SSブログ

『まんがクラスメイトは外国人』近日発売 [外国人労働者問題]

『まんがクラスメイトは外国人』という本が近日発売されます。
来週後半(4月9日前後)には書店店頭に並ぶと思います。
日本で暮らす外国とつながりのある子どもたちはさまざまな問題を抱えています。
漫画という形で読みやすく親しみやすい本にしました。
子どもさん向けですが、大人の方も是非読んでほしいと願います。

この本は営業のためゲラの状態で読み、「売れる」と確信しました。
いや、「売らなあかん」と思いました。
担当エリアの書店では特に力を入れて営業しました。
教育書か社会書の棚を探してみてください。(来週後半以降)

昨日(3月28日)、神田一橋中学で反貧困フェスタがあり、販売に出向きました。
そのとき買った1冊を今朝、再読し、この記事を書こうと思いました。
内容を簡単にご説明します。

6ページの漫画と2ページのQ&Aによる解説が1話になっており、全部で20話あります。
日本で暮らす外国の子どもたちがそれぞれの主人公。
クラスメイトや先生、親などが登場する物語を通じ、子どもたちが抱える問題を考えていきます。
また、彼・彼女らが日本で生活する事情についても、歴史をさかのぼり丁寧に解説しています。

南米からの日系人や在日コリアン、中国残留孤児、ベトナム難民やカンボジア難民、クルド人難民、そしてフィリピンなどから生活の糧を得るため来日する人びと。
また、「外国人の犯罪率が高い」という誤った認識や、指紋押捺制度(現在は生体情報認証制度)、いじめや就職差別、高校進学問題、日本語教室など外国人児童が多い地域の学校の取り組みや抱える問題、などなど、さまざまな切り口から構成された20話です。

あと、第14話の解説にある関東大震災の経験を活かした阪神淡路大震災の話も興味深いと思います。
私は阪神淡路のころを思い出して懐かしく読んだんだけど。
そういえば当時、Kiss-FM(神戸)は多言語で震災情報を流してた。

移民の受入れに賛成とか反対とか、いろんな意見があると思います。
しかしまず、事実を正確に認識することです。
移民受入れに賛成であれ反対であれ、この本を読めば優先すべきことが見えてきます。
もっとも事実上、日系移民の子孫という「移民」をすでに受け入れているわけで、「賛成」も「反対」もないんですが。

この本には全ての大人が常識として知っておいてほしいことがたくさんつまっています。
ひとりでも多くの方に読んでほしいと思います。
そしてお子さんの目に触れるところにそっと置いておいてほしいのです。

この本にある漫画は複数の実話をもとに再構成されています。
つまり20のお話の裏には、その何倍もの実話があるわけです。

私たち日本人はもっとまわりの外国人に気を配ってもいいのではないでしょうか。
今の大人たちはあまりにも無関心すぎると思います。

ただ、実をいうと私は将来に希望をもっています。
私がじいさんになったころの日本の社会を楽しみにしてる。
私たちの世代と違い多文化で育ったこれからの日本人、そして日本で育った外国人に期待してる。

そして私たちの世代にも役割があるはず。
私は私のやり方で役割を果たそうと思います。

          ■

『まんが クラスメイトは外国人』  多文化共生20の物語
「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会 編
みなみななみ まんが
定価 1,260円  明石書店 発行

nice!(2)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 11

リス太郎

もう来てる(笑)
ありがとね。
by リス太郎 (2009-03-29 17:26) 

ゆゆ

チェック早いからね♪( ̄ー ̄)ニヤリ
by ゆゆ (2009-03-29 21:49) 

ゆゆ

この本読んでみたいから探してみるねー♪
(HPに載って無かったけど?)
by ゆゆ (2009-03-29 22:32) 

ogacci

神出鬼没のogacciです。
今度読んでみます。
by ogacci (2009-04-01 08:54) 

リス太郎

ゆゆちゃんへ
是非読んでちょうだい。お友だちにもすすめてね。
それはともかく上野公園の桜が満開やで。
by リス太郎 (2009-04-02 23:23) 

リス太郎

ogacci さんへ
先日は韓国焼肉をごちそうさまでした。今度、中国餃子をごちそうします。
神出鬼没、大歓迎です。何か気がついたことがあれば遠慮なくコメントください。(直接言ってくれてもいいけど)
先生のブログも読んでみます。東京との行ったり来たりは大変ですが、遊び相手がいないときはいつでもお誘いください。
by リス太郎 (2009-04-02 23:35) 

リス太郎

ogacci さんへ
「カリスマは降臨せず」を検索し読みました。「エヴァとアイドルの群れ①」は宗教知識の乏しい私にはややとっつきにくいですが、行きつ戻りつ読むうちに大体わかりました。「②」はわかりやすい内容でユーモアもあり、興味深く読みました。しかし「①」が理解できてないと「気づき」も少ないように思います。「宗教的真実による欲望のコントロールの中で科学が位置づけられていく」という一文が気に入りました。宗教という「目的」を確立することで科学という「手段」が真に活かされる、ということでしょうか?思えば人類は太古の昔から悩み苦しみ続けています。昨日の各紙夕刊でも「自殺者11年連続3万人超」とショッキングな見出しが躍りました。1998年から急に増えてるんですね。こんな時代だからこそ、「本物の宗教」が必要なんだと思います。
by リス太郎 (2009-04-03 01:19) 

リス太郎

そういえば2006年12月にこんな記事を書きました。
http://jpdragon.blog.so-net.ne.jp/2006-12-18-3
by リス太郎 (2009-04-03 01:24) 

ogacci

ありがとうございます。
たしかに難しい話ですね。
宗教とは何か。本物であるとは何か。
人間の平穏な心のために神は存在しない。とプロテスタントの方はいいます。すべてではないです。カルヴァン派ですかね。
つまり、人間の救済のために神が存在するのではないというのです。神は人間の手段ではない。人間が地獄に堕ちようと、苦しもうとそんなものは神には無関係である。というのです。
本来宗教はそのようにあるべきでしょう。
どれほど苦しんで、神や仏にすがり、神や仏をのろい、しかし、神や仏と向き合わねばならない。
そうでなければ、ニヒリズムを徹底すべきです。
もし、人が救われることが前提なら、宗教を学ぶ必要はありませんし、信じることもいりません。
しかし、それは、来世の結果ではなくて、現在の状況なのです。今、救われるとは何か、神仏とともにあるとは何かを考えなくてはならないのです。
神は人を救うための手段ではない。
これは重いです。
by ogacci (2009-04-08 20:04) 

リス太郎

ogacci さんへ
神は人を救うための手段ではない・・・
大宇宙みたいなもんでしょうか?

ふと思い浮かんだのはリリーフランキーさんのおでんちゃん。
神様いてますわな。
あれ、確かに人を救うためのもんやないわな・・・
by リス太郎 (2009-05-02 14:20) 

リス太郎

yutakami さんへ
ナイス有難うございます。
by リス太郎 (2009-05-02 14:53) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0