超過滞在の外国人女性に子どもをつくらしてしまったらどうすべきか [日本人問題]
あのときはどうだったんだっけ?と、思い出してみるも断片的にしか思い出せず。資料を探しても見当たらず。法律関係をネットで確認するうち国籍法改正予定を法務省のサイトで知り。あわてて英語とタガログ語に電脳翻訳してジャパライフのブログに載せました。これ、知らない人、多いと思う。早く実の父親を探し出して認知させねばならないという話。
https://www.japalife.jp/blog/detail/id=344
ちなみに歌川国芳の浮世絵の画像はアニマルボイス先輩からもらったものです。18才になった者が突き落とされる場面です。
マイカテゴリーはあえて「日本人問題」としました。
木村さん(仮名)は超過滞在のフィリピン人女性であるマリアさん(仮名)と生まれたての赤ちゃんを連れてうちの事務所に来ました。市役所へ行っても認知届も出生届も受け付けてくれないと怒ってました。少し態度の悪い男でした。「俺の子だから日本人だっ!」とかって。どこにも証拠ないのに。
超過滞在だと住所がないから認知届も出生届もできません。赤ちゃんも出生後60日を過ぎているので超過滞在です。
胎児認知すれば赤ちゃんは日本人として生まれるわけですが、先述と同じ理由でできません。
そっから私の記憶が飛んでるんです。資料を揃えて東京入管6階でマリアさんと赤ちゃんの在留特別許可を嘆願したんです。なんでいきなりそんなことしたのか。木村さんは独身だったはず。マリアさんも婚姻歴はなかったはず。なのになぜ?
ちなみに木村さんはお上に対して誰にでも噛みつく。私に似てなくもない。
6階であまりにも態度が悪いので私は立ち上がり、「いい加減にしろ!俺はもう帰る!」と。
結果、その場でマリアさんと赤ちゃんは東京入管に収容されました。その後、木村さんとは連絡が取れなくなりました。
私もいろいろ走り回りました。一人で市役所へ行き、事情を話し助けを求めました。これは収容前の話です。
市役所の人に事情を話していると奥から上司の男性が出てこられ、「それは木村さんの話ですね」と。「彼は椅子を蹴り上げ私に対し、子どもを持つ親の気持ちがわからないのか!と言ったんだ」と。こぶしがぶるぶる震えていました。「私は子どもを産みたくても産めない体なんだ!」と。非常に悔しそうでした。私は「私も妻の病気で子どもが産めません。お気持ち、ご察しします」と、市役所を後にしました。
ではどうすればよかったのでしょう?木村さんとマリアさんの結婚を急ぐべきだったのです。在日フィリピン公館で婚姻要件具備証明書などをそろえ市役所へ行けばいいのです。婚姻が成立したら入管に出頭するから警察に通報しないでくれと交渉する。そしてパトカーが来ないか見張る。
そして入管出頭。在留特別許可の嘆願。仮放免。マリアさんには「日本人の配偶者等」ビザ。問題は赤ちゃんなんですが、おそらく「定住者」でしょうね。そして認知。それから「日本人の配偶者等」への変更。そして法務局へ行き認知された子の国籍取得。ここまできて丸くおさまる。
なんで結婚をやらなかったんだろう?無知か?いや、知ってたやろう。なんか理由があったはずです。
マリアさんがフィリピンでフィリピン人男性と既婚状態だったのかもしれない。
しかし男というのは情けない生き物ですな。自分の子という証拠がどこにもない。
https://www.japalife.jp/blog/detail/id=344
ちなみに歌川国芳の浮世絵の画像はアニマルボイス先輩からもらったものです。18才になった者が突き落とされる場面です。
マイカテゴリーはあえて「日本人問題」としました。
木村さん(仮名)は超過滞在のフィリピン人女性であるマリアさん(仮名)と生まれたての赤ちゃんを連れてうちの事務所に来ました。市役所へ行っても認知届も出生届も受け付けてくれないと怒ってました。少し態度の悪い男でした。「俺の子だから日本人だっ!」とかって。どこにも証拠ないのに。
超過滞在だと住所がないから認知届も出生届もできません。赤ちゃんも出生後60日を過ぎているので超過滞在です。
胎児認知すれば赤ちゃんは日本人として生まれるわけですが、先述と同じ理由でできません。
そっから私の記憶が飛んでるんです。資料を揃えて東京入管6階でマリアさんと赤ちゃんの在留特別許可を嘆願したんです。なんでいきなりそんなことしたのか。木村さんは独身だったはず。マリアさんも婚姻歴はなかったはず。なのになぜ?
ちなみに木村さんはお上に対して誰にでも噛みつく。私に似てなくもない。
6階であまりにも態度が悪いので私は立ち上がり、「いい加減にしろ!俺はもう帰る!」と。
結果、その場でマリアさんと赤ちゃんは東京入管に収容されました。その後、木村さんとは連絡が取れなくなりました。
私もいろいろ走り回りました。一人で市役所へ行き、事情を話し助けを求めました。これは収容前の話です。
市役所の人に事情を話していると奥から上司の男性が出てこられ、「それは木村さんの話ですね」と。「彼は椅子を蹴り上げ私に対し、子どもを持つ親の気持ちがわからないのか!と言ったんだ」と。こぶしがぶるぶる震えていました。「私は子どもを産みたくても産めない体なんだ!」と。非常に悔しそうでした。私は「私も妻の病気で子どもが産めません。お気持ち、ご察しします」と、市役所を後にしました。
ではどうすればよかったのでしょう?木村さんとマリアさんの結婚を急ぐべきだったのです。在日フィリピン公館で婚姻要件具備証明書などをそろえ市役所へ行けばいいのです。婚姻が成立したら入管に出頭するから警察に通報しないでくれと交渉する。そしてパトカーが来ないか見張る。
そして入管出頭。在留特別許可の嘆願。仮放免。マリアさんには「日本人の配偶者等」ビザ。問題は赤ちゃんなんですが、おそらく「定住者」でしょうね。そして認知。それから「日本人の配偶者等」への変更。そして法務局へ行き認知された子の国籍取得。ここまできて丸くおさまる。
なんで結婚をやらなかったんだろう?無知か?いや、知ってたやろう。なんか理由があったはずです。
マリアさんがフィリピンでフィリピン人男性と既婚状態だったのかもしれない。
しかし男というのは情けない生き物ですな。自分の子という証拠がどこにもない。
私は3月1日に生まれ変わります。今日、28日はそのための準備とします。
by リス太郎 (2021-02-28 02:34)
ほんとは3月3日女の子の日にしたいんだけど待ってられない。
by リス太郎 (2021-02-28 02:35)
今朝の朝日社説がネットで上っていたのでジャパライフ新着情報に載せました。入管法改正案は問題ありありですよ。アニマルボイス先輩からもらった写楽を添えたのは入管への怒りを表わしています。
https://www.japalife.jp/topics/detail/id=345
by リス太郎 (2021-02-28 19:49)
なんでこんな古い話を思い出そうとしているのかというと、アニマルボイス先輩を巻き込んでいる「まんが外国人」の台本づくりをしているんです。とりあえず一作目は新たに作り直してあり、先輩にメールで送ってもいいんだけど、ご性格的に目の前にあると赤を入れたくなるようで。で、「メシの種になる仕事もやらせろ」と。相当にお忙しいようで。ブログではそんな素振りちっとも見せないんだけど。
by リス太郎 (2021-02-28 20:12)
アニボイ先輩と組んでやってるものに「落語ショート」もあります。これはいきずまってて。まずは「まんが外国人」をやろうと。「落語ショート」はもう10作以上つくっちゃったんだけど版元の反応が手厳しい。その中の『貧乏花見』の改作、『老人ホームの花見』を和楽苑でやろうと。ワードに打ち込んだものを手帳に書き直してました。老人たちは関西弁ではなく関東弁にしました。そして省いたり付け足したり。けっこう骨が折れます。
by リス太郎 (2021-02-28 20:16)
私は落語をやる場合、ある程度、頭の中でストーリーをつくり、それを裏紙に書き殴り、さらに再考して小型手帳に書きます。その手帳も真っ黒けになり、そうしているうちに独自の落語ができます。実際に演じた後、ブログとかで発表するためワードに打ち込みます。
ところが「落語ショート」をやりだすと順番が逆になる。手間を省こうとして。まず書籍用の落語をワードでつくり、それをネタに実演用の落語に手書きで変えていく。で、実演したあとワードに打ち込む。結局、二度手間な気がする。
by リス太郎 (2021-02-28 20:21)
あと『子ほめ』と『相撲場風景』を仕上げないと3月28日の第3回落語撮影会に間に合わないんだけど。とりあえず『子ほめ』の覚え直しか。「額の広いとこなんか亡くなったお爺さんに似て長命の相が…」「お爺さんそこで昼寝してるっちゅうねん」というくだりが気になるんだけど。
by リス太郎 (2021-02-28 20:26)
あと人のほめ方を教えてもらった松っちゃんが番頭に出会いほめようとして失敗するくだり。長くなるから省こうと思ってるんだけどやっぱり入れたほうがいい気がしてきます。
by リス太郎 (2021-02-28 20:28)
留学生が専門学校(専門士でなければならない)や大学を卒業して就職する場合、入管法別表第一の二「技術・人文知識・国際業務」の定める活動でなければなりません。
「本邦の公私の機関との契約に基づいて行う理学、工学その他の自然科学の分野若しくは法律学、経済学、社会学その他の人文科学の分野に属する技術若しくは知識を要する業務又は外国の文化に基盤を有する思考若しくは感受性を必要とする業務に従事する活動(一の表の教授の項、芸術の項及び報道の項の下欄に掲げる活動並びにこの表の経営・管理の項から教育の項まで及び企業内転勤の項から興行の項までの下欄に掲げる活動を除く。)」
by リス太郎 (2021-02-28 20:43)
これを在留資格該当性といいますが、相当性というものが入管法20条3項で定められています。
「前項の申請があつた場合には、法務大臣は、当該外国人が提出した文書により在留資格の変更を適当と認めるに足りる相当の理由があるときに限り、これを許可することができる。ただし、短期滞在の在留資格をもつて在留する者の申請については、やむを得ない特別の事情に基づくものでなければ許可しないものとする」
by リス太郎 (2021-02-28 21:03)
あと上陸基準省令(通称)というものが斟酌されるんです。
「申請人が次のいずれにも該当していること。ただし、申請人が、外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法(昭和六十一年法律第六十六号)第五十八条の二に規定する国際仲裁事件の手続等及び国際調停事件の手続についての代理に係る業務に従事しようとする場合は、この限りでない。
一 申請人が自然科学又は人文科学の分野に属する技術又は知識を必要とする業務に従事しようとする場合は、従事しようとする業務について、次のいずれかに該当し、これに必要な技術又は知識を修得していること。ただし、申請人が情報処理に関する技術又は知識を要する業務に従事しようとする場合で、法務大臣が告示をもって定める情報処理技術に関する試験に合格し又は法務大臣が告示をもって定める情報処理技術に関する資格を有しているときは、この限りでない。
イ 当該技術若しくは知識に関連する科目を専攻して大学を卒業し、又はこれと同等以上の教育を受けたこと。
ロ 当該技術又は知識に関連する科目を専攻して本邦の専修学校の専門課程を修了(当該修了に関し法務大臣が告示をもって定める要件に該当する場合に限る。)したこと。
ハ 十年以上の実務経験(大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校の後期課程又は専修学校の専門課程において当該技術又は知識に関連する科目を専攻した期間を含む。)を有すること。
二 申請人が外国の文化に基盤を有する思考又は感受性を必要とする業務に従事しようとする場合は、次のいずれにも該当していること。
イ 翻訳、通訳、語学の指導、広報、宣伝又は海外取引業務、服飾若しくは室内装飾に係るデザイン、商品開発その他これらに類似する業務に従事すること。
ロ 従事しようとする業務に関連する業務について三年以上の実務経験を有すること。ただし、大学を卒業した者が翻訳、通訳又は語学の指導に係る業務に従事する場合は、この限りでない。
三 日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けること」
by リス太郎 (2021-02-28 21:07)
永住者や日本人/永住者の配偶者等、定住者でなければ、「技術・人文知識・国際業務」としてフルタイムで会社等で働けない。このビザを取るには厳しい条件と審査があるわけですが、グレーゾーンが広い。東京入管は「現業労働に携わる可能性のある業務は一切認めない」です。でも通っちゃってる場合が少なくないんですよね。その更新を私がやるんだけど。「上手な先生にやってもらった」とかって。かつての私ならカチンときて「じゃあその先生とやらにやってもらえよ」と書類を投げつけるんだけど。
by リス太郎 (2021-02-28 21:12)
入管法では日本人と同等以上の報酬を得ることが必ず条件になっています。しかし実際には安価な労働力として利用されているケースが散見されます。
by リス太郎 (2021-02-28 21:14)
最初から現業労働に携わらすつもりで「通訳・翻訳」などと虚偽の申請をする雇用主が非常に多いです。私は一切、お断りしており、それがために儲からないのですが、これは非常に重い罪に問われます。「どうせばれねえよ。みんなやってるもん」。
by リス太郎 (2021-02-28 21:18)
何故そこまで厳しく規定するのかというと日本人の雇用を守るためです。しかし現実には日本人のやりたがらないきつくて辛くて賃金の安い労働を外国人が担っているわけです。
by リス太郎 (2021-02-28 21:20)
さらに問題なのは外国人と雇用主の間にブローカーが入ることです。ここに行政書士が安い見積もりをもって群がる。我々行政書士と申請人・申請代理人(外国人など)との間に第三者が介入することの危険性について申請取次のオンライン講義の小論文試験で出ました。もう期限が過ぎたので私の解答を公表します。
by リス太郎 (2021-02-28 21:27)
我々、申請取次行政書士が申請人や申請代理人から直接依頼を受けず、第三者を介して依頼を受けるということは、依頼者の意思に反する、もしくは意図していない業務処理となる危険性があり、守秘義務違反にもなり得る。また、場合によっては申請人等との契約がなされておらず、そして本人確認を行っていないという致命的な問題が起こり得る。入国管理局への申請は本人が行うのが大原則であるところ、申請取次者がその本人の確認を行っていない、会ったこともないというのは、この大原則に違反することである。申請人等の本人確認を行っていたとしても、第三者を介することにより聞き取りが不十分となる。それが虚偽申請の原因となってしまう。第三者がブローカーであった場合、偽装就労や偽装結婚に加担され、偽装された内容をもとに書類を作らされることとなる。当の申請人等は訳がわからぬまま物事が進んでおり、申請人等を騙す行為である。また、報酬額が正確に申請人等に伝わらず、トラブルとなる危険性もある。第三者を介して依頼を受けることは入国管理局に虚偽の申請をすることとなる可能性が極めて高いと同時に、申請人等の人権を軽視する行為である。当該誓約事項に違背する場合、このような不正が生じる恐れがある。
by リス太郎 (2021-02-28 21:28)
この怒濤の更新が続くと次の・・・が怖いんです。
リス太郎さんのブログなので、読者に誤解されるのではと思う点だけ。
1 写真はパブリックドメインのもので、別に私の持ち物の写真を送ったわけではありません。
2「メシの種になる仕事もやらせろ」というのは、リス太郎さんにそういう仕事を要求しているわけではなく、私が生業としている仕事の締め切りが迫っているので、今はそちらを優先しますからねということです。
3 私と「組んで」というのは間違い。「巻き込んで」のほうが正しいですね。私のほうから言うと「巻き込まれて」ということになりますか。(^^;
by アニマルボイス (2021-02-28 22:03)
アニマルボイス先輩へ
1 わかってます。「もらった」ということにしといたほうが態がいいでしょう。
2 なるほど。そういう読み方もできますな。日本語は難しい。
3 私から見れば「組んでもらっている」。先輩から見れば「巻き込まれている」。
そんなことはどうでもいいから早く現金がほしい。折半してジローでお祝いしましょう。
by リス太郎 (2021-02-28 22:13)
明日、うつが明けるので頭のトレーニングをしています。肩の力を抜いて頭をやわらかくする。あっそうだ!アニマルボイス先輩に原稿おくっちゃおう。締め切り迫ってるかなあ?
by リス太郎 (2021-02-28 22:16)
生まれ変われたかなあ。
by リス太郎 (2021-03-01 19:08)
住民税の第4期を払うの忘れてて督促状が来た。こんなのも永住権とるのに汚点になるのよね。
by リス太郎 (2021-03-01 19:09)
永住申請の課税納税証明の提出年度が一昨年7月(たしか…)から変わりました。就労系の外国人は3年から5年に、定住者も3年から5年に、日本人や永住者や特別永住者の配偶者や実子の場合は1年から3年。これは何を意味するかというと、それだけ長期の納税状況をチェックされているわけで、1年でも非課税があると永住権は取れないと思います。日本で暮らす上での安定的継続性をみているわけですが、5年は辛い。
by リス太郎 (2021-03-01 19:18)
おっと、ムナルへ行く時間。議事録にハンコ押してもらう。
by リス太郎 (2021-03-01 19:19)