ククリスパイスラム
久々のヒットです。「ムナル」の社長のビザ（経営・管理）が許可されました。彼が社長に就任したのは２０１９年７月１８日。「家族滞在」ビザから「経営・管理」ビザに変更せねば会社の経営ができないのですが、２度、失敗しています。３度目のお鉢が私にまわってきて申請したのが２０２０年１０月１日。そして今日、２０２１年２月１０日に許可された「経営・管理」の在留カードが発行されました。
まあ、大変なのはこれからです。緊急事態宣言で午後８時までしか営業できない。どうしても外食がしにくくなります。今日は午後６時に在留カードとパスポートを渡しに行き、社長と今後のことを話し合いました。
社会保険加入の話が出たのでその前に労働保険加入だと。社保加入にしたって社長だけ入っても意味がない。従業員全員だと。でないと会社として信用できないし、自分の永住権もとれない。労働保険や社会保険に加入していない飲食店経営会社は意外なほど多い。せめて労災保険は入ってほしい。雇用保険と社会保険については従業員の了解がいるわけですが、法律で定められているのだから入らねばなりません。これは外国人を雇用するにせよ日本人を雇用するにせよ同じことですが、飲食業界というのはそのへんの義務履行がされていない企業が目立ちます。
タンドール窯でコックが火傷したら、その医療費、誰が負担するのか。といったところから順々に教えていきます。
社長はネパールにいる妻と子を日本に呼び寄せ扶養したい。子どもはもうすぐ学齢期なので西葛西小学校に入れたい。だから急ぐ。しかし社長の給与収入は社長とはいえ家族滞在ビザだったので週２８時間しか働けず少ない。扶養能力を疑われます。そこで社長の役員報酬を株主総会で決議し議事録をつくり、写しを付して申請するつもりです。妻と子は別々に申請します。しかしリンクしていることを明記し審査官を混乱させないようにします。
あるいは子だけ先にやるか。いや、誰が面倒みるんだ。やっぱり奥さんも必要か。いろいろ考えますが、成功率は高くないと思います。あと、令和２年度課税証明で週２８時間労働ではありえない給与収入が反映されていると困ります。
そして社長の父（元社長）をコック（技能ビザ）で呼び寄せ直す作業があります。社長の父は息子に会社を継がしたものの息子のビザが「家族滞在」のままであり、経営が安定していないという理由でコックビザを取り消されました。それを言い出すと他のコックも全員危ないという話になるのですが。
社長の父はコロナのため「特定活動」というビザに変更され、期間は３ヶ月となりました。私は今月末に３ヶ月が経つため息子のビザが取れたのを機に、一気に「特定活動」から「技能」に変更をかけようと思っていたのですが、よく聞くとおとっつあんはもうネパールに帰っちゃったんだとか。だから認定（呼び寄せ）でやってほしいと。
これも問題があり、コックの人数が多すぎるんです。これ以上コックが必要か？父と暮らしたいための口実ではないのか？と入管は考えます。これをどう払拭するのか。今回の社長のビザ騒ぎで大量の資料を提出しており、「ムナル」はガラス張り状態です。
「ムナル」に限らないのですがネパール系インド料理店ひとつとっても、ここでは書けない話がいっぱいあるんです。他の国でもそれぞれあります。そんなこんなを漫画でわかりやすくおもしろいストーリーにし、日本に暮らす外国人の実態をあぶりだしながら理解・多文化共生に向けて考えていただくという企画をアニマルボイス先輩と一緒にやってるんです。これ、勇気のいる話です。どこまで本当のことを書いていいのか。誰に迷惑がかかるのか。インド料理店については全国のインド料理店に迷惑がかかります。書きたいし書かないと本当の問題はえぐりだせないのですが、どう表現するかです。
う～ん。どうするかな。法と現実の不一致か。
社長にカードを持っていったら「ククリスパイスラム」というのを一本もらいました。そして午後８時前、私は仕事を終えて帰って来た妻と再び「ムナル」へ。閉店前の店でテイクアウトを頼みました。
食後、「ククリスパイスラム」をロックで飲んでみましたが辛いのなんのって。酒に香辛料いれるなバカヤローみたいな。度数が高い上にピリ辛なので仕方なく水割りに。で、飲んでるうちにうまくなって。けっこういけるかも。
まあ、大変なのはこれからです。緊急事態宣言で午後８時までしか営業できない。どうしても外食がしにくくなります。今日は午後６時に在留カードとパスポートを渡しに行き、社長と今後のことを話し合いました。
社会保険加入の話が出たのでその前に労働保険加入だと。社保加入にしたって社長だけ入っても意味がない。従業員全員だと。でないと会社として信用できないし、自分の永住権もとれない。労働保険や社会保険に加入していない飲食店経営会社は意外なほど多い。せめて労災保険は入ってほしい。雇用保険と社会保険については従業員の了解がいるわけですが、法律で定められているのだから入らねばなりません。これは外国人を雇用するにせよ日本人を雇用するにせよ同じことですが、飲食業界というのはそのへんの義務履行がされていない企業が目立ちます。
タンドール窯でコックが火傷したら、その医療費、誰が負担するのか。といったところから順々に教えていきます。
社長はネパールにいる妻と子を日本に呼び寄せ扶養したい。子どもはもうすぐ学齢期なので西葛西小学校に入れたい。だから急ぐ。しかし社長の給与収入は社長とはいえ家族滞在ビザだったので週２８時間しか働けず少ない。扶養能力を疑われます。そこで社長の役員報酬を株主総会で決議し議事録をつくり、写しを付して申請するつもりです。妻と子は別々に申請します。しかしリンクしていることを明記し審査官を混乱させないようにします。
あるいは子だけ先にやるか。いや、誰が面倒みるんだ。やっぱり奥さんも必要か。いろいろ考えますが、成功率は高くないと思います。あと、令和２年度課税証明で週２８時間労働ではありえない給与収入が反映されていると困ります。
そして社長の父（元社長）をコック（技能ビザ）で呼び寄せ直す作業があります。社長の父は息子に会社を継がしたものの息子のビザが「家族滞在」のままであり、経営が安定していないという理由でコックビザを取り消されました。それを言い出すと他のコックも全員危ないという話になるのですが。
社長の父はコロナのため「特定活動」というビザに変更され、期間は３ヶ月となりました。私は今月末に３ヶ月が経つため息子のビザが取れたのを機に、一気に「特定活動」から「技能」に変更をかけようと思っていたのですが、よく聞くとおとっつあんはもうネパールに帰っちゃったんだとか。だから認定（呼び寄せ）でやってほしいと。
これも問題があり、コックの人数が多すぎるんです。これ以上コックが必要か？父と暮らしたいための口実ではないのか？と入管は考えます。これをどう払拭するのか。今回の社長のビザ騒ぎで大量の資料を提出しており、「ムナル」はガラス張り状態です。
「ムナル」に限らないのですがネパール系インド料理店ひとつとっても、ここでは書けない話がいっぱいあるんです。他の国でもそれぞれあります。そんなこんなを漫画でわかりやすくおもしろいストーリーにし、日本に暮らす外国人の実態をあぶりだしながら理解・多文化共生に向けて考えていただくという企画をアニマルボイス先輩と一緒にやってるんです。これ、勇気のいる話です。どこまで本当のことを書いていいのか。誰に迷惑がかかるのか。インド料理店については全国のインド料理店に迷惑がかかります。書きたいし書かないと本当の問題はえぐりだせないのですが、どう表現するかです。
う～ん。どうするかな。法と現実の不一致か。
社長にカードを持っていったら「ククリスパイスラム」というのを一本もらいました。そして午後８時前、私は仕事を終えて帰って来た妻と再び「ムナル」へ。閉店前の店でテイクアウトを頼みました。
食後、「ククリスパイスラム」をロックで飲んでみましたが辛いのなんのって。酒に香辛料いれるなバカヤローみたいな。度数が高い上にピリ辛なので仕方なく水割りに。で、飲んでるうちにうまくなって。けっこういけるかも。
おっ、ブログ更新されたということは、少しは「改善」されたということなのかな?
by アニマルボイス (2021-02-11 12:04)
アニマルボイス先輩へ
まだまだこれからです。もうしばらくお待ちください。
by リス太郎 (2021-02-11 14:28)