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M-1グランプリ2007観戦記

今朝、明け方に見た夢。
200円払ってバスに乗ったら、着いたのは京都の五条。
島田紳助さんが出てきて、作業に入るからつなぎに着替えろと言う。
島田さんに言いました。
「西葛西から乗った亀戸行きのバスがなんで五条におんねん?」
「今はバスも進歩してて、うかっとしてたら五条に来んねん」

2007年12月23日、若手漫才の日本一を決めるM-1グランプリ決勝が行われた。
決勝会場は東京六本木のテレビ朝日。
決勝戦の模様は生放送され、全国のお笑いファンを楽しませた。

今年、決勝に残った8組を聞いて、優勝はキングコングしかないと思ってた。
キングコングと互角に闘えるのはトータルテンボス以外おらず、全体的に力不足な印象。
そうなると敗者復活で大井競馬場からスタジオに乱入するコンビに注目が集まる。
敗者復活戦を勝ち残るのは麒麟かスピードワゴンか、はたまたキャン×キャンか。

え?サンドウィッチマン?
仙台出身の伊達みきおと宮澤たけし。
所属はフラットファイヴ。

全くのノーマーク。
というか、知らなかった。

このコンビがなんと、敗者復活から決勝でいきなり最高得点をたたき出し、最終決戦をも制してしまったのである。

ネタはひとつ目が路上アンケートの話で、ふたつ目が宅配ピザ屋の話。
どちらも面白く、今年の王者にふさわしい内容だったと思う。

最終決戦に残ったキングコングとトータルテンボス、そしてサンドウィッチマン。
どのコンビも甲乙つけがたい出来栄えで、ほとんど僅差であったはず。
優勝したサンドウィッチマンには心よりおめでとうと言いたい。
ただ、私が審査員ならキングコングを推す。

問題はこの3組以外の決勝進出の6組。

一番がっかりしたのは笑い飯。
なんでそんな「通」しかわかんないネタを決勝にもってくるのか。
いや、あれは「通」にもわかんないぞ。
せっかく全国ネットのテレビで漫才できるのに。
あんたらも悔しいやろけど俺も悔しいわい。

私が最終決戦の次点に選ぶのはダイアン。
全国的にはほとんど無名だが、爆笑オンエアバトルにちょくちょく出てる。
漫才の基本がしっかりしてて、これからいくらでも化ける気がする。
もっと派手さがあってもいいと思う。

今年のグランプリ決勝、盛り上がりに欠けると思ったのは私だけじゃないはず。
独自の漫才、新しい漫才の形を模索するのはいいと思う。
ただ、基本が出来てないんじゃないかと疑いたくなるコンビもいた。
独自のスタイルで演るにせよ、基本ができてたらもっと違うよなと何度も思った。

4分という短い時間で勝負を決めるM-1決勝戦。
たたみかけ、盛り上げる技術の低いコンビはどうしても不利。
キングコングはこの技術において、他の最終決戦進出コンビより勝っていたと思われる。


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