ウルフ・アロンは背負い投げができないのか?
せっかくオリンピックをやってるのでオリンピックの話題をひとつ。ここにウルフ・アロンという一人の大男がおりまして。東京は葛飾柴又…だとかっこいいんだけどゲスな街・新小岩のご出身だとか。さすがの江戸川区も新小岩は領土に入れたくないらしく。でも代わりに小岩を任されちゃって江戸川区の品位を落としまくってるという。それはともかくウルフ・アロンって男、父親がアメリカ人で母親が日本人という。いわゆるハーフってやつですが。2020東京オリンピックで100キロ級で金メダル。左組手で得意技は大内刈り。3年後も活躍が期待される逸材でげすが。
って、江戸落語家じゃあるまいし。
今日の柔道混合団体はじっくりと見させてもらいいろいろ感想があった。妻と一緒にテレビを見てたけど、決勝戦で新井千鶴がクラリス・アグベニューに負けた時点で、「あ~あ。もうあかんわ」って、まだ始まったばっかりなんだけど。総体的にフランスの柔道は好きになれないのだが、強かったわな。銀でええんちゃう?日本はよくやったと思う。3年後に金を目指して練習に励んでほしい。
これで東京オリンピックの柔道種目はすべて終了ということだが、いつも思うんだけど畳の上でガッツポーズはやめろ。見苦しい。お前は白鵬か。
混合団体で金メダルに輝いたフランスの全員そろっての畳の上でのはしゃぎっぷり。柔道経験のない人でもいい気はしなかったと思う。礼に始まり礼に終わる。勝っても顔色変えず負けた相手をいたわり健闘を称え合うのが柔道の精神。少なくとも日本柔道はそれを徹底してほしい。なのにみっともない柔道家が日本にも多いこと多いこと。そういう人はいくら強くて技が綺麗でも好きになれない。
例えば安部一二三・詩の兄妹。妹の詩は畳の上で歯をみせて笑顔になった。私が柔道をやっていた頃なら監督の体罰が待っていた。あとインタビューで「お兄ちゃん」はやめろ。「兄」やろ。そんな常識もないのか。一方、一二三の態度は好ましかった。畳をおりるまで笑顔を見せなかった。
柔道でも剣道でも相撲でも空手でも、たぶんだけどテコンドーやフェンシングでもそうだろうけど、勝って喜ぶ気持ちは心の中にしまって他人には見せないものだと思う。ここが武道が一般スポーツと違う所以だと思う。
まあそんな話をしだすとキリがないので本題に入る。
混合団体での日本ウルフ・アロンと仏テディ・リネールの闘い。ウルフには勝機が何度もあった。リネールのような長身の選手には背負い投げが有効。なのにウルフは最後まで背負い投げにいかなかった。できないのか。
ネットで調べると根性論だけで日本を世界一の柔道集団にしようとして失敗した篠原信一元監督のウルフに関する解説記事が出てきた。ウルフは左背負いに極端に弱いらしい。それを克服するためにどうしたかという自慢解説なんだけど。
左背負いに弱いということは合い四つ。ケンカ四つなら強いのか。よくわからん。自分も背負い投げを練習すればかけられて投げられることも少なくなるはず。なぜ背負い投げをかけないのか。私は柔道好きだがすべての柔道の試合をチェックしてるほど暇じゃない。しかし今オリンピックでのウルフの試合を見る限り、彼が背負いに入るのを見た記憶がない。
ウルフ・アロンに言いたい。背負い投げを練習したほうがいい。テディ・リネールはもう32才でパリに出てくる可能性は低い。でも大柄で長身の選手はこれから更に増えてくる。そのうち相撲みたいになるんじゃないかと危惧する声もある。そんな相手には背負い投げ。大いに研究してほしい。
撮影:アニマルボイス
題名:イルミネーション
オリンピック・パラリンピックにふさわしいんじゃないかと思い選びました。
どうでもいいけどオリンピックだけやってパラリンピックは中止にしようとか考えてるんじゃないだろうな。
って、江戸落語家じゃあるまいし。
今日の柔道混合団体はじっくりと見させてもらいいろいろ感想があった。妻と一緒にテレビを見てたけど、決勝戦で新井千鶴がクラリス・アグベニューに負けた時点で、「あ~あ。もうあかんわ」って、まだ始まったばっかりなんだけど。総体的にフランスの柔道は好きになれないのだが、強かったわな。銀でええんちゃう?日本はよくやったと思う。3年後に金を目指して練習に励んでほしい。
これで東京オリンピックの柔道種目はすべて終了ということだが、いつも思うんだけど畳の上でガッツポーズはやめろ。見苦しい。お前は白鵬か。
混合団体で金メダルに輝いたフランスの全員そろっての畳の上でのはしゃぎっぷり。柔道経験のない人でもいい気はしなかったと思う。礼に始まり礼に終わる。勝っても顔色変えず負けた相手をいたわり健闘を称え合うのが柔道の精神。少なくとも日本柔道はそれを徹底してほしい。なのにみっともない柔道家が日本にも多いこと多いこと。そういう人はいくら強くて技が綺麗でも好きになれない。
例えば安部一二三・詩の兄妹。妹の詩は畳の上で歯をみせて笑顔になった。私が柔道をやっていた頃なら監督の体罰が待っていた。あとインタビューで「お兄ちゃん」はやめろ。「兄」やろ。そんな常識もないのか。一方、一二三の態度は好ましかった。畳をおりるまで笑顔を見せなかった。
柔道でも剣道でも相撲でも空手でも、たぶんだけどテコンドーやフェンシングでもそうだろうけど、勝って喜ぶ気持ちは心の中にしまって他人には見せないものだと思う。ここが武道が一般スポーツと違う所以だと思う。
まあそんな話をしだすとキリがないので本題に入る。
混合団体での日本ウルフ・アロンと仏テディ・リネールの闘い。ウルフには勝機が何度もあった。リネールのような長身の選手には背負い投げが有効。なのにウルフは最後まで背負い投げにいかなかった。できないのか。
ネットで調べると根性論だけで日本を世界一の柔道集団にしようとして失敗した篠原信一元監督のウルフに関する解説記事が出てきた。ウルフは左背負いに極端に弱いらしい。それを克服するためにどうしたかという自慢解説なんだけど。
左背負いに弱いということは合い四つ。ケンカ四つなら強いのか。よくわからん。自分も背負い投げを練習すればかけられて投げられることも少なくなるはず。なぜ背負い投げをかけないのか。私は柔道好きだがすべての柔道の試合をチェックしてるほど暇じゃない。しかし今オリンピックでのウルフの試合を見る限り、彼が背負いに入るのを見た記憶がない。
ウルフ・アロンに言いたい。背負い投げを練習したほうがいい。テディ・リネールはもう32才でパリに出てくる可能性は低い。でも大柄で長身の選手はこれから更に増えてくる。そのうち相撲みたいになるんじゃないかと危惧する声もある。そんな相手には背負い投げ。大いに研究してほしい。
撮影:アニマルボイス
題名:イルミネーション
オリンピック・パラリンピックにふさわしいんじゃないかと思い選びました。
どうでもいいけどオリンピックだけやってパラリンピックは中止にしようとか考えてるんじゃないだろうな。
高校の一時期、剣道部に在籍していましたが、試合が終わり勝敗が告げられ、互いに竹刀を出して礼をし、竹刀を収めて試合場(の枠)から出るまで歯を見せるなということは厳しく言われましたね。
パラは、金にならんからねえ。本当は中止にしたいんだけど、障害者差別のレッテルを貼られるのが怖いので、様子を見ているところだと思いますよ。
by アニマルボイス (2021-07-31 21:46)
アニマルボイス先輩へ
そうですよね。それが武道です。私の高校の柔道部監督の口癖は「畳の上で歯を見せるな」でした。ちょっとでもにやつけばビンタでした。体罰がいいとか悪いとかはともかく。隣りに剣道場がありましたが、やはり同じような指導と教育でした。そういった武士道精神が失われていくのは哀しいことです。
パラですがやはり金の問題です。コロナを理由に中止にし、「東京五輪はパラはなし」ってなシナリオが描かれていると私は見ています。
by リス太郎 (2021-07-31 22:26)
きよさんの新記事 「黒い雨」
https://kiyokiyo-goodluck.blog.ss-blog.jp/2021-08-01-1?niced=1&time=1627775727
雨がふるふる しゃんとふる 母さんこの雨 なんの雨
名前のない雨 黒い雨
by リス太郎 (2021-08-01 08:57)