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気のきいたタイトルが思いつかない

昨日(1月26日)の夜、仙台から戻りました。
土曜から月曜まで山形で教研集会があり、その後、同業の諸先輩方と作並温泉でうだうだ言い、久しぶりに仙台の街を歩き、旨味太助で牛タン食ってあったかい東京に戻ってきました。
いや、今日はそんな話をするためにパソコン立ち上げたんやない。
家に帰ると行政書士試験の結果通知が届いてました。

結論から先に言う。
それが仕事の流儀。

あはは、あかんかったわ、残念。
こんな話、ブログに書くんはきっついねんけど、都合の悪いことは書かないキンタマしわしわ男やと思われるんはもっときっつい。

悪いけど、5秒で頭切り替えて、今、めっちゃ気力が充実してる。
不退転の決意で前進あるのみ。
ファイティングポーズとらなダウンやで。

M清じいさんの口癖だった「斃れて後に止まん」という言葉を思い出してる。
去年は入院したという噂を聞きちょっと心配した。
日本がひっくり返る前にご自分がひっくり返った。
年賀状に「ニッポン、ひっくり返りましたね」と書いたら、正月明けに退院できたらしく、寒中見舞いが来た。
「まだまだこれから、もっともっとひっくり返すんだ」とのこと。(ちょっと心配)
あんたは平成の坂本龍馬か。(じじいだけど)

あんなじいさんが老体に鞭打って頑張ってるのを見ると勇気づけられる。
甘ったれてたらあかんなあと。

まあ、「不合格」の3文字を見たときは愕然としたけど、よめはんに心配させたらあかんので、「それがどうした」という顔をしてた。
風呂につかって考えるに、いや、やっぱり「それがどうした」やで、と、得心がついた。
私がやろうとしてることは社会が必要としている。
たわごとは斃れてから言おうやと。

たわごとを言います。
記述式の採点が辛い。
あと、問題3の答えは1でしょ?
なんで2ぃやのん?
これが正解なら合格やったのに。

1か2かについては資格学校の速報でも意見が割れている。
私が参加したLECの速報会では2を正解としていた。
何故2なのかは説明がなかった。
ただ、不動産受験新報という雑誌では1を正解としており、説得力のある解説が添えられている。

実質的意味の憲法についての解釈をめぐる学説上の問題。
こんな問題で合否を分けられること自体、合格に値せずと判断されても仕方がないような気がする。
答えがひとつとは限らない問題というのは過去にも結構あって、「どっちでも正解」とはならないらしい。
他の問題をちゃんと答えとけよ、ということか。

ちょっと興味深いので簡単にご説明します。
実質的意味の憲法には立憲的意味の憲法と固有の意味の憲法がある。
立憲的意味の憲法を私の言葉で説明するとこうなる。

憲法は国家権力を制限するための国家と国民の契約である。
だから現実にそぐわないからという理由で憲法改正を唱えるのは本末転倒。
そこをわかってもらわないと議論にならない。
これが立憲的意味の憲法の考え方。

実質的意味の憲法とは立憲的意味の憲法である。
日本も含め西側自由主義国の常識。
明治憲法や一部の封建的国家の憲法は憲法と呼ぶに値しない。
(だから尊重する必要はない、派兵して統治してもかまわない、という理屈になるのだろうか、わからないけど。それはそれで独善的な気がする)

固有の意味の憲法とは国家の都合だけで決めた憲法であれ実質的に憲法であるとする考え。
よその国に「あんたんとこのは憲法やおまへん」とか言ってもしょうがないので。

1は立憲的意味の憲法の考えに基づいている。
それ以外は固有の意味の憲法。
だから1が正解だと不動産受験新報では解説している。
私も同じ考えで1を正解とした。
どうでもええけど。

今日、ちょっとおもろいことがあった。
湯澤先生という立教の教授がNHK教育の「視点・論点」に出るというので、編集担当者が社内の一部にメールで通知した。
先生から「あんまり言いふらさんとって」と言われたので営業関係など限定して通知したらしい。
うちの社長はメールとかとろくさいことはせん男なので、メールのコピーを社長に持ってったらしい。
私は別の用事で社長室へ行ったんだけど、「これ、聞いてるか」と言うので「知りません」と言うと、「コピー焼いて全員に配れ」と言う。
「いや、そんなことせんでも・・・」ちゅうて。
席に戻って全員に一斉転送した。

ちなみにあのおっさん、いや、社長は、携帯電話は持ってる。
ただ、自分がかけるときだけ電源入れて、話し終わったら電源切りよんねん。
落語のネタに困ったときはあの人を観察することにしてます。

昨日、テレビを見てたら、「最近、ほめられたことありますか?」という話をしてた。
ほめられたこと。
あるある。
「落語のマクラが面白かった」とか。
「あれ、ほんとの話ですか?」とか聞かれて、「全部実話ですよ」と言うと、ますます喜んでくれる。
何人もの人にほめられて気分よかったんだけど、後で気づいたら誰も落語自体をほめてくれてない。
マクラの話しかしない。
オリジナルの演出満載で受けてたはずなのに。

あと、去年の秋だったか、定期的に通ってる心療内科の三川先生に、「あなたは男らしいわね」と言われたのが嬉しかった。
「男らしい」とか「女らしい」とか、そういう考え方は嫌いだし、公の場では絶対に言わない。
ただ、自分の価値観として「男らしい」ということは重要。
それは世間の価値観ではなく自分の価値観。
何が「男らしい」かは自分が決めてる。

受験勉強は辛いです。
去年は試験直前も出張先の和歌山のホテルで深夜まで勉強してた。
学生時代、適当に要領かましてたツケかとも思う。
人間が一生に飲み食いする水の量と米の量は決まってるというけど、なるほどなと思う。

いつまでも勉強ばっかりしてられへんし、焦りがある。
合格したら親に報告しようと思ってましたがおあずけです。
もっとも両親は、私が行政書士を目指してるなんて夢にも思ってないでしょうが。

コケちゃん兄弟には今でも水をやってます。
枯れかけてるんだけど、大事にしてます。
コケ玉は無言ですが、「それがどうした」と言ってるのが私には聴こえる。

今年も11月に向けてエンジンをかけます。
また不合格なら、ブログで発表します。
来年の今ごろ、ブログの更新がなければ、「あいつ、やっと受かりよってんな」と思ってください。

最後になりましたが、応援してくれたゆゆちゃん、カニ助先生、そしてよめはんに感謝したいと思います。

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コメント 2

ゆゆ

ひとまずお疲れ様でした。
気持ちを切り替えてまた頑張ってくださいな。
また応援しますわ。
by ゆゆ (2010-01-28 07:57) 

リス太郎

ごめん、気づかんかった。無視してたんちゃうで。
by リス太郎 (2010-03-20 20:45) 

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