SSブログ

浪花恋しぐれ旅情 左足のマメがつぶれた顚末記の巻 [旅情シリーズ]

さて、内淡路町から博労町までどう行くか。
地下鉄は網の目のように走ってますが実に中途半端な位置。
暑いしタクシーでも乗ろうかと言ったところ、
「そんなんもったいない、歩いたらええやん。歩くんただやねんから」
とA課長。(そういや「課長A」という替え歌で爆笑とったことあるよな・・・)

農人橋(のうにんばし)まで出て人形の町、松屋町(まっちゃまち)筋を南へ。
このへんはお菓子の問屋さんも多く、小売りもしてる。
右折し久宝寺橋を渡り左折すれば博労町。
ここらの地理は体が覚えてる。

私が向かうのは博労町3丁目。
つまりそこからまだずっと西へと歩かないといけない。
シャツが汗だくになってきた。
しかしなんでこんなに暑いんだ。

目的地の番地は御堂筋に並行するアーケードの問屋街。
えらい濃ゆいとこに事務所かまえとんねんなと思う。
が、控えてきた番地は更地になっていた。
2004年版のブックストアガイドはそろそろ限界か。

黒ネコヤマトの兄ちゃんに聞いてみる。

「丸善どこか知らんか」
「そこ右いってすぐですわ。南船場」
「おおきに」

言われたとおりに行ってみる。
宝石の丸善だった。

しょうがないので電話して聞く。
久太郎町に移転したと知る。
もと来た道を引き返し、ニコニコ笑うヤマトの兄ちゃんを睨みつける。

久宝公園のあたりで左足のマメがつぶれた。
営業でマメができるなんてのは、いかに普段、楽してるかということですが。

この日はこのあと、本町から心斎橋にかけて営業。
晩は豊中の曽根に向かい外商部との商談。

最近、ちょっと鳥目なんじゃないかと思うことがあります。
外商部の方というのは日中は営業に出ていらっしゃるので、商談はどうしても遅い時間になります。
初めて行く営業所の場合、夜道で地図を広げ番地を探すことになる。
街灯の下で地図に顔を近づけ必死で目をこらすのに数字が読み取れない。
疲労のせいもあるんだろうけど目が老化してるのは間違いないようです。


心斎橋にて


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0