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在留資格「高度専門職」からの永住許可申請につき [外国人問題]

2016年4月16日付日本経済新聞朝刊一面トップ。
「永住権緩和で人材誘致」と大見出しの記事ですが、誤解なきよう簡潔にまとめます。

http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS15H5F_V10C16A4MM8000/

本記事で言う「永住権」は従来からの永住許可のことです。

http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-4.html

在留資格「高度専門職」二号は永住権とは違いますが在留期間が無期限になります。
高度人材ポイント制については次のサイトに。
ポイント計算表もここからダウンロードできます。

http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_3/index.html

         ---

1.日本の永住権申請には原則10年の日本継続在留が必要

2.在留資格「高度専門職」の方の場合、同資格にて5年継続在留すれば永住権申請が可能

3.これを3年未満に短縮することを検討する

ということです。

         ---

「3年未満」とはどういうことでしょうか?1年とか2年にするんでしょうか?日本人や永住者の配偶者でなければ永住許可申請に過去3年の住民税課税納税状況を証明する資料が必要です。「高度専門職」から在留を始めた方は3年を待たずに永住許可申請できることになりますが。つまりこれは2年8ヶ月とか、3年から標準処理期間の4ヶ月を引いた期間でも申請できるということでしょうか。それとも高度専門職を取得されている以上、過去3年とかこだわらないんでしょうか。果たして公平といえるでしょうか。

そもそも「高度専門職」とはなんでしょう。人をつかまえてお前は高度だとか中度だとか低度だとか。郵便局の老眼鏡じゃあるまいし。国際的な人材確保競争や産業界等からの要請もあるのでしょうが、一般の永住許可も含めて考えねば「高度」だけを極端に優遇する不公平に陥る。

私はごく普通の方々の永住許可申請を時間をかけて取り組んでいますが、3年がかりの仕事だと考えています。3年後の申請のため今から準備するというスタンスです。審査期間は標準4ヶ月から6ヶ月、下手すりゃそれ以上かかりますが、そのための準備は3年がかりでするぐらいの覚悟が必要と思っています。それを高収入高学歴の方だけを極端に優遇する政策には積極的に賛同しかねます。

日本に来てまだ7年、8年の方へ。10年たったら永住申請しようと考えておられる方は今のうちに私にご相談ください。ご家族が日本におられる方も多いでしょう。すべて含めて適切なアドバイスをいたします。

お電話はこちらまで。

http://www.shinohara-visaoffice.com/

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コメント 4

リス太郎

夢の話やけど竜野で学会があったんや。
なんでいまだにそんな夢みるのかわからんけど。

by リス太郎 (2016-04-20 06:28) 

リス太郎

正月朝からで神戸垂水におった。車がないんでどないしょおもてたら弟がバイクをレンタルしてきよった。

by リス太郎 (2016-04-20 06:30) 

リス太郎

宅急便のステーションに大量の本が東京から送られてて。
「積めるか!」ゆうて。目が覚めた。

by リス太郎 (2016-04-20 06:32) 

リス太郎

「旅情」で検索したらこんなにありました。古いものほど面白いかもしれません。

http://jpdragon.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E6%97%85%E6%83%85

何かいたかあんまり覚えてないけどお暇つぶしに。

by リス太郎 (2016-04-20 06:37) 

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