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京都産業大学落語長屋OB会

先日、京産大落研(落語長屋)のOBの方から電話がありました。
学生時代、滋賀県野洲で余興を世話してもらったりずいぶんと世話になりました。
あれからもう25年近くなります。
諸先輩方も後輩たちもそれぞれのフィールドで頑張っておられるようです。

電話の向こうでねちっこい近江弁。
「あんなぁ、今度OB会の会長になってん。あさって京都で忘年会すんねんけどなぁ、あんた、来ィひんか?」
無茶ゆうなって。(笑)

全国に推定300名のOB・OGがおられるそうです。
消息不明者の連絡先を確認し名簿を作ろうとしていますが、フィリピンの遺骨収集のように難航しているようです。
私の連絡先は神戸のおかん経由で無事確認されましたが、転居などで連絡の取りようのない方も多いようです。
このブログを読んだ落語長屋のOB・OGは荒川さんに連絡してください。

笑交亭(えこうてい)えくぼ(近江落語会)のブログ
http://rakugo.shiga-saku.net/

荒川さんのホームページ
http://www15.ocn.ne.jp/~arazin/

こちらは京都産業大学落語長屋OB会のブログ
http://sagitariusu.shiga-saku.net/

「開業するんやったらなぁ、縁の深い土地でせなあかんでぇ」
そうは言ってもね。

学生時代バイトしてた牛丼屋の店長も滋賀県の人だったんですが、近江弁というのは独特の抑揚があり、間延びした中国語を聞いているようです。

今まで私は京産落研出身ということをあまり公言してきませんでした。
OB会の活動にも全く無関心でした。

でも自分で商売するようになり、人脈の大切さを実感しています。
もちろん新しい人脈を東京で築くべく、財布の中身に涙しながら異業種交流会に出席しています。
出版業界とのつながりを途絶えさせないため、落語だけでなくあれやこれやといろんな人に提案しています。

しかし私の友人知人、親類縁者の大半は関西・西日本におり、どうしても疎遠になってしまいます。
人間関係を維持してこなかったことが悔やまれます。

会社に勤めながら独立起業のチャンスをうかがっている人も多いと思います。
私からのアドバイスは、「今、あなたの隣りにいる人を大事にしましょう」ということです。
そして「古い人脈もメンテナンスしましょう」。

関西大学落研(落語大学)OBのジュンク堂の社長の下で落語やってますと申し上げたところ、
「そらぁええ、そらぁええわぁ。どんどんやりィ」
と、ねちっこい近江弁。

荒川さんのお話を聞きながら、学生時代のいろんな思い出が走馬灯のようによみがえりました。

そういえば毎年11月に寿寄席というメインイベントがあるんですわ。
http://sagitariusu.shiga-saku.net/e713110.html

後輩たちに先輩から一言。
落語やれよ。(笑) (注・やってると思います)

卒業生たちはみんなどこへ行ったのか。
私がいた当時の先輩もみんなさまざまです。

アメリカへ行っちゃった先輩もいます。
なんでアメリカに行くのか聞いたことがあります。
その先輩はおっしゃってました。

「アメリカでは差別されない」
「でも人種差別がありますよ」
「それはみんないっしょ」

寿寄席が終わると落研を卒業し就職活動に入ります。
ところが落研というのは変わり者の集まりで、そっちにベクトルが向かない人も多い。
みんながみんな、ちょっとでもいい会社へとまっしぐらなのも気味が悪い。

京都産業大学落語長屋のますますの発展に期待したいと思います。

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