京都鞍馬口旅情 相棒のことをすっかり忘れてた私の巻 [旅情シリーズ]
翌9月16日は立命館大学朱雀キャンパスで障害学会。
昨夜の新幹線の中で気づいたんだけど開場は昼だった。
「だったら前の晩から行く必要ないがな・・・」と車窓から外をのぞくと静岡駅が走り抜けていく。
「ま、早く行って準備万端ととのえよう・・・」と思ったところが起きたの10時。
「そんなはよ行っても誰も買いにけえへんし、ゆっくりでええわ」
会場入口で挨拶すると、「もう来られてますよ」。
「え?誰が?」
そういえば編集のH氏も来るんだった。
すっかり忘れてた。
段ボールと本にうずもれ漫画みたいになりながら必死で対応してる。
笑いそうになるのを必死でこらえながら、「どーも、すいません」。
「つっ・・釣銭はどの箱に入ってるんですかっ」
釣銭は俺のカバンの中。
そんなもん段ボールに入ってるわけないっての。
段ボール10箱に机はひとつ。
すべて机にのっけるのは無理。
そこはまあコツがあり、ふたりで協力して一気に立て直す。
途端に客が来ない。
そんなもんです。
H氏はこの日の朝、東京から来たんですが、泊まるところがないと言います。
やはりどこも満室で取れなかったんだとか。
深海魚に電話する。
「もうひとり部屋あるか?」
急に愛想がよくなる深海魚。
一日ホームレスをまぬがれたH氏はレセプションに参加。
私は鞍馬口でお好み焼きを食って帰りました。
手前はモツ煮込み
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