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二代目冷蔵庫襲名披露

結婚して大阪守口に居を構えてから27年ともに暮らした。東京にぐらぐらと運ばれたのが17年前。阪神淡路大震災と東日本大震災を経験。我々夫婦のおなかを支え続けてきた冷蔵庫が1年前より体調の不良を訴え床は水浸し。会社を立ち上げたばかりの上、持病を抱えふんばる私に遠慮して妻は冷蔵庫を買いたいと言い出せずにいた。無神経な夫は水がしたたり落ちて床に水たまりができようがお構いなし。困った男である。

男はいまブログというやつを書いている。日付が変わるのを待つため江州音頭を聴きながらテンポに合わせて上方落語『青菜』のネタ繰りをしていた。「落語バカ」である。さっき稽古したばかりなのに。おかげさまで三席ともそれらしくなってきた。間違えれば間違えるほど誤魔化し方がうまくなる。ちょっと酒が入っていたほうがいい。って、もうだいぶ入ってるんだが。

今日は朝から妻と南砂町のスナモへ行く。目的は高座用の座布団を買うことなのだが、男は妻を上島珈琲に誘うはずである。そして緑風出版様への原稿を取り出し無理やり読ます。で、感想を聞く。ダメ出しをもらう。しょげて南砂町へ。妻はスナモに残りウィンドーショッピング。帰ったら帰化の仕事をやらねばならない。

男はそのまま大手町へ。千代田線に乗り換え代々木上原へ。小田急に乗り換え下北沢へ。舞台女優志望だった妻もうらやむ演劇の聖地である。ああ、そうか。色紙4枚を忘れちゃいけねえ。あとどっかで酒を買っていかねば。

男が向かうのは下北沢スターダストで午後2時開演の「第1回きよ彦BoB!」である。「座布団系女子宣言」。酒は酒好きの二つ目成りたての林家きよ彦に贈るものである。師匠の彦いちさんにも何か買いたいが好みがわからない。あと財布の都合もある。彦いち師匠と仲良くなるのは次回以降としたい。いずれ男は彦いちの弟子となり林家そめ彦として芸能界デビューを果たすのである。

色紙が4枚いるのは1枚はきよ彦。1枚はやま彦(びこ)。あとの2枚は予備であり他の出演者もみんなもらってこようと。余ればというか彦いち師匠が来られておれば彦いち師匠にもらう。そのためにこの一週間ほど「林家彦いち」という落語家について調べまくった。なんかよくわからんというか捉えどころのない噺家である。新作落語を得意とするのだが古典もなかなかの腕。古典の中にも現代的発想を多分に盛り込んでいる。私より年下なので「彦いち」と呼ばせてもらう。

今日は業者に引き取られた冷蔵庫の通夜である。そして冷蔵庫は深い土に埋められる。しかし機械なので完全には死んでいない。地下の電気に触れて「ウイーン、ウイーン」と声をあげ墓穴から這い上がる。そして人々の肝を凍らせるのであった。

ってか?

新しい冷蔵庫はうわさの三菱電機。こげ茶色のボディーがかっこいい。背が高く中へ入れるのに業者の兄ちゃんも一苦労。

これは新しい冷蔵庫の内部。

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水屋をどかさねば冷蔵庫が入らないので朝から夫婦で茶碗などをどける。私の仕事場はこんな様子。

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床も食器類で足の踏み場がない。

おっと、気がつきゃ夜更けのいい時間。いろいろ話はあるけれど。川柳二句でも詠んでみて。おあとと交代いたします。みなさん体に気を付けて。ワクチン打ったらすぐコロリ。たとえ百まで生きたとて。中風で手足が自由にならぬ。入れ歯でコウコ噛むようじゃ。恋も未練もなんのその。行きつく先は三途の川のステーション。片道限りで。往復切符のあるじゃなし。

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中野新橋のガールズバー

「頑張ってるかい?」
「おー!」

コロナで死ぬ前に遊び倒そうぜ。

【らくだ句会に入れてもらえない「落語バカ」の川柳二句】

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リス太郎

これは7月4日のブログです。明日のうちに7日分は無理やな。「昨日」「おとつい」「さきおとつい」「-4日」「-5日」作戦でいこか。でもどっかで量産しないと借金がたまる一方やな。ブログ毎日更新は大変よしかし。
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