カニ味噌通信 File No. 0025 [カニ味噌]
カニ助先生がとうとう専門分野のネタを引っ張り出してきました。
りょうしコンピューターの話だとか。
猟師？
熊に鈴つけてコンピューターで生態観測でもするのだろうか？
いや、量子コンピューターなんだそうです。
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ども。カニ助です。
「量子コンピューター実現へ一歩。原子と光で情報伝達成功」のニュース。
成功させたのは有名なマックスプランク研究所というヨーロッパにある研究機関。
こういう細かな技術開発は本来日本のお家芸なのに残念です。
東京大学や理化学研究所は一体毎日何をやっているのでしょうかね？
せいぜい、ノルマになっているくだらん研究論文をせこせこと書いて（というか研究室の助手に書かせて）教授職を狙っているだけの連中の集まりなのでしょう。
一生やってなさい。
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むかしレコードやカセットテープが記録媒体だった頃、レーザーを使ったディスクが開発され「ホントに実用化できるんかいな？」と思ったものでした。
今じゃＤＶＤなんか中国で一枚１０元で売っている。
技術のスピードとはそんなものです。
この「量子コンピューター」は強力ですよ。
原子１個１個が記録媒体なので、記録密度が一挙に飛躍的に高くなります。
最終的には携帯電話に自分の気に入った映画を何百本も記録できるイメージです。
こういう技術こそ、日本が国を挙げて開発すべきと思いますがね。
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さて、その「量子と光の情報伝達」。
新聞読んでもさっぱりイメージできない。
当然私もよく分かりませんが、原子１個、２個と数えられるレベルの極小の世界になると、われわれが住んでいるスケールの世界とは全く違う挙動が見られることがだいぶ前から分かっています。
原子の世界というとビーダマを敷き詰めたイメージしか人間は出来ませんが、もし実際に見ることができれば（出来ないんですが）、我々の常識が全く通じない挙動を原子１個１個が振舞います。
但しそれにもちゃんと法則があって、そのある法則をうまく使うことによって、原子１個１個をメモリーの代わりに使って、光を使ってその情報を取り出したり記憶させたりするんだと思います。
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「光」と言っても、「光子」という粒としても振舞うので、原子という粒と光子という粒が情報をやり取りする、と説明したほうが分かりやすいかもしれませんね。
量子コンピューターの量産化が楽しみです。
人間、やっぱり長生きすると面白いことがありますね。
特に我々が生きている時代は石油も気にせずまだジャンジャン使えて楽しい時代だと思います。
こうやって電子メールを使うこと自体、すっかり当たり前になっちゃってますしね。
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最後に、量子の面白い振る舞いの話。
ある会社の会議室には２つ並んだ扉があって、二人同時に入るとセンサーが働いて、警備室にあるランプが光るしくみ。
片方だけ人がを通過してもランプは光らない。
ある深夜、警備室で警備員がランプが何度も光るのを目撃。
たしか今晩は残業しているのは秘書の量子ちゃん一人だけのはず。
おかしいなと思いその会議室に行くと、量子ちゃんが一人、明日の取締役会の資料を抱えたりばたばたと会議室を出たり入ったりしている。
勿論、どちらか片方のドアを通って。
その光景を見ている最中は警備室のランプは光らなかったと同僚の警備員の話し。
センサーの故障だろうと警備室にもどったとたん、またランプが光り始めるのでした・・・。
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飼い主より
最後の話がよくわからないんです。
またお得意のエッチな話かと思ったら、とんでもないとのこと。
量子が我々の常識をはるかに超えた動きをするということをヒントに、カニ助先生が自作したＳＦのようです。
ただ、その理論、何度聞いてもうすらぼんやりとしかわからない。
みんなにわかるように補足原稿を書いてくれと言いましたところ、膨大な文字数になるとのこと。
しかもその理論、物理学者がもし読まれたら、反論されるであろう欠陥があるんだとか。
ますます知りたいですね。
いや、一応、私も何べんも説明を聞いたの。
でもわからん。
機会があればわかりやすく教えてほしいなと思います。
恐るべし、カニ助先生！！
飼い主がわからない話が私にわかるはずもなく・・・(－－〆)
本当は、カニではないのでは？((ﾜﾗ
by ゆゆ (2006-10-07 07:12)
いえ、カニです。
by リス太郎 (2006-10-07 23:57)