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ジュンク堂書店池袋本店 第1回人文書系出版社6社合同フェア開催中

今月一杯、ジュンク堂書店池袋本店1階でよくわからないフェアをやってます。
何がよくわからないって、テーマがバラバラ。
サラダボウルのようなフェアです。
リス太郎の写真入りのポップもぶっ立ててるのでネコひげでも書いてください。
(怒られても責任とれませんが)

第1回 人文書系出版社6社合同フェア
アノ出版社のココでしか出会えない、ちょっと通好みな30冊!

場所: ジュンク堂書店 池袋本店1階
期間: 2011年2月4日-2月28日
参加出版社: 明石書店 柏書房 新人物往来社 新泉社 新評論 新曜社
明石書店出品書籍:
『写真集「芸人 マルセ太郎」』
『マルセ太郎 記憶は弱者にあり』
『写真で見る在日コリアンの100年』
『大発作』
『ヨーロッパの祭りたち』

昔、うちにいた新人物往来社のU君から誘われて出品しました。
彼は食品業界から転職してきた私に、「取次ってなに?」とか「正味って?」とか教えてくれました。
(あらかじめ勉強して知識としては知ってましたが)

私よりだいぶ若いんだけど、出版社をいくつか転々としてますます生意気になってる。
あいつの腹立つんは真面目な話をしてるときにくだらないボケをかますこと。
俺がツッコミにまわらなあかん奴はやりにくいんや。

ポップに営業担当者の顔写真をのせるのが出品の条件だったはずやけど。
なんでお前の顔が飼い猫やねん。
明日から飼い猫に出社させろよ。
君は家でキャットフード食ってなさい。

まあいいや。

個性的な出版社が集まって面白いと思います。
中でも特に面白いのは明石書店です。
だって俺が選書したんやから。

テーマの中心はマルセ太郎。
リス太郎はマルセ太郎と岡本太郎が大好き。(キダ・タローも好き)

いまそんな気分じゃないけど真面目な話。

日本人の人権感覚の欠如が危機的な状況まで来てる。
一番の責任はマスコミにあると思う。
だからわしらのような小さな出版社が気を吐かねばならない。
何でも景気のせいにして言い訳してる場合じゃない。
仕事は使命感でやるもんや。

(関係ないけど藻谷浩介という政投銀行の参事役が書いた『デフレの正体』(角川Oneテーマ21)という新書が面白い。ビジネスパーソン必読)

マルセ太郎の言葉をもう一度深くかみしめたいと思う。
特に若い人に読んでほしい。
どう読むか、どう感じるか、それは個人の自由です。
しかし、どんな読み方をしたとしても、ずしりと感じるものがあるはず。
本物の人間の言葉には魂がこもっている。

「本物」ということを考えたい。
「本物」の反対は「うそ」です。
私は自分が「うそ」になるのが一番怖い。

私の尊敬する芸人の松本人志さんが遺書だか松本だかで書いてた。
ドーピングとか薬物を使っていたというだけでその人がうそになると。
私は薬物に依存してしまう弱い人の気持ちもわかるのでノリピーの味方ですが、松本さんの言わんとすることはよくわかる。
薬物を使用することが「うそ」かどうかは別として、私という人間の存在、人生そのものがうそになることはどうあがいても怖い。
心臓が止まり瞳孔が開くまでは油断できんのです。

なにゆってるかわかる?

今の世の中、社会、あまりにも「うそ」が多い。
ニセモノが多い。
ニセモノにならないために、本物に触れてほしい。
ニセモノを見抜く目を養ってほしい。

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コメント 5

ゆゆ

高崎にもジュンク堂ができたよ。
誘惑がたくさんあるから本屋さんにはなるべく近寄らないようにしてる~
落書きしてあったら、私の仕業ということでw
by ゆゆ (2011-02-10 22:25) 

リス太郎

俺の代わりに営業してきて。
by リス太郎 (2011-02-17 06:59) 

ゆゆ

えーっ!時給いくら?w
by ゆゆ (2011-02-25 00:08) 

リス太郎

ぼんぼちぼちぼちさんへ
ご訪問ありがとうございます。
by リス太郎 (2011-03-20 11:57) 

リス太郎

ご来店くださった皆様、有難うございます。
by リス太郎 (2011-03-28 12:45) 

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