルタントの高島徹治氏が「皿回し方式」ということを言っておられます。
皿回しというのはいくつものお皿を同時に回す。
回転が遅くなると落ちてしまうので、どの皿も常に勢いよく回さねばならない。
資格をとるための勉強も同じだとのことです。
行政書士試験の場合、全部で8科目あるわけですが、どの皿も落としちゃいけない。
ひとつずつやってたんじゃいけない。
皿が落ちる前、忘れる前に復習するのだと。
百万遍、百万遍。
■
「人生に表彰状がないのと同じで、プロ野球でも、人間の最も評価さるべき部分を、他人は評価してくれないものだ。プロセスは、自己評価する以外にない」 張本勲
よめはんの合格を祈りつつ
13回目の結婚記念日の朝に
コメント 0