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第27回扇好亭一門会 『皿屋敷(酔平版)』(別名『河童黄桜』)口演録

2016年11月26日(土)、鬼子母神は割烹大倉さんにて27回目の一門会があり中トリを務めさせていただきました。こんなふざけたネタで。しかしまあ、よく27回もやるよなと。アホちゃうかと。やるほうもやるほうやけど見に来るほうも見に来るほうやと。題して「岡さんと扇好亭一門のあったかほっこり落語会」。「いい風呂」で風呂グッズ集めて。ソープの優待券はさすがになかった。スケベ椅子も。私のほうの演目は『皿屋敷』の改作。姫路城に行かれたら公園内に針金で口をふさがれた古井戸があります。お菊井戸といいましてこの落語の舞台です。

          ---

今日は島田さんと春ちゃんがお休みとゆうことで。時間はたっぷりあるさかいとゆうのでマクラに時間をかけようと思ってましたが。なんか気ィついたら押してるみたいで。今日の落語は短くするのがしんどいんですよ。で、もう忙しいゆうのもあって直前に、馬場先輩にメールしたんです。「『皿屋敷』やめて『西葛西ガールズバー物語』でもいいですか?」って。したら「う~ん。『ガールズバー物語』は是非聞きたいけど今回は『皿屋敷』でいこうよ。もうチラシつくっちゃったし」とかって。で、まあ、しょうないのんで『皿屋敷』を稽古するんですけどほんと時間なくて。やっと短くして18分なんですわ。これ以上は無理なんで、そこにガールズバーの話なんかしてたら後の方に迷惑かかるんで。で、西葛西のガールズバー「ル・リアン」ですが…って、結局やるんですが…(爆笑)

発端はうちのよめの入院なんです。子宮摘出手術をしよりまして。生意気にも聖路加国際病院に入院しまして。あれ、「せいろか」と書いて「せいるか」と読むんですが。宮内庁は「せいろか」ゆうてましたが。正しくは「せいるか」です。で、まあ、こんなしがないフリーランスですんで毎日のように仕事の途中に聖路加に見舞いに行くんです。で、手術の日。全身麻酔で6時間以上かかる大手術なんです。手術の日、終わって2時間ぐらい経った頃を見計らって病室行ったらもぬけの殻ですねん。ベッドも何もかもないガランとした状態。これ、怖いことありません?私はめっちゃ怖かったです。こうゆうとき男はあきまへんね。びびっちゃってからに。で、内心あわててるんだけど落ち着いたふりしてナースステーション行って。誰もいいひんさかいぼつっと立ってて。しばらくしたら看護師さんが来られたんで、「あのう、妻の夫ですが夫の妻の病室に夫の妻がいないんですが」ゆうたら、「ああ。はいはい。いま呼び戻してきます」ゆうて。こうゆうときあきまへんね。ついボケたくなるとゆうかギャグを言いたくなる。「あの世から?」ゆうて。「まあそんな。大丈夫ですわよ。おほほ」ゆうて(なぜか大爆笑)。

で、まあ、よめが入院してる間ァにガールズバー通いが癖になりまして。延長、延長、また延長。金とりに戻ってまた延長。しまいには銀行いって閉まってて。コンビニも取り扱い時間外。挙句の果ては郵便局も閉まってて。西葛西駅前郵便局の前で星空ながめながら涙ぐんで。店もどったら「延長どうされます?」ゆわれて。

この話を小説にしてどっかの出版社から出してもろて、直木賞とって、ついでにドラマ化もしてもらおうかと。それはともかくこんな話ばっかりしてられへんので落語をやりますが。

          ■

松ちゃん「ほたら何か?ここにおるもんみな皿屋敷のこと知らんのかい。おかしいやないかい。よそのもんがみな知っとうのにわしら姫路のもんが知らんてな。こんなこっちゃな、またわしみたいに旅先で恥かかんとも限らん。裏のおやっさんに聞きにいこやないか」
正はん「裏のおやっさんてあの六兵衛か?」
松「そや」
正「そらやめといたほうがええ」
松「なんでや?」
正「なんでてあんな口の悪いおやっさんないで、しかし。そんなん聞きに行ってみィな。ボロクソに言われるだけや」
松「かまへんやないかい。知らんことをたんねに行くねや。何が悪いねん。ほたらみな行くど」

          ■

い「おやっさん、こんにちは」
ろ「こんにちは」
は「こんにちは」
に「こんにちは」
ほ「こんにちは」
へ「こんにちは」
と「あにょあせよ」
六兵衛「おうおう。ちょっと寒なって雪が降った思たら、近所のあちゃらもくれんがロクでもないスコタン並べて失せさらしよったな。で、今日は何さらしに失せさらしよったんじゃい」
松「え~。おやっさん、こんにちは」
六「誰や思たら松やないけ。聞きゃわりゃ、伊勢参りさらしてけつかったんやて。ふん。ど甲斐性もないくせに伊勢参りてな。で、いつ戻って失せさらしたんじゃい」
松「え~。いま~戻って~失せさらしました…。いや、おやっさん。おやっさんにちょっとたんねたいことがおまして。とゆうのは、この姫路に皿屋敷てなもんがあるんでやすかい?」
六「待て待て待てィ!見りゃワレ、まだ草鞋はいたまんまやないかい。草鞋も脱がんとわしとこ皿屋敷ききに来るちゅうとこ見ると、何やなワレ、旅先で皿屋敷のこと聞かれて、よう答えんと恥さらして失せさらしよったな」
松「ええ、まあ、そうゆうようなこって…。そんなんあるんでっか?」
六「何も知らんガッキャのう。この城下をな、西ィ外れたとこに大きな井戸のある古い屋敷があるやろ?」
松「ああ、あれやったら俥屋敷…」
六「そうや。土地のもんは俥屋敷と呼ぶが、皿屋敷とはアレのこっちゃい」
松「な~んや。俥屋敷のことですかいな。俥屋敷ならみな知っとうわいなァ…。そやけどおやっさん、あんな古い屋敷がなんでそない有名だんねん?」
六「昔、この姫路にな、青山鉄山とゆう代官がおった。その腰元に黄桜とゆう、そりゃあ別嬪なオナゴがおってな。鉄山、この黄桜に惚れよったんや。で、鉄山、あの手この手と黄桜を口説くがゆうことを聞かん。とゆうのも、黄桜には菊正宗とゆう愛する夫がおっての。この夫に操を立ててゆうことを聞かなんだ…。ちなみにな…黄桜も菊正宗も河童じゃ」
喜ィ公「へ!?河童?河童ゆうたらあの頭にお皿のある?カッパッパーカッパッパーキーザクラーで、黄桜でっか?」
六「そうじゃ。で、なんぼ口説いてもゆうことを聞かんもんやさかい、鉄山、可愛さ余って憎さ百倍ちゅうやっちゃ。逆に黄桜をいじめたろうとした。で、鉄山、考えた。青山家に代々伝わる葵の皿、十枚一組、これを黄桜に預けることにした。“こりゃ黄桜。これは身共の先祖が将軍家より拝領したる大切な皿。万一(まんいつ)のことあらば、この鉄山、身に代えてでも申し訳を立てねばならぬ。必ず粗相のないように”聞いて黄桜、驚いた。“そのような大切な品、腰元風情のわたくしに…”と思うたが、主命はもだし難し。“かしこまりました”と部屋へ持ち帰り大切になおしといた。で、鉄山、黄桜が川で泳いでる隙に部屋へ忍び込み、皿を一枚、抜き取ったんじゃ」
松「悪い奴っちゃなァ!」
六「で、鉄山、黄桜を呼び、“こりゃ黄桜。過日、預けておいた葵の皿、急に入り用じゃ。ここへ持って参れ”“かしこまりました”黄桜、部屋へ戻って皿を持ってきて中を検める。が、何度数えても一枚足らん。九枚しかない。そりゃそうじゃ。鉄山が一枚抜いとるさかいの。“こりゃどうしたことか”と泣き崩れている黄桜を上から冷ややかに見下ろした鉄山、“こりゃ黄桜!もう一枚の皿はどこにある!”言われて追い詰められた黄桜、咄嗟に自分の頭のお皿を外し、“ここにございますぅ”ゆうたもんやさかい鉄山、怒ったの怒らんのて。“おのれこのくされ河童!葵の皿と河童の皿を一緒にするとは何事ぞ!”髪の毛つかんでずるずるずる。井戸端まで連れてって井戸の水をば、ザバーッ、ザバーッ…」
喜「河童、喜んだでっしゃろ?」
六「なんでや?」
喜「お皿の水が乾いてて」
六「知るかそんなもん。黙って聞け。あまつさえ、縄で縛って井戸の中に吊るした。で、上げたり下げたり下げたり上げたり。半死半生になってるところへ弓の折れをもってビシーッ、ビシーッ。“ひえ~っ。たとえこの身が責め殺されても、盗みの汚名が哀しゅうございます。どうぞ今一度、皿の数を検め直させて下さいまし”ゆうてる奴をば、“じゃかァしィわボケィ!”と長い奴をズラッと抜いて肩から腰へかけてズバッと…」
松「斬ったか?」
六「袈裟懸けじゃ。返す刀で縄の結び目をプツッ。黄桜、井戸の底へドボーン。河童の川流れと言いたいとこじゃが、井戸の底では流れることもできず。ぷかぷか浮いて。憐れな最期じゃ」
松「はー。そら、可哀想でんな」
六「で、鉄山、“ああ、これで腹の虫が癒えたわい”と館へ戻り、大きい奴で冷や酒をばグウ~ッとやってゴロッと寝てしまうぅ…腰元どもはあたりを片付け…おのおの部屋へ戻ってしまうぅ…世間は…しィ~~んと…静まり…返ろうが…ナァ…」
喜「ひぇえ…ひぇぇえ…ひぇぇぇぇぇえ…」
六「けったいな声出すな」
喜「そうかて怖いんですもん」
六「お前の声のほうがよっぽど怖いわ。黙って聞いとれ。丑三つの頃になるとゆうと黄桜が沈んだ井戸の底から青い陰火がぽぉーっと上がり、すぅーっと鉄山の館へ飛んで行く。寝ていた鉄山、胸元をば締め付けられるような苦しみで目を覚ますと枕元にはなんと黄桜の姿。“おのれ迷うたな!”枕刀をもって斬りつけようとするが姿は消える。“う~ん。夢であったか。ああ、下腹が痛い。厠へまいろう”。厠の戸を開くとゆうと中に黄桜の姿。あわてて戸を閉め取って返す廊下の隅に黄桜の影…。いかな鉄山も、半狂乱になって…そのまま狂い死にに死んでしもたんじゃ」
松「おっそろしいもんでんなァ」
六「人の一念とゆうのは怖ろしいもんじゃ」
松「そやけどおやっさん、それ、だいぶと昔の話でんな」
六「おう。話は昔やが、幽霊は今でも出るど」
松「今でも?」
六「毎晩時刻たがえず、俥屋敷の井戸の中から出よる」
松「へ~っ。そらおもろいな。今晩、見に行ったろ」
六「あっさりゆうな。行くんはええけどな、気ィつけて行けよ」
松「何に気ィつけまんねん?」
六「黄桜の幽霊は出てきたら皿の数を数える。一枚二枚と数えるわけやが、九枚~とゆう声に怨念がこもっとるさかいな。この九枚~とゆう声を聞いたら、ガタガタッと震えついてコロッと死んでしまうねや」
松「そら怖ろしいでんな。ほやけどその九枚~ちゅうのを聞かなんだらよろしいねやろ?七枚~ぐらいで逃げて帰ってきたら、どもおまへんな」
六「そうゆうことになるな」
松「どや、みな。おもろいやないかい。今晩あたりみなで見に行こやないかい」
喜「そやけど幽霊があんじょうよんでくれたらええで。ひょっと根性の悪いよみようしよったらどうする?」
松「根性の悪いよみようてどんなや?」
喜「五枚~、六枚~、七枚八枚九枚っ!」
松「そんなおかしなよみようするかいな。なあ、みなで見に行こやないか」

とゆうんで、俺は行く、俺は行かんと二手に分かれます。行くとゆうた人間は宵の口から集まって、車座になってちびちび酒を飲んどります。

松「もうそろそろええ時間ちゃうか?出かけよか」
清やん「よかろう!」

          ■

ぽいっと表へ出ます。姫路といえば今ではずいぶんと繁華な土地ですが当時は田舎の城下町。城下をちょっと外れますとゆうと寂しいことはこの上もなく。鎌を研いだような月の下、田んぼや畑や藪の中をば細ォい道が続いております。そこをひとかたまりの人間がとぼ~とぼ。

喜「ひぇ~、ひぇ~、ひぇぇぇ~っ。清やん、清やん」
清「なんや、喜ィ公」
喜「俥屋敷の塀が見えてきた~」
清「たりまえやんけ。俥屋敷さして歩いとうねん。見えィでか」
喜「こない早く見えるとは…ひぇ~ひぇぇ~。清やん、清やん」
清「なんやねんうるさいな」
喜「せっかくここまで来たけどな、わい、もう帰らしてもろてもええかな?」
清「ええ?なんでや?」
喜「そうかて、俥屋敷の塀が見えただけでこないにゾクゾクッとするねんで。ひょっと井戸の傍まで来たら、ガタガタッと震えついて、幽霊も見んままにコロッと死んでしもたらなんにもならんさかい去なしてもらいたい~」
清「チッ!しょうもない。帰れ帰れ!去ねダボ!その代わりゆうとくぞ。これから道で会うても友達てな顔してくれるなよ。お前みたいなアカンタレが友達仲間におると思うと情けないわ。去ねアホ!帰れ!」
喜「辛いなァ…友達仲間はぶかれるんは辛いけど…ま、命には代えれんさかいナ…ほたら、どちらさんもえらいすんまへん。勝手します。お先ィさいなら。ごめん…」
清「ちょう待ち」
喜「なんや清やん」
清「去ぬねやったらァ…気ィつけて去ねよ…」
喜「なんでそんな怖い言い方なんでそんな怖い言い方~。気ィつけるて何に気ィつけるねん?」
清「黄桜の幽霊は何も井戸から出るとは限らん。むしろ人気の少ない、寂しいとこのほうが出やすいてなもんや。わしら来しな、お地蔵さんの前とおって来たな?」
喜「ああ、藪があって裏が墓場になったある…」
清「あの前はでけるだけ通らんようにしては…去ねんわなァ…去に」
喜「去なれへん去なれへん!わいも連れてって!」
清「たりまえじゃボケ!さっさとついて来い!」
喜「あァ~…あァ~…行くゆうんやなかったァ…もし、徳さん、あんた、わいの後ろ歩いてもらえまっか?ほて、正はん、あんたはわいの前へ。そうそう。へて、みなでわいのまわりをぐるりと囲むように…これでええわ。前から幽霊きたら正はん食われてる間に後ろへシュッと逃げて、後ろから幽霊きたら徳さん食われてる間に前へシュッと逃げて、右から…」
清「何をごちゃごちゃゆうとんねん!」
喜「そうかて怖いねんもん」
清「そないゆうねやったらなァ、上を見上げてみィ!」
喜「上…うわァ!上、がら空きや!誰ぞわいの上ぇ寝え!」
清「そんなアホなことがでけるかい」

わあわあ言いながら井戸端へとやってまいります。時刻になりますとゆうと黄桜の幽霊、井戸の中から出てまいります。

黄桜の幽霊「うらめしい~鉄山どの~」
松「そォら出よったぞォ!」
黄「一枚~、二枚~」
松「数えよった数えよった。誰やもう逃げとるのん!まだ早いわい」
黄「三枚~、四枚~」
松「そろそろ逃げる準備や。尻からげして雪駄、帯に挟め!」
黄「五枚~、六枚~、七枚~」
松「そォら逃げぇ~!」

          ■▲■▲■▲■▲

清「いたたたたっ!こらアホッ!人のこけてる上からこけてくなっ!」
喜「ひゃー怖かった!ひゃー怖かった!ひゃーーーこわかったァ~…明日の晩も来よ」
清「アホかお前は。そない怖かったら行かんかったらええやないか」
喜「そやけどわい、逃げしなにチラッと見たけど、黄桜はんてええオナゴやなァ…明日もあさっても行~こおっと」

こうゆう奴が出てまいります。こうなりますとゆうと噂が噂を呼びまして、近郷近在から人が押し寄せる。紋日、お祭りとかの日ィにでもなりますとゆうと、そらもう昼間から場所とっとかな座るとこがないてな。花見みたいなもんで。
「大将、大将。井戸際のええ席、二枚おまっせ」
ダフ屋が出る騒ぎ。

こだま「今日もえ~らい人やなァ」
ひびき「そうでんな。それとゆうのも、あの黄桜はんが別嬪なさかい。私なんかね、もう二十日間も続けて通てまんねん」
こ「二十日ぐらいでえらそうに言いな。わしなんかもう三年もここ座ったまんまや」

そんなアホな奴はおらんでしょうが…

こ「そやけどなんやなァ。今日は黄桜はん、出ぇが遅いなァ」
ひ「そういえば昨日、どこぞのアホが井戸端に一升瓶そなえてましたで。今ごろ黄桜はん、ぐてんぐてんに酔っぱらって、井戸の底でクダまいてんのとちゃいまっか?」
こ「そんな幽霊おらんやろォ」
ひ「そやけど若いオナゴのこっちゃ。今日はどの着物にしょうかしらん、どの振袖にしょうかしらんと、衣装好みして、つい出が遅れるてな…」
こ「芸者やあらへん」

ゆうてますところォへ、黄桜の幽霊が出てまいります。

こ「よっ!日本一!」
ひ「大統領!」
黄「おこしやすぅ」

幽霊が愛想してますが…

こ「今日もええ声でたのんまっせ!」
黄「よろしおます。では、うらましいィ~ん、あ、鉄山どのォ~ん」
ひ「そこそこそこ!どーです?あの情のある目ぇ」
黄「一枚~、んん、二枚~、んん…」
ひ「黄桜はん、今日は声の調子がおかしいでんな」
黄「へえ、風~邪ひいてまんねん」
ひ「へえ~っ。幽霊でも風邪ひくねんなァ」
黄「三枚~、四枚~、五枚~、六枚~、七枚~」
こ「そォら逃げえっ!」

          ■▲■▲■▲■▲

かなた「押すな押すな押すな!」
はるか「はよ逃げな死んでしまう~」
か「そうかて前がつかえとるさかい先へ行かれへんねや」
黄「八枚~、九枚~、十枚~、十一枚~」
か「ちょう待てィ!幽霊、十一枚ゆうとるぞ」
黄「十二枚~、十三枚~、十四枚~、十五枚~」
か「おーい!戻ってこい戻ってこい!こんなもんなんも怖いことあるか。幽霊、十五枚ゆうとる」
黄「十六枚~、十七枚~、十八枚~、おしまい」
か「なんじゃこりゃ!バカにしてけつかる。ちょっとゆうたろかおい!コラ!黄桜!おのれは皿が九枚しかないんで、それが恨めしゅうて出てきとんちゃうんかい!それを今きいてたら、九枚十枚十一枚?挙句の果てに十七枚十八枚おしまい?人をバカにしとんか!もうちょっと商売、勉強せえ!このド阿呆!」
黄「ポンポンポンポンゆいなはんな!わてかて商売だす。そんなこと、よォお、わかってま」
か「強情なガッキャなァ。ほたらなんでそないぎょうさん皿をよむんじゃい!」
黄「風邪ひいてまっしゃないか。二日分よんどいて、明日の晩、休みまんねや」

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リス太郎

口演録にナイスつける人って珍しくない?(笑)

by リス太郎 (2016-12-01 10:01) 

リス太郎

改めまして。はじめてのドラケンさんへ
はじめてのナイス、有難うございます。

ゲームねぇ。いまもうワケわかんなくなってるね。ちょっとようついていかんとゆうか。小学生のころはテレビゲームが流行って。とゆうて買えるご家庭は限られてて。うちはおかげ様であったんだけど。これ目当てに友達が集まって奪い合い。いま考えると実に単純で何がおもろいんやと思うけど。

by リス太郎 (2016-12-01 10:07) 

リス太郎

中学生になるとインベーダーゲームで。
サテンで煙草吸いながらやるねんけど。

高校生になると麻雀ゲームで。やっぱりサテンで煙草吸いながらやるねんけど。でも柔道部の稽古が厳しかったからほとんど行ってない。稽古が始まる前、友達と付き合いで煙で充満した中を見物してた。禁煙してたので。

大学生になるとバイトと落研活動が忙しくてゲームゆうたら女子大生ナンパゲーム。京女の女坂をでんぐり返りで転がったり。ネズミのヒゲついた鼻を顔につけサテンに入って「チーズケーキ」ゆわされたり。学内全裸は当たり前。河原町を下半身裸で歩かされたり。これ、みんな上級生からの命令。絶対に逆らえない。やるしかない。

by リス太郎 (2016-12-01 10:13) 

リス太郎

ああ、稽古が始まる前とゆうことは午後の授業さぼってるゆうことね。
あと朝は1時間目が終わる直前に教室に入り、先生を脅して無理矢理出席にさせる。でも1時間目の教師が野球部や空手部や、まして柔道部の顧問だったりしたら血を見る騒ぎになるねんけど、アレ、不思議なもんやね。そうゆう怖い先生は1時間目は持たないね。

by リス太郎 (2016-12-01 10:16) 

リス太郎

高校時代のエピソード。神戸市須磨区と長田区の境、板宿にある私立瀧川高校だけど。男子校。唯一、女性がいた。保健室のおばちゃん。これがまあいい年こいたババアなんだけど人気で。女ならなんでもいいみたいな。野球部の森脇は授業中にせんずりこいてて現国の亀田にボコボコに殴られるし。殴るのいいけどその前にパンツはかしたれ。殴られるたんびにぽこちんが右へ左へ揺れるのを見ておかしいておかしいて。あと彼女ができるのはいいんだけど須磨女はやめとけと。近いからてってりばやいんだろけど。結局、隠れて付き合わなアカン。へてもって不思議なんは男ばかりだと同性愛者が増えるね。おててつないで歩いたり。けっこういた。

by リス太郎 (2016-12-01 10:23) 

リス太郎

ああ、ゲームの話か。社会人になると思い出すのは野江のサテンで。テトリスを朝までやったり。で、寮に帰ってシャワーあびて出社。なんであんな夢中になったんだろう。

テトリスとゆえば「ぷよぷよ」でっか?このへんになると私はもうゲームに興味が全くなくなってたんだけど。こないだテレビで仁井谷さんやってたけど「にょきにょき」を開発して売り出したんだとか。いまさらとゆう感は否めないけど人間どこまでもド根性とゆうか、あきらめたらしまいやね。

とゆうことで私のコメントもしまい。十七枚、十八枚、おしまい。

by リス太郎 (2016-12-01 10:29) 

リス太郎

ああ、いっちゃんのめりこんだゲームはパチンコやな。今はもうやらないけど。1年間の収支を手帳につけて、どんだけ儲かったか計算した。学生時代。儲かりまっか?儲かるわけないやろ。パチンコ屋つぶれてまうわ。それ以来、ほとんどやってない。

あと昔の女やけど。半同棲。炬燵に入ってなんちゃらゆうゲームを一緒によくやったなあ。1990年代はじめのころの話。

さ、仕事や。

by リス太郎 (2016-12-01 10:36) 

リス太郎

ビルの陰 ドウダンツツジの 赤映ゆる
木枯らしに ねじ曲がりして 忍ぶ木々

我が心中 打ちひしがれしも 焔(ほむら)立つ
            この怨念は いずれ晴らさん

by リス太郎 (2016-12-02 15:49) 

リス太郎

安倍晋三は何かとゆうと「我が国は移民を受け入れないのが伝統で」とのたまう。関係ない文脈でも使う。「移民を受け入れない」とゆうのは自民党の党是かとも思う。しかしそれは現実を直視していない。移民を受け入れないならなぜ定住者告示を作ったのか。なぜ永住者という在留資格があるのか。単なる中長期滞在者は移民ではないというのなら、国際的な移民の解釈から大きく逸脱している。その上に高度専門職に対しては永住権緩和を進める。政府の言う「移民を受け入れない」はただのご都合主義であり、やってることと矛盾している。そして現にこの国には移民がたくさんいらっしゃる。その人格を否定した発言が安倍晋三をはじめとする政府要人の「移民は認めない」発言である。そして私が一番腹立たしいのは、金持ちばかりを優遇していること。普通に暮らし、真面目に働き、つつましやかに生活し、納税はじめ公的義務もちゃんと果たしている人を「社会の除け者」にする考え方。そんな考えはもっていないとゆうなら、証拠を出せ。結果を出せ。証拠も結果もない以上、「金持ちで高額納税者以外、永住権は与えないことにしました」というのが政府の本音だと理解せざるを得ない。

by リス太郎 (2016-12-02 16:03) 

リス太郎

みんな必死なんや。日本人も外国人も。生きてゆくために。
なんでわからんのや!

by リス太郎 (2016-12-02 16:06) 

リス太郎

幸せになるために!幸せになる権利は万人にあるんや!
それを潰す権利が誰にあるんや!おう!聞いとんかオンドレ!

by リス太郎 (2016-12-02 16:07) 

リス太郎

しゃあない。理由ききにいこ。

by リス太郎 (2016-12-02 16:08) 

リス太郎

楽しいこと考えよ。昨夜はよめが「女子会」で。「女子会」と聞くと「またかよ」と思ってたけどル・リアンに通うようになってから「女子会」がうれしい。もちろんそんな素振りは一切見せない。役者だから。「あ、そう」みたいな。でも心の中は桑原和夫で「う~れち~な~うれち~な~」。で、ル・リアン。2時間いた。楽しかったけどエマちゃんとほとんどしゃべれなかった。それと帰ったらよめが先に帰ってて少し気まずかった。「飲みにいってたん?」「おう」。ほんでしまい。「どこへ?」とは聞かれず。かえって怖い。(笑)

by リス太郎 (2016-12-02 16:14) 

リス太郎

今朝は大好きな入管。進藤先生に会って。そういえば昨日も大手町で進藤先生に会った。丸の内線に向かいながら歩いてしゃべって。で、進藤先生は池袋方面、私は新宿方面。ちなみに今晩、西葛西の鳥貴族で進藤ご夫妻とわしとよめの忘年会。鳥貴族。笑い飯の鳥人ではない。東証一部上場。鳥インフルに負けるな。

by リス太郎 (2016-12-02 16:21) 

リス太郎

そんなんどうでもええねん。入管から戻って事後処理して郵便局いこかおもたら葛西郵便局のバイクがきてて。「302ある?」「あります」「ちょうらい。しのらです」「知ってます」。で、書留受け取りハンコがないさけ「青鉛筆でサインしてええ?」「ペンぐらいかします」「ペンパイナッポーアッポーペン」。

by リス太郎 (2016-12-02 16:26) 

リス太郎

だからそんなんどうでもええねん!書留はさっき行ってきた東京入管さんで。手に取った瞬間にわかった。「あちゃー」と。で、葛西郵便局配達員さんに「おおきに」とアッポーペンを返し、わしはチャリで北葛西郵便局へ。走りながら、「なんでや?なんでアカンのや?」と考え考え。郵便局で用事を済ますと大きく息を吐き、しばし瞑想。いったん考えるんやめじゃと。こんなもん封切らんでもわかったある。客への電話は明日にしようと。あ~あ。もう恨み節よ。こんなことしとったらそら貧乏よ。きついで。完全成功報酬制度は。とゆうてやで。不良品に金を取るようなインチキ商法はわしのプライドが許さん。どこまでも貫いて貫いて闘い抜いてやる。

by リス太郎 (2016-12-02 16:32) 

リス太郎

そんなんどうでもええねん。で、西船橋いって帰ってきてん。したら東京ガスが来て。「お約束の点検で~す」「約束なんかしとらん」「チラシ入れときましたが」「見とらん」「じゃ、帰ります」「帰らんでええ。入れ」「おじゃましまんにゃわ」「さっさとせえよ」「おわりますた」「早いの」「ここへサインを」「どこへ?」「この画面」「ペンは?」「ディシザペーン」「ペンパイナッポーアッポーペーン…とかゆうとう場合か?これでここにサイン?えらい時代になったのォ…」
そんなんどうでもええねん。

by リス太郎 (2016-12-02 16:40) 

リス太郎

「じゃ、どうも。3年後にまた来ます」
「おぼえとるか」

by リス太郎 (2016-12-02 16:41) 

リス太郎

どうもエマちゃんのことが頭から離れない。誰か助けてくれ。

by リス太郎 (2016-12-02 16:43) 

リス太郎

怒涛の如く、鬼となり、龍となり、陸海空を縦横無尽に疾走し、ただひたすら、アホの如く、仕事に打ち込むばかりなり。

そして年末年始は郷里に帰りたい。一人ぽつんと朝霧駅から明石海峡を眺めたい。そして明石公園に行き、ポクポクと散歩したい。中部幾次郎の銅像の前で誓いを新たにしたい。中部幾次郎から勇気と豪胆をもらいたい。こけてもころんでも手足に耳をもがれて目玉つぶされようとも、強気強気で攻めまくる攻め達磨。国家権力何するものぞ。やられたらやり返す。切腹覚悟。常に死を背負う。播州人の心意気。

by リス太郎 (2016-12-02 16:52) 

リス太郎

明日は午前中に客がくる。そこそこ長丁場になると思う。
午後からはこれに行きます。青学。

https://www.amnesty.or.jp/landing/refugee/evform.html

明後日は昼に浦安か。浦安久しぶりやな。おりるのん。

今日は仕事やめ。読書。勉強。自分を磨け。
女にうつつぬかしとる場合か。

by リス太郎 (2016-12-02 17:00) 

リス太郎

ミャンマー・ロヒンギャの海を漂う難民。あっちで追われこっちで追われ、とりつく島もないの文字通り。ピンポンゲームで海に追い返される。そんなとき、インドネシア・アチェの漁民は当たり前のように受け入れ家に泊める。漁民の言葉がふるってる。

「法がどうとかようわからんけどわしらの掟に従うたまでや」
「人間やろが動物やろが、海で困っとる奴は助けるんがわしらの掟や」

そうでないと生きてゆけない厳しい環境。それが人を優しくそして強くするのだと感じた。

by リス太郎 (2016-12-03 22:53) 

リス太郎

法無きを以て法有りと為し、限り無きを以て限り有りと為す。
エックス字に置き換えて考えると理解しやすい。
法無きを以て限り無しと為し、法有りを以て限り有りと為す。

法など初めから無いのだと悟ることで人の可能性は無限大に広がる。
自分たちの信じる法、つまり掟に基づき行動することで人間として真に正しい生き方ができ、自らも真に自由となりうる。
そうゆうことだと思う。

by リス太郎 (2016-12-03 23:00) 

リス太郎

昨夜のM1グランプリ。決勝しか見れなかったんだけど。
優勝は銀シャリ。個人的エコ贔屓では銀シャリ。
しかしいつもそうだけどシビアに公平に採点した。
私の採点はスーパーマラドーナ80点、和牛90点、銀シャリ70点。
結果、銀シャリ3本、和牛1本、スーパーマラドーナ1本。
巨人師匠、上沼さん、華丸先生が銀シャリ、松本さんが和牛、中川家礼二さんがスーパーマラドーナ。
決勝戦だけ見る限り、銀シャリのあのネタと出来栄えでグランプリはおかしい。

by リス太郎 (2016-12-05 08:08) 

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またブログ止まりがちやな
気まぐれやな
いつも読んでるのに
by お名前(必須) (2016-12-18 02:18) 

リス太郎

すいません。うつ状態で苦しんでます。
いつも読んでいただきありがとうございます。

by リス太郎 (2017-01-21 09:47) 

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早く安倍首相と自民党をこき下ろして下さい。
今書かないでいつ書くのですか?今でしょ!
by お名前(必須) (2017-03-29 09:04) 

リス太郎

今そうゆう気分じゃない。

by リス太郎 (2017-04-14 20:51) 

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今はそういう気分じゃないって、じゃあいつよ?
今の安倍に盾突かないって、今までのはもぐり??
blogやめれば?
by お名前(必須) (2017-05-09 22:56) 

リス太郎

ご忠告有難うございます。
ただ、ブログをやめるかやめないかは私の勝手(自由)です。

by リス太郎 (2017-05-21 05:42) 

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