シンポジウム「多文化社会と新入管法」聞き書き [外国人問題]
昨日、神保町の在日本韓国YMCAで「多文化社会と新入管法」というシンポジウムがありました。
元東京入国管理局長で日韓文化協会顧問の水上洋一郎さんをお招きし、「在留カード導入をめぐる一考察」と題する基調講演を行っていただきました。
その後、外国人当事者の活動家も含むパネルディスカッションがあり、充実した内容でした。
質疑応答は時間の都合で外国人当事者からの質問のみ受け付けました。
全面施行後はどうなるのかという質問が主だと思っていましたが違いました。
最初に質問されたのは年配の白人男性でしたが、日本の外国人政策に対する不満をぶちまけておられました。
その後のアジア系の質問者も論調は同じです。
法律が変わりました。
さて、どうしましょう?
ではなく。
その前に。
ということ。
欧米人は我々アジア人と比べて権利意識が強いようです。
入管でも職員さんにかみついてるのはたいてい欧米人です。
アジア人が同じことやったらどうなるでしょう。
水上さんはこのようなことをおっしゃっていました。
1980年代のボートピープルのとき、日本は人口が多いから受け入れられないと言っていた。
今、少子高齢化で外国人をもっと受け入れろと言う。
「多いからダメ、少ないから要る」という考え方、「仕方なく」という動機。
これではいけない。
外国人を真に社会の構成員として迎え入れ、交流共生社会を構築せねばならない。
新宿区の生活保護担当の方はこんなことをおっしゃっていました。
新入管法が目指す管理はいずれ日本人にもやる管理。
私たち日本人自身の問題としてとらえる必要がある。
一橋大学名誉教授の田中宏先生が水上さんに「一般アムネスティをやるべく入管OBが声を上げてください」と訴える場面がありました。
田中先生と水上さんは察するところお親しいようなのですが、さすがに水上さんも返答に困っておられました。
「検討する」とのことなので期待したいですが、これが実現できないのは私たち日本人ひとりひとりの責任なのです。
緑荷を動かしましょう。
一般アムネスティを実現させましょう。
そして外国人行政の在り方を根本から問い直しましょう。
元東京入国管理局長で日韓文化協会顧問の水上洋一郎さんをお招きし、「在留カード導入をめぐる一考察」と題する基調講演を行っていただきました。
その後、外国人当事者の活動家も含むパネルディスカッションがあり、充実した内容でした。
質疑応答は時間の都合で外国人当事者からの質問のみ受け付けました。
全面施行後はどうなるのかという質問が主だと思っていましたが違いました。
最初に質問されたのは年配の白人男性でしたが、日本の外国人政策に対する不満をぶちまけておられました。
その後のアジア系の質問者も論調は同じです。
法律が変わりました。
さて、どうしましょう?
ではなく。
その前に。
ということ。
欧米人は我々アジア人と比べて権利意識が強いようです。
入管でも職員さんにかみついてるのはたいてい欧米人です。
アジア人が同じことやったらどうなるでしょう。
水上さんはこのようなことをおっしゃっていました。
1980年代のボートピープルのとき、日本は人口が多いから受け入れられないと言っていた。
今、少子高齢化で外国人をもっと受け入れろと言う。
「多いからダメ、少ないから要る」という考え方、「仕方なく」という動機。
これではいけない。
外国人を真に社会の構成員として迎え入れ、交流共生社会を構築せねばならない。
新宿区の生活保護担当の方はこんなことをおっしゃっていました。
新入管法が目指す管理はいずれ日本人にもやる管理。
私たち日本人自身の問題としてとらえる必要がある。
一橋大学名誉教授の田中宏先生が水上さんに「一般アムネスティをやるべく入管OBが声を上げてください」と訴える場面がありました。
田中先生と水上さんは察するところお親しいようなのですが、さすがに水上さんも返答に困っておられました。
「検討する」とのことなので期待したいですが、これが実現できないのは私たち日本人ひとりひとりの責任なのです。
緑荷を動かしましょう。
一般アムネスティを実現させましょう。
そして外国人行政の在り方を根本から問い直しましょう。
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by リス太郎 (2011-10-29 09:17)