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リス太郎の おっとこ塾 vol.4

前回はスピードについて講義をした。
今回は時間管理について。
おっとこ前は仕事もスマートにこなさなければならない。
そのためには時間を人の何倍も有効に使う術をどうしても身につけたい。
私もまだ未熟ではあるのだが・・・ (弱気)

仕事の出来る人ほど余裕をかましていることがある。
その反対に要領の悪い人はいつまでたっても仕事が終わらない。
もちろん、目いっぱい能力があって、発揮しているのに仕事が終わらない人もいる。
仕事量が完全にキャパシティを超えているのだ。
その場合、緊急に人の配置を見直すとかせねばならない。

余裕をかます余裕がおっとこ前には必要なのである。
へんな表現だが。

人を平気で待たせる人がいる。
人の時間を大事にしない人が自分の時間を大事にできるわけがない。
できた人物というのは人の時間を大事にする。
相手がどんな若造であれ、自分がどんな大物であれ。
あなたもおっとこ前であろうとする以上、これは実践してほしい。

時は金なりと言う。
英語では Time is money。

特に大阪商人は時間にシビアである。
時間は利の元。
金利という利を生む根源であり、また、借りた場合はコストになる。
人件費という形でとらえてもコスト。
利は元にあり。
時間を大切にしない奴に金儲けのうまい奴はいない。

大阪人はなんでも金に換算して考える。

10人が集まって1時間会議したらなんぼかかるか?
仮に人件費がひとり1時間千円とすれば(仮に、である。賞与や通勤費、福利厚生費、社会保険料の会社負担分も含めれば千円なんてありえない)、1時間1万円である。
1分1秒でも早く終わらすべきである。
人数が多くなるほどシビアになるべきである。
特定の人間にしか関係のない案件はそっちで勝手にやってもらうほうがよい。

私はよく『単元』という考え方をする。
これは私が勝手に作った表現だが、私の場合は1単元=15分としている。
基本はひとつの仕事に1単元。
単位を10分にしたければそれもいいし、1時間でもいいと思う。
人それぞれだと思う。

とは言え、仕事なんて、どこまでかひとつの仕事かわかりにくいし、エンドレスの仕事も多い。
そのへんは臨機応変に対応する。
とにかく、「単元」という最小単位を意識することで仕事の能率化を図ろうというのが目的。

この仕事は4単元(1時間)かかるな、と思ったら、3単元(45分)でやれるよう工夫する。

外回りのときは、また別の管理法を適用しているのだが、デスクワークはいつも単元法で時間管理している。

そして、大事なこと。
時間を大事にしたいなら完璧主義を捨てることだ。
私も若い頃、完璧主義だった。
これは百害あって一利なし。
私が人を雇うなら完璧主義者お断り。
いい加減でずぼらな奴のほうがまだまし。

無駄な仕事を見分けてほったらかす能力というのが求められる。
上司から命じられた仕事を忠実にこなしていたんじゃ、その会社は危ない。
ほったらかすこと。
あなたが重要でないと判断したのであれば、上司もすぐ忘れるはずである。
もし怒られたら、それは上司の側に問題がある。
まあ、そうは言っても・・・なんだけどね。
それはわかるけどね。
でも、私の言いたいことはわかってもらえたんじゃないかな。

時間を自在に管理し有効に使えれば、あなたの人生はなお一層、充実したものになるだろう。
趣味の時間もたっぷり取れる。
仕事が忙しくて、趣味や将来のための勉強ができない!という悩みはみんな持ってると思う。
それを解決する手段がこの時間管理法だ。
健闘を祈る。

あ、今回のは男性のみならず女性にも通用する内容だな。


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スナフキン

私も時間はすごく大事だと思っています。
待ち合わせに平気で遅れてくる人の神経がわかりません。
タイムマネジメントの大切さも、小さい頃から子供たちに教えるべきですね。
by スナフキン (2006-07-03 08:04) 

*Takako*

時は金なり!過ぎてしまった時間は一生もどって
こないですものね。大切に使いたいと思います。
by *Takako* (2006-07-04 11:37) 

リス太郎

スナフキンさん、Takakoさんへ
「時間を有効に」みたいなビジネス書は猫も杓子も書いてます。はっきり言ってうんざり。まあ、私もおんなじこと言ったり書いたりしてんだけど。人の時間をこそ大切にすべきですよね。それが出来ないと自分の時間を大切にすることは出来ない。ちょっと気をつかいあえば、お互いに時間を大切にできる。譲り合いが大事ですよね。
by リス太郎 (2006-07-07 02:02) 

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