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浪花恋しぐれ旅情 東京の切符売場にはこんなんないやろの巻 [旅情シリーズ]

東京ではあまりお見受けしないものが大阪にはある。
これもそのひとつだと今回の出張で気づきました。
そういや東京では見たことない。
なんでないんだろ?
そういう被害はないんだろうか?


地下鉄御堂筋線心斎橋駅にて

釣銭が出てくるとこにガムをはっつけて、落ちてくる小銭をかすめとろうという作戦。
実に姑息で卑怯な手口ですが、こんなんやる奴が多いというのも現実。

大阪の地下鉄は大阪市営。
現在、8つの路線があり、東京の13に比べると少ない。

今里筋線は去年の暮れに開業しており、この路線だけは乗ったことがありません。
敷津長吉線(仮称)というのも計画中だとか。
ちゃんと採算取れるのか心配です。
バスでいいんじゃないか?

2004年の春に営団地下鉄が民営化して東京メトロになりました。
政府は保有する株式53%を売却する方向で検討しているようです。(残り47%は東京都が出資)
1000億円超の売却益収入を見込んでおり、より収益性を重視した経営が期待できるという。

買収防衛策の検討や、上場時の株式市況によっては売却の見合わせや段階売却の可能性もあるとか。
実に手前勝手な話だと思うのは私だけか。

売却益収入は国債償還のための特別会計か一般会計の税外収入となり財政健全化に充てるという。
1000億円というお金はどれだけ財政健全化に貢献するのだろうか。

カニ助先生に教えてもらった「リアルタイム財政赤字カウンタ」によると、現在の(地方含む)日本全体の長期債務残高総額は1160兆6454億円。(いま、トイレに立って戻ってきたら11億増えてたので訂正した)
とかゆうとる間にまた増えとる。
やってられないのでもう訂正しない。(2007年10月14日午後7時50分現在)

財政赤字とは主に国債や地方債のこと。
国債や地方債というのは国や地方公共団体が国民や住民から金を借りている状態。
財政法は日本銀行を引き受け先とした国債発行を原則禁止している。
最終的に日銀が引き受けたとしても、それは国民や住民が負担しているのと変わらない。
それが1160兆円あるわけ。

行政のスリム化を目指して独立行政法人が制度化された。
行政改革担当大臣は特殊法人の独立行政法人化を推し進めてきた。
しかしつい先日、行政改革推進本部は民間企業に独立行政法人の事業売却を持ちかけた。
ところが先週金曜の日本経済新聞朝刊によると、独立行政法人には隠れ損失が6000億円あるという。
「減価償却をせずにすむ独自の会計基準を採用しているため」だという。
我われ民間人の常識では測れない人たちだということである。

「官から民へ」とよく聞かされる。
なんだか仕事が増えて生活が楽になりそうな気がする。
よくよく気をつけたほうがいいと思う。


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コメント 2

「ガム注意」
ああ これすらなつかしいデス
by (2007-10-15 09:16) 

リス太郎

ぺりさんへ
私も久しぶりに見て不思議な気がした。なんで大阪にしかないんだろうね。
by リス太郎 (2007-10-22 04:29) 

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