『子ほめ（実写版）』口演録 ２０１４年５月１０日 第２３回歴懇芸能部扇好亭一門会にて
落語の実写版。本邦初（？）。「酔平はなんかやる」という期待感を裏切れない。
たまにはちゃんとした古典をぴっちり演りたいと思うのだけど。
しかし今、冷静に振り返ると、まだまだ改善の余地が山ほどあるね。
『みんなの歌』は今年の替え歌大賞に輝きそうやけど。（そんなんあるんか）
では、お楽しみください。
■
ネタの宝庫、書店Ａの Ｉ 社長ですが…（爆笑）
２月にうるさいほど電話かかってきたんです。ミャンマーの女性が離婚でもめてるとかゆうて。争いのあることは弁護士にゆうてくれと言うんですがわからんのですね。なんかゆうと「うるさい、だまれ」やし…（爆笑）まあ、ちゃんと相談に乗ってアドバイスはしたんですが…。
初めて電話あったとき、携帯を家に置いたまま外出してたんです。で、昼すぎに帰ってくると着信と留守電がうるさいほど入ってて…だんだん怖い口調になってるんですね…こらアカンと思って、ご自宅からやったんですぐかけたんです。そしたらもうおられなくて…で、会社にかけたんですね…そしたらまだ来てないと…折り返しと言うのも失礼なんでまたかけますと。で、そっからチャリンコで出かけたりして…その間にまた着信があったみたいで…。留守電きいたんですけど、びっくりしましたですね。脅しみたいな留守電が入ってるんです。あの声と顔で…（爆笑）
「何度も電話してるのにかけてこないのは何故か！」と。「君は私を避けているのか！」と。もう、勘弁してくださいゆうて電話したんですが…。
ま、最近はかかってこないんでほっとしてるんですが…（爆笑）
うちのよめはん、Ｃ大学の後楽園、理工学部ですか、そっちのほうで教職課程の担当やってるんですが…。あの大学もおもろい学生さんが多いようで…。
関西では「メバチコ」ゆうんですけど、目ぇになんかできるやつ。あれ、関東では「ものもらい」と言いますが…これを「もらいもの」ゆうた学生さんがおったらしくて…。眼帯してるさかい、「あんた、目ぇどないしたん？」ゆうたら、「もらいものです」って。「誰にもろたんや～？」ゆうて…「もろたらお返ししィや～」ゆうて…。
そうか思ったら教務課に忘れ物した学生さんがおったんやそうで…携帯に電話したら出たらしくって、「いま講義中です」って、「出るな！」ゆうて…。
こないだは亀戸天神の藤まつりに時間つくってよめはんと行ってきたんです。亀戸駅のあたりをうろうろしてたらパチンコの景品交換所に知ってる学生がおったようで…。「あの子、教職おちた子ォや」ゆうて。「住所このへんちゃうのになんで亀戸までパチンコしにきてんねん」とか…。「そんなんしてるから教職おちるんや」とか…。自由だと思うんですが…。
今朝は今朝で、本番前に緊張するとかせんとかいう話をしてた。教職の試験とかなんかあるんですね。で、「あんた緊張しィか？」と聞いたらしいんです。「緊張するほうか？」ゆう意味ですけど。そしたらその子、「いえ、僕は緊張はしません。本番前に不安になるだけです」とかって…。「それを緊張ゆうんや～」ゆうて…。おもしろい子ォが多いようで…。
まあ、おもろい話を常に探してるんですが…なんか思いついたらネタ帳にメモしたり…。いろんなこと書いてますね。たまごクラブ、ひよこクラブ、だちょうクラブとか…。矢澤くん、おもろないか？（爆笑）
私の仕事はといえば、相変わらずヒマになったり忙しなったり…ヤクザな水商売ですけど…。難しい仕事が成功すると口コミで噂が広まって忙しくなるんです。オーバーステイとかで退去強制…法律上の正しい用語は「退去強制処分」というんですが、まあ、わかりやすく言えば強制送還です。そういう夫とかの呼び戻しですね。そういうのんに成功するとあっちこっちから電話をいただける。で、「どうしたん？」て聞くと、「アタシもアノ人みたいにシテホシイ」とかって…。ヘアサロンじゃないって…。「あの人みたい」とか言われてもみんな状況は違うわけで…。大体そういう電話をしてくるのはフィリピン共和国…私はヘレペンと呼んでますが…女はフィリピーナ、男はフィリピーノ、私はヘレペーナ、ヘレペーノと呼んでますが…愛すべきヘレペン共和国の方々なんですが…。
お客さんで多いのはやはりヘレペンの方で…あとはスリランカ、最近多いのがネパール、新興勢力がバングラデシュ…あと中国、韓国ですか…。ヨーロッパやアフリカ、中東、南北アメリカもたまにありますが、まあ大体アジアがほとんどですね。
もうだいぶ前ですけど、去年ですか、中国人の会社社長のおごりでランパブゆうとこに行ったんです。ランジェリーパブゆうて女の子がランジェリー姿でお酒ついだりしてくれるという…私も今さらそんなとこ行きたくもないんですが、まあ、つきあいで…。しかしまあ、何が面白いのかと思いましたね。中国人の社長と中国人の若い男３人ほどと私とで行ったんですが…若い奴の一人が丸坊主に額と頬にキズがありまして…いかにも刑務所から出てきたような風貌なんですね。で、こいつのシャツをランパブ嬢が脱がすんですが、風貌に似あわず、意外とぽっちゃり系なんです。それ見たランパブ嬢たちが声そろえて、「野に咲く～花のよ～うに～♪」ゆうて…中国人たちはなんのこっちゃわからずポカンとしてるし…。何が面白いのかさっぱりわからんのですが…。そうかと思ったらその女の子がムショ帰りの乳首を舌でペロペロなめて…それ見た中国人らが声そろえて、「倍返し！倍返し！」ゆうて…。何が面白いのかさっぱりわからんのですが…。ちょうど「半沢直樹」がはやってたころなんですが…。そしたら私の隣りにちょっと個性的な顔の女の子が来まして、「ワタシィ、アホの坂田に似てるって言われるんですよォ」って。自分で言う奴も珍しいんですが…。で、「踊りもできます」ゆうんです。で、「やってみィ」ゆうたら立ち上がってほんまにやるんで…。仕方ないからブラに千円札はさんだんですが…。どこで損するかわからんなァゆうて…。何が面白いのかさっぱりわからないんですが…。で、違う女の子が「この子はアホの坂田にも似てるけど西村知美にも似てる」ゆうんです。私の頭の中で坂田師匠と西村知美がミックスして…なるほどなァ思うたんですけど…何が面白いのかさっぱりわからんのですけど…。したら今度はおっぱい放り出した太ったおばちゃんがやってきて、私の隣りにどっかと座るんです。ほんでなんじゃかじゃと、さわってきたりとか…どっちが客やわからんのですが…で、「あんた、中国人じゃないね」ゆうて…「どこの国だい？」って聞くんで、「ヘレペン」と答えたんです…「そんな国があんだねえ」って、ないっちゅうねん。何が面白いのかさっぱりわからんのですけど…。
まぁ今日はそういうわけで、春ちゃんに子どもが生まれたということで「子ほめ」ラッシュなんですが…。みんなからいじられてさぞ幸せだと思うのですが、来てないというのはどういうことやと…。いろいろ都合があるわけですが…。
今日の落語はですね、「実写版」ということで、吉川弘文館の社則に従い史実に忠実にやりたいと思いますが…。オープニングはまず、私こと「しのやん」が、ほん弥師匠のおうちに遊びに行くというところから始まりますが…。
しのやん「こんにちは」
ほん弥師匠「誰や思うたらしのやんかいな。まァこっちィはいり」
し「ほん弥師匠、師匠んとこにタダの酒があるそうでんな。吉川の横井さんがゆうてましたで」
ほ「何をゆうのやいな。タダやあらへん、灘の酒やがな。いやナ、神戸から灘の生一本を送ってきたんでな、横井さん来たときに飲ませてあげたんや。まァ横井さんから見ればタダの酒なんやろうけど」
し「なんでもかまへん、一杯のませろ」
ほ「師匠に対してそんな口のきき方してたら破門やでぇ。それとな、人に酒の一杯もおごってもらおうと思うたら、べんちゃらぐらい言いィな」
し「べんちゃらて、なんでんねん」
ほ「たとえば道で長いこと会わなんだ人に会うたとする。しのやん、君ならどない言う？」
し「オンドレまだ生きとったんか」
ほ「そんな汚い言葉つかいないな。神戸のイメージ悪なるがな。そういうときはナ、しばらくお目にかかりませんでしたがどちらへ？と、こない言うんや。で、先さんが、ちょっと商用でスリランカまでと、こない言わはったら、道理で色がお黒うなられて、スリランカまで宝石の買い付けですかと。あんさんがそうやって暑い中歩きまわって、ええもん安う仕入れてくる。そのおかげで会社は利益が出る。銀行さんも喜んで金を貸してくれる。あんさんとこの社長も安心して経営に専念できる。あんさんあっての会社、ヨッ、あんさんの色男！てなこと言うてみてみ。そこまで言われて、ただで帰す奴おらへんがな。どうです、天ぷらで一杯と、こないなるがな」
し「おっほ♪天ぷらで一杯でっか。私、天ぷら大好きでんねん。最近はイオンの惣菜コーナーのんしか食べてまへんけど」
ほ「知らんがナ、そんなこと」
し「そやけどでっせ、もし先さんが天ぷらで一杯と言うてくれなんだら、どないします？」
ほ「そんときは奥の手を出すな」
し「脇の下からもう一本ニュニュッと」
ほ「そんな奴おらへんやろォ？」
し「チッチキチィ！」
ほ「遊んでる場合やあらへんがな…つまりやナ、違う手を使う。相手の年をたんねるねん。時にあんさん、おいくつでと。向こうさんが４５とでもゆうてみィな、いやァ若いでんなァと、どう見ても厄そこそこにしか見えまへんナと、こない言うんや」
し「ケッタイな話でんな。４５ゆうてんのに百そこそこ…」
ほ「百やあらへん、厄や」
し「ああ、ヤクでっか。牛の仲間の」
ほ「誰が哺乳類の話してんねん。男の本厄４２としたある。２つ３つ若うゆうねん」
し「なるほど。そやけど世の中、歩いてる奴みな４５とは限りまへんで。ひょっと６５の人に会うたら困りまんな」
ほ「なんで困らんならんねん。６２、３でええがな」
し「８５才は？」
ほ「７０代にしか見えまへんでええやろ」
し「ほたら１０５才は？」
ほ「ちょう待ちや、君。１０５才てな人がそないうろうろ歩いてると思うか？」
し「わかりまへんで。近くに特養老人ホームがあって、介護士さんに付き添われて車椅子に点滴ぶら下げて散歩してるとか」
ほ「話が具体的やな…まァそんときは、お元気そうですナと、９０そこそこにしか見えまへん、いつまでも長生きしてくださいよと、こない言うとけばええねん」
し「ほしたらその婆さんが天ぷらで一杯…」
ほ「言うかいな、そんなこと」
し「ほな、千とか万の場合は？」
ほ「あのなァ君、そんな鶴や亀みたいな人がおると思うか？」
し「わかりまへんで。世の中広いでっせ。おたくおいくつで？万です。万！とはお若う見える。どう見ても９千９百９７、８…」
ほ「君はほんまにおもろいナ、どこの落研や？」
し「大人はええでっせ。子どもはやりにくいでんな。あんさんおいくつで？みっちゅでしゅ。みっちゅ？とはお若う見える。どう見ても０才そこそこ…」
ほ「アホか君は…どこまでアホやねんな…子どもの場合は逆に上に言うナ。３つと言われたら、賢そうなボンでんな、４つか５つに見えまんナと、こない言うねん。ほんだら天ぷらで一杯と言うてくれるがな」
し「その子が？」
ほ「なんでやねん。親やがな。子どもがそんなこと言うかいな。ほんま疲れるわ、君と話してると…あァそうや。ええこと教えたげよ。春ちゃんとこに子がでけたんや」
し「えっ！春ちゃん、子ォ産んだ！？」
ほ「春ちゃんが産めるかいナ。春ちゃんとこの奥さんが産んだんや」
し「そら、めでたいでんな」
ほ「どや、これから、春ちゃんとこ行って子どもほめてきたらどないや？春ちゃんのこっちゃ、天ぷらで一杯と言うてくれるがな」
し「どやってほめましょ？」
ほ「赤ん坊のほめ方はまたコツがあるナ…さて、これが春ちゃんのお子さんでございますか。道理で目から鼻筋にかけては春ちゃんにそっくり。口元から顎のあたりにかけては奥さんにそっくりでございます。額の広いとこなんかは亡くなられたお爺さんに似て長命の相がございます。栴檀は双葉より芳し。蛇は寸にしてその武威を顕す。私もこういうお子さんに、あァ、あやかりたい、あやかりたい、とナ」
し「それ、誰が言いますのん？」
ほ「君やがナ…あァそれとな、手ぶらで行きなや、祝儀つつんで行きや」
し「なんぼほど？」
ほ「まァ、そやな…１万円もつつんどきゃええんちゃうか」
し「えっ…ええっ！１万！？…１万で天ぷらで一杯は割に合わん…」
ほ「そういうしみったれたことゆうてるさかい、いつまでたってもウダツが上がらんねん、君は…」
し「師匠！そこ、千円にまかりまへんか？」
ほ「僕に値切ってどないすんねんナ…まァ千円なら千円でええがな。気持ちの問題や。うまいことやっといで」
し「うまいこといかなんだら師匠が立て替えてくれまっか？」
ほ「なんで僕が立て替えなあかんねんな。さっさと行っといで」
し「おじゃましました～
さァ、ええこと聞いた。春ちゃんとこで天ぷらで一杯や。日頃あんだけよめはんの悪口ゆうてて、やることはしっかりやっとんやがな、かなんな、しかし…。ほやけどなんやナ、ただ歩いててもおもろないな、歌でも歌おか。何がええかな…。
サザン！またサザン！みんなの歌！
歌詞がええね。いつわりのシャツに、ためらいのボタン。こんな歌詞、ふつー思いつかんで…。
い～つ～わ～り～の～カネ～に～ ♪
た～め～ら～い～は～しな～い～ ♪
しゅ～う～しほうこ～く～ ひ～つ～ようない～さ～ ♪
熊手～ 買うための金～さ～ ♪
み～ん～な～で～カ～ネ借～り～て～ ♪
と～り～の～い～ち～ ♪
ディエイチ～シ～イ～の～カ～イチョ～に～は～ ♪
せ～い～じけ～ん～き～ん～ ♪
そ～ゆ～こ～とに～ し～て～お～けば～ ♪
ひ～そ～や～かに～ たの～し～め～る～ぜ～ ♪
忘～れか～け～た～ ５億～は～ 妻の～口座へ～ ♪
（大拍手）
熊手こうたのになんで返せるんやろね？ようわからんけど…。
１週間の歌うたおか？
月曜日に３億かりて～ ♪
火曜日に５億をかりる～ ♪
水曜日にキャバクラ行って～ ♪
木曜日に妻の口座へ～ ♪
金曜日にスクープされて～ ♪
土曜日に８億かえす～ ♪
てゅらてゅらてゅらてゅらてゅらてゅらら～ ♪
日曜日に代表やめる～ ♪
これが～私の１週間～ ♪
って、最悪な１週間やね…。
わしら庶民はビッグマン当たっても６億やからね。アホらしなってきた。
そや。水木しげる先生のゲゲゲの鬼太郎でもうたお。
チャラッチャチャッチャチャチャチャチャ～チャチャチャのチャ ♪
ケ、ケ、あそこの毛～ ♪
って、そんだけなんやけど…。
よ～るはシラミが運動会… ♪
って、汚いな、しかし…。
そんなんゆうてる間ァに春ちゃんの家に着いたがな。ほんまは電車に乗らなアカンねんけど落語やしええか…。
じゃまするで！」
春ちゃん「あっ、兄さん、来てくれたんですか。どうぞ上がってください。ちょうど今、吉田さんに古川さんに鎌内さんに島田さん、藤井さんに大野さんに大和さんに岩嵜さん、目春さんに神矢さんに馬場さん…あとどうでもいいけどうちの横井も来てます」
し「あァそうか。これ、千円しかないけど祝儀やさかい取っといて」
春「そんな気をつかっていただかなくてもよろしいのに…って、これ、ビットコインじゃないですか！こんなの使えませんよ！」
し「まァええがな。子ども、どれやどれや？あ、うわ～…でかいな、コレ…でかいんはええけどコレ、白髪頭で歯が抜けてしわくちゃやな…」
春「それは酔っぱらって昼寝してる古川さんですよ！」
し「あァ、古川さんかいナ…生きてるかしらん？で、子どもどれ？子ども」
春「兄さん、こっちです」
し「うわっ、かわい～な～。モミジみたいな手ェしてんな」
春「兄さん、うれしいこと言ってくれますね。モミジみたいにかわいい手でしょ？」
し「こんなかいらしい手ェして…おっちゃんの千円よう取った」
春「返しますよ！返しますって！第一これ、ビットコインでしょ！マウントゴックスでなくなったやつじゃないですか！」
し「まァそう言わんと取っといてって。あっ、この子、手首に輪っかできてんな」
春「そうでしょ？手首に輪っかできてるほど、まるまる太って可愛いでしょ？」
し「こんな小さい時分から手首に輪っか入れて…大きなったらここに手錠かけてもらい」
春「帰ってください！！今すぐ帰ってください！！」
し「冗談やがナ、冗談。怒りないなて…。さて、これが春ちゃんのお子さんですか？」
春「なに意味ありげなこと言ってんですか！正真正銘、私の子ですよ！」
し「え～、額の広いとこなんかは、亡くなられた古川さんに似て…」
春「古川さん、そこで昼寝してますって！なに言ってんですか！」
し「しかし春ちゃん。この子、お人形さんみたいやな」
春「兄さん、もうそれで十分。もうそれ以上なにも言わないでください。お人形さんみたいに可愛いでしょ？」
し「いやナ、この子、ハラ押したらキュッキュキュッキュゆうねん」
春「なにやってんですかっ！！死んじゃうでしょっ！！」
し「時に春ちゃん、この子いったいおいくつで？」
春「もう頭いたくなってきました…。おいくつでって、こないだ生まれたばっかりですよっ！」
し「生まれたばっかり？とは、お若う見える」
春「生まれたばっかりで若かったらどうなんですかっ！」
し「どう見ても、まだ奥さんのお腹の中にいるようや」
おな～か～い～り～ （だからお腹の中にいるようやって…）
■
『上野湯島ペルペル通信』
落語の口演録だけだと芸がないので「おまけ」を付けます。
題して『上野湯島ペルペル通信』。
独立した項でやると目立つのでこっそりやります。
２０１４年６月４日、六四天安門２５周年記念日。
あれから２５年か、そら、わしもおっさんになるわな。
「味の三恵」
ここの麻婆麺が大好きで昼によく食ってた。５３０円ぐらいだっけ？（よく覚えてませんが）
ラーメンに麻婆豆腐がのってる。ニンニクが効いててうまいし力が出る。
場所は明石書店営業部の搬入口を出て右（東）に行き、２本目の筋を右折（南下）した右側（西）。
明石書店がどこにあるかわかんないよね。
ここです。
ここに組合員が集結しシュプレヒコールします。（いらんこと書くなって）
今年の目標はベトナムとインドネシアのお客さんを開拓することですが、ミャンマーが先にできてしまいました。
祝・ミャンマー開拓。
（カニ助先生は「ミャンマー」というと、「ミャンマーってゆうな、ビルマとゆえ」ってうるさかったんだけど、もういいってこと？微妙だけど）
ミャンマー人さん２名と石井社長、Ｍ師匠（三浦のおっさん）、元上司のＳ野さん（ＭとＳ）、わしで、湯島の「ペル」へ。
店主は鈴木照子さん。
え？！会社だったの？
優良施設だそうです。（ソープランドではない）
Ｍ師匠と鈴木照子さん。
ユーレイさんが写ってるけど。
（Ｍ師匠の左にいるばあさんは鈴木照子さん。ユーレイさんではない）
鈴木照子さんは社長なんだね。Ｍ師匠は課長。Ｓ野さんは今は別会社だけど部長。
この会社でなんでわしが役職なかったのかよくわからん。
「ペル」はずっと南米ペルーからとった名前だと思ってた。
だってみんな「ペル」とは言わず「ペルー」と伸ばして呼ぶから。
でも実は照子さんが昔飼ってた愛犬の名だと聞いた。
と思ってたら、この日、照子さんから聞いた話では、「照子さんのあだ名」だと言う。
「テル」がなまって「ペル」になったらしい。
店名の由来をころころ変えないでほしい。
私とＭ師匠のツーショット。
写真下のババシャツみたいなのはペルさんの指。（これは心霊写真ではない）
石井社長の写真はこちらでお楽しみください。
http://jpdragon.blog.so-net.ne.jp/2006-09-09
にげよ。
（２０１４年６月６日記）
たまにはちゃんとした古典をぴっちり演りたいと思うのだけど。
しかし今、冷静に振り返ると、まだまだ改善の余地が山ほどあるね。
『みんなの歌』は今年の替え歌大賞に輝きそうやけど。（そんなんあるんか）
では、お楽しみください。
■
ネタの宝庫、書店Ａの Ｉ 社長ですが…（爆笑）
２月にうるさいほど電話かかってきたんです。ミャンマーの女性が離婚でもめてるとかゆうて。争いのあることは弁護士にゆうてくれと言うんですがわからんのですね。なんかゆうと「うるさい、だまれ」やし…（爆笑）まあ、ちゃんと相談に乗ってアドバイスはしたんですが…。
初めて電話あったとき、携帯を家に置いたまま外出してたんです。で、昼すぎに帰ってくると着信と留守電がうるさいほど入ってて…だんだん怖い口調になってるんですね…こらアカンと思って、ご自宅からやったんですぐかけたんです。そしたらもうおられなくて…で、会社にかけたんですね…そしたらまだ来てないと…折り返しと言うのも失礼なんでまたかけますと。で、そっからチャリンコで出かけたりして…その間にまた着信があったみたいで…。留守電きいたんですけど、びっくりしましたですね。脅しみたいな留守電が入ってるんです。あの声と顔で…（爆笑）
「何度も電話してるのにかけてこないのは何故か！」と。「君は私を避けているのか！」と。もう、勘弁してくださいゆうて電話したんですが…。
ま、最近はかかってこないんでほっとしてるんですが…（爆笑）
うちのよめはん、Ｃ大学の後楽園、理工学部ですか、そっちのほうで教職課程の担当やってるんですが…。あの大学もおもろい学生さんが多いようで…。
関西では「メバチコ」ゆうんですけど、目ぇになんかできるやつ。あれ、関東では「ものもらい」と言いますが…これを「もらいもの」ゆうた学生さんがおったらしくて…。眼帯してるさかい、「あんた、目ぇどないしたん？」ゆうたら、「もらいものです」って。「誰にもろたんや～？」ゆうて…「もろたらお返ししィや～」ゆうて…。
そうか思ったら教務課に忘れ物した学生さんがおったんやそうで…携帯に電話したら出たらしくって、「いま講義中です」って、「出るな！」ゆうて…。
こないだは亀戸天神の藤まつりに時間つくってよめはんと行ってきたんです。亀戸駅のあたりをうろうろしてたらパチンコの景品交換所に知ってる学生がおったようで…。「あの子、教職おちた子ォや」ゆうて。「住所このへんちゃうのになんで亀戸までパチンコしにきてんねん」とか…。「そんなんしてるから教職おちるんや」とか…。自由だと思うんですが…。
今朝は今朝で、本番前に緊張するとかせんとかいう話をしてた。教職の試験とかなんかあるんですね。で、「あんた緊張しィか？」と聞いたらしいんです。「緊張するほうか？」ゆう意味ですけど。そしたらその子、「いえ、僕は緊張はしません。本番前に不安になるだけです」とかって…。「それを緊張ゆうんや～」ゆうて…。おもしろい子ォが多いようで…。
まあ、おもろい話を常に探してるんですが…なんか思いついたらネタ帳にメモしたり…。いろんなこと書いてますね。たまごクラブ、ひよこクラブ、だちょうクラブとか…。矢澤くん、おもろないか？（爆笑）
私の仕事はといえば、相変わらずヒマになったり忙しなったり…ヤクザな水商売ですけど…。難しい仕事が成功すると口コミで噂が広まって忙しくなるんです。オーバーステイとかで退去強制…法律上の正しい用語は「退去強制処分」というんですが、まあ、わかりやすく言えば強制送還です。そういう夫とかの呼び戻しですね。そういうのんに成功するとあっちこっちから電話をいただける。で、「どうしたん？」て聞くと、「アタシもアノ人みたいにシテホシイ」とかって…。ヘアサロンじゃないって…。「あの人みたい」とか言われてもみんな状況は違うわけで…。大体そういう電話をしてくるのはフィリピン共和国…私はヘレペンと呼んでますが…女はフィリピーナ、男はフィリピーノ、私はヘレペーナ、ヘレペーノと呼んでますが…愛すべきヘレペン共和国の方々なんですが…。
お客さんで多いのはやはりヘレペンの方で…あとはスリランカ、最近多いのがネパール、新興勢力がバングラデシュ…あと中国、韓国ですか…。ヨーロッパやアフリカ、中東、南北アメリカもたまにありますが、まあ大体アジアがほとんどですね。
もうだいぶ前ですけど、去年ですか、中国人の会社社長のおごりでランパブゆうとこに行ったんです。ランジェリーパブゆうて女の子がランジェリー姿でお酒ついだりしてくれるという…私も今さらそんなとこ行きたくもないんですが、まあ、つきあいで…。しかしまあ、何が面白いのかと思いましたね。中国人の社長と中国人の若い男３人ほどと私とで行ったんですが…若い奴の一人が丸坊主に額と頬にキズがありまして…いかにも刑務所から出てきたような風貌なんですね。で、こいつのシャツをランパブ嬢が脱がすんですが、風貌に似あわず、意外とぽっちゃり系なんです。それ見たランパブ嬢たちが声そろえて、「野に咲く～花のよ～うに～♪」ゆうて…中国人たちはなんのこっちゃわからずポカンとしてるし…。何が面白いのかさっぱりわからんのですが…。そうかと思ったらその女の子がムショ帰りの乳首を舌でペロペロなめて…それ見た中国人らが声そろえて、「倍返し！倍返し！」ゆうて…。何が面白いのかさっぱりわからんのですが…。ちょうど「半沢直樹」がはやってたころなんですが…。そしたら私の隣りにちょっと個性的な顔の女の子が来まして、「ワタシィ、アホの坂田に似てるって言われるんですよォ」って。自分で言う奴も珍しいんですが…。で、「踊りもできます」ゆうんです。で、「やってみィ」ゆうたら立ち上がってほんまにやるんで…。仕方ないからブラに千円札はさんだんですが…。どこで損するかわからんなァゆうて…。何が面白いのかさっぱりわからないんですが…。で、違う女の子が「この子はアホの坂田にも似てるけど西村知美にも似てる」ゆうんです。私の頭の中で坂田師匠と西村知美がミックスして…なるほどなァ思うたんですけど…何が面白いのかさっぱりわからんのですけど…。したら今度はおっぱい放り出した太ったおばちゃんがやってきて、私の隣りにどっかと座るんです。ほんでなんじゃかじゃと、さわってきたりとか…どっちが客やわからんのですが…で、「あんた、中国人じゃないね」ゆうて…「どこの国だい？」って聞くんで、「ヘレペン」と答えたんです…「そんな国があんだねえ」って、ないっちゅうねん。何が面白いのかさっぱりわからんのですけど…。
まぁ今日はそういうわけで、春ちゃんに子どもが生まれたということで「子ほめ」ラッシュなんですが…。みんなからいじられてさぞ幸せだと思うのですが、来てないというのはどういうことやと…。いろいろ都合があるわけですが…。
今日の落語はですね、「実写版」ということで、吉川弘文館の社則に従い史実に忠実にやりたいと思いますが…。オープニングはまず、私こと「しのやん」が、ほん弥師匠のおうちに遊びに行くというところから始まりますが…。
しのやん「こんにちは」
ほん弥師匠「誰や思うたらしのやんかいな。まァこっちィはいり」
し「ほん弥師匠、師匠んとこにタダの酒があるそうでんな。吉川の横井さんがゆうてましたで」
ほ「何をゆうのやいな。タダやあらへん、灘の酒やがな。いやナ、神戸から灘の生一本を送ってきたんでな、横井さん来たときに飲ませてあげたんや。まァ横井さんから見ればタダの酒なんやろうけど」
し「なんでもかまへん、一杯のませろ」
ほ「師匠に対してそんな口のきき方してたら破門やでぇ。それとな、人に酒の一杯もおごってもらおうと思うたら、べんちゃらぐらい言いィな」
し「べんちゃらて、なんでんねん」
ほ「たとえば道で長いこと会わなんだ人に会うたとする。しのやん、君ならどない言う？」
し「オンドレまだ生きとったんか」
ほ「そんな汚い言葉つかいないな。神戸のイメージ悪なるがな。そういうときはナ、しばらくお目にかかりませんでしたがどちらへ？と、こない言うんや。で、先さんが、ちょっと商用でスリランカまでと、こない言わはったら、道理で色がお黒うなられて、スリランカまで宝石の買い付けですかと。あんさんがそうやって暑い中歩きまわって、ええもん安う仕入れてくる。そのおかげで会社は利益が出る。銀行さんも喜んで金を貸してくれる。あんさんとこの社長も安心して経営に専念できる。あんさんあっての会社、ヨッ、あんさんの色男！てなこと言うてみてみ。そこまで言われて、ただで帰す奴おらへんがな。どうです、天ぷらで一杯と、こないなるがな」
し「おっほ♪天ぷらで一杯でっか。私、天ぷら大好きでんねん。最近はイオンの惣菜コーナーのんしか食べてまへんけど」
ほ「知らんがナ、そんなこと」
し「そやけどでっせ、もし先さんが天ぷらで一杯と言うてくれなんだら、どないします？」
ほ「そんときは奥の手を出すな」
し「脇の下からもう一本ニュニュッと」
ほ「そんな奴おらへんやろォ？」
し「チッチキチィ！」
ほ「遊んでる場合やあらへんがな…つまりやナ、違う手を使う。相手の年をたんねるねん。時にあんさん、おいくつでと。向こうさんが４５とでもゆうてみィな、いやァ若いでんなァと、どう見ても厄そこそこにしか見えまへんナと、こない言うんや」
し「ケッタイな話でんな。４５ゆうてんのに百そこそこ…」
ほ「百やあらへん、厄や」
し「ああ、ヤクでっか。牛の仲間の」
ほ「誰が哺乳類の話してんねん。男の本厄４２としたある。２つ３つ若うゆうねん」
し「なるほど。そやけど世の中、歩いてる奴みな４５とは限りまへんで。ひょっと６５の人に会うたら困りまんな」
ほ「なんで困らんならんねん。６２、３でええがな」
し「８５才は？」
ほ「７０代にしか見えまへんでええやろ」
し「ほたら１０５才は？」
ほ「ちょう待ちや、君。１０５才てな人がそないうろうろ歩いてると思うか？」
し「わかりまへんで。近くに特養老人ホームがあって、介護士さんに付き添われて車椅子に点滴ぶら下げて散歩してるとか」
ほ「話が具体的やな…まァそんときは、お元気そうですナと、９０そこそこにしか見えまへん、いつまでも長生きしてくださいよと、こない言うとけばええねん」
し「ほしたらその婆さんが天ぷらで一杯…」
ほ「言うかいな、そんなこと」
し「ほな、千とか万の場合は？」
ほ「あのなァ君、そんな鶴や亀みたいな人がおると思うか？」
し「わかりまへんで。世の中広いでっせ。おたくおいくつで？万です。万！とはお若う見える。どう見ても９千９百９７、８…」
ほ「君はほんまにおもろいナ、どこの落研や？」
し「大人はええでっせ。子どもはやりにくいでんな。あんさんおいくつで？みっちゅでしゅ。みっちゅ？とはお若う見える。どう見ても０才そこそこ…」
ほ「アホか君は…どこまでアホやねんな…子どもの場合は逆に上に言うナ。３つと言われたら、賢そうなボンでんな、４つか５つに見えまんナと、こない言うねん。ほんだら天ぷらで一杯と言うてくれるがな」
し「その子が？」
ほ「なんでやねん。親やがな。子どもがそんなこと言うかいな。ほんま疲れるわ、君と話してると…あァそうや。ええこと教えたげよ。春ちゃんとこに子がでけたんや」
し「えっ！春ちゃん、子ォ産んだ！？」
ほ「春ちゃんが産めるかいナ。春ちゃんとこの奥さんが産んだんや」
し「そら、めでたいでんな」
ほ「どや、これから、春ちゃんとこ行って子どもほめてきたらどないや？春ちゃんのこっちゃ、天ぷらで一杯と言うてくれるがな」
し「どやってほめましょ？」
ほ「赤ん坊のほめ方はまたコツがあるナ…さて、これが春ちゃんのお子さんでございますか。道理で目から鼻筋にかけては春ちゃんにそっくり。口元から顎のあたりにかけては奥さんにそっくりでございます。額の広いとこなんかは亡くなられたお爺さんに似て長命の相がございます。栴檀は双葉より芳し。蛇は寸にしてその武威を顕す。私もこういうお子さんに、あァ、あやかりたい、あやかりたい、とナ」
し「それ、誰が言いますのん？」
ほ「君やがナ…あァそれとな、手ぶらで行きなや、祝儀つつんで行きや」
し「なんぼほど？」
ほ「まァ、そやな…１万円もつつんどきゃええんちゃうか」
し「えっ…ええっ！１万！？…１万で天ぷらで一杯は割に合わん…」
ほ「そういうしみったれたことゆうてるさかい、いつまでたってもウダツが上がらんねん、君は…」
し「師匠！そこ、千円にまかりまへんか？」
ほ「僕に値切ってどないすんねんナ…まァ千円なら千円でええがな。気持ちの問題や。うまいことやっといで」
し「うまいこといかなんだら師匠が立て替えてくれまっか？」
ほ「なんで僕が立て替えなあかんねんな。さっさと行っといで」
し「おじゃましました～
さァ、ええこと聞いた。春ちゃんとこで天ぷらで一杯や。日頃あんだけよめはんの悪口ゆうてて、やることはしっかりやっとんやがな、かなんな、しかし…。ほやけどなんやナ、ただ歩いててもおもろないな、歌でも歌おか。何がええかな…。
サザン！またサザン！みんなの歌！
歌詞がええね。いつわりのシャツに、ためらいのボタン。こんな歌詞、ふつー思いつかんで…。
い～つ～わ～り～の～カネ～に～ ♪
た～め～ら～い～は～しな～い～ ♪
しゅ～う～しほうこ～く～ ひ～つ～ようない～さ～ ♪
熊手～ 買うための金～さ～ ♪
み～ん～な～で～カ～ネ借～り～て～ ♪
と～り～の～い～ち～ ♪
ディエイチ～シ～イ～の～カ～イチョ～に～は～ ♪
せ～い～じけ～ん～き～ん～ ♪
そ～ゆ～こ～とに～ し～て～お～けば～ ♪
ひ～そ～や～かに～ たの～し～め～る～ぜ～ ♪
忘～れか～け～た～ ５億～は～ 妻の～口座へ～ ♪
（大拍手）
熊手こうたのになんで返せるんやろね？ようわからんけど…。
１週間の歌うたおか？
月曜日に３億かりて～ ♪
火曜日に５億をかりる～ ♪
水曜日にキャバクラ行って～ ♪
木曜日に妻の口座へ～ ♪
金曜日にスクープされて～ ♪
土曜日に８億かえす～ ♪
てゅらてゅらてゅらてゅらてゅらてゅらら～ ♪
日曜日に代表やめる～ ♪
これが～私の１週間～ ♪
って、最悪な１週間やね…。
わしら庶民はビッグマン当たっても６億やからね。アホらしなってきた。
そや。水木しげる先生のゲゲゲの鬼太郎でもうたお。
チャラッチャチャッチャチャチャチャチャ～チャチャチャのチャ ♪
ケ、ケ、あそこの毛～ ♪
って、そんだけなんやけど…。
よ～るはシラミが運動会… ♪
って、汚いな、しかし…。
そんなんゆうてる間ァに春ちゃんの家に着いたがな。ほんまは電車に乗らなアカンねんけど落語やしええか…。
じゃまするで！」
春ちゃん「あっ、兄さん、来てくれたんですか。どうぞ上がってください。ちょうど今、吉田さんに古川さんに鎌内さんに島田さん、藤井さんに大野さんに大和さんに岩嵜さん、目春さんに神矢さんに馬場さん…あとどうでもいいけどうちの横井も来てます」
し「あァそうか。これ、千円しかないけど祝儀やさかい取っといて」
春「そんな気をつかっていただかなくてもよろしいのに…って、これ、ビットコインじゃないですか！こんなの使えませんよ！」
し「まァええがな。子ども、どれやどれや？あ、うわ～…でかいな、コレ…でかいんはええけどコレ、白髪頭で歯が抜けてしわくちゃやな…」
春「それは酔っぱらって昼寝してる古川さんですよ！」
し「あァ、古川さんかいナ…生きてるかしらん？で、子どもどれ？子ども」
春「兄さん、こっちです」
し「うわっ、かわい～な～。モミジみたいな手ェしてんな」
春「兄さん、うれしいこと言ってくれますね。モミジみたいにかわいい手でしょ？」
し「こんなかいらしい手ェして…おっちゃんの千円よう取った」
春「返しますよ！返しますって！第一これ、ビットコインでしょ！マウントゴックスでなくなったやつじゃないですか！」
し「まァそう言わんと取っといてって。あっ、この子、手首に輪っかできてんな」
春「そうでしょ？手首に輪っかできてるほど、まるまる太って可愛いでしょ？」
し「こんな小さい時分から手首に輪っか入れて…大きなったらここに手錠かけてもらい」
春「帰ってください！！今すぐ帰ってください！！」
し「冗談やがナ、冗談。怒りないなて…。さて、これが春ちゃんのお子さんですか？」
春「なに意味ありげなこと言ってんですか！正真正銘、私の子ですよ！」
し「え～、額の広いとこなんかは、亡くなられた古川さんに似て…」
春「古川さん、そこで昼寝してますって！なに言ってんですか！」
し「しかし春ちゃん。この子、お人形さんみたいやな」
春「兄さん、もうそれで十分。もうそれ以上なにも言わないでください。お人形さんみたいに可愛いでしょ？」
し「いやナ、この子、ハラ押したらキュッキュキュッキュゆうねん」
春「なにやってんですかっ！！死んじゃうでしょっ！！」
し「時に春ちゃん、この子いったいおいくつで？」
春「もう頭いたくなってきました…。おいくつでって、こないだ生まれたばっかりですよっ！」
し「生まれたばっかり？とは、お若う見える」
春「生まれたばっかりで若かったらどうなんですかっ！」
し「どう見ても、まだ奥さんのお腹の中にいるようや」
おな～か～い～り～ （だからお腹の中にいるようやって…）
■
『上野湯島ペルペル通信』
落語の口演録だけだと芸がないので「おまけ」を付けます。
題して『上野湯島ペルペル通信』。
独立した項でやると目立つのでこっそりやります。
２０１４年６月４日、六四天安門２５周年記念日。
あれから２５年か、そら、わしもおっさんになるわな。
「味の三恵」
ここの麻婆麺が大好きで昼によく食ってた。５３０円ぐらいだっけ？（よく覚えてませんが）
ラーメンに麻婆豆腐がのってる。ニンニクが効いててうまいし力が出る。
場所は明石書店営業部の搬入口を出て右（東）に行き、２本目の筋を右折（南下）した右側（西）。
明石書店がどこにあるかわかんないよね。
ここです。
ここに組合員が集結しシュプレヒコールします。（いらんこと書くなって）
今年の目標はベトナムとインドネシアのお客さんを開拓することですが、ミャンマーが先にできてしまいました。
祝・ミャンマー開拓。
（カニ助先生は「ミャンマー」というと、「ミャンマーってゆうな、ビルマとゆえ」ってうるさかったんだけど、もういいってこと？微妙だけど）
ミャンマー人さん２名と石井社長、Ｍ師匠（三浦のおっさん）、元上司のＳ野さん（ＭとＳ）、わしで、湯島の「ペル」へ。
店主は鈴木照子さん。
え？！会社だったの？
優良施設だそうです。（ソープランドではない）
Ｍ師匠と鈴木照子さん。
ユーレイさんが写ってるけど。
（Ｍ師匠の左にいるばあさんは鈴木照子さん。ユーレイさんではない）
鈴木照子さんは社長なんだね。Ｍ師匠は課長。Ｓ野さんは今は別会社だけど部長。
この会社でなんでわしが役職なかったのかよくわからん。
「ペル」はずっと南米ペルーからとった名前だと思ってた。
だってみんな「ペル」とは言わず「ペルー」と伸ばして呼ぶから。
でも実は照子さんが昔飼ってた愛犬の名だと聞いた。
と思ってたら、この日、照子さんから聞いた話では、「照子さんのあだ名」だと言う。
「テル」がなまって「ペル」になったらしい。
店名の由来をころころ変えないでほしい。
私とＭ師匠のツーショット。
写真下のババシャツみたいなのはペルさんの指。（これは心霊写真ではない）
石井社長の写真はこちらでお楽しみください。
http://jpdragon.blog.so-net.ne.jp/2006-09-09
にげよ。
（２０１４年６月６日記）
どない？おもろい？
by リス太郎 (2014-05-30 18:40)
おもろいやろ？
by リス太郎 (2014-06-03 08:34)
どう？おもろい？（だんだん自信なくなる）
by リス太郎 (2014-06-03 20:42)
おもろいやろっ？（強要）
by リス太郎 (2014-06-05 21:06)
６月４日に書店Ａに行きました。暑いのでトレードマークのアロハで。
久しぶりに「ペル」へ行ったので、本文口演録の下に『上野湯島ペルペル通信』を貼り付けました。独立した項でやるといろいろ具合が悪いのでこっそりやります。隠れ家ブログ『森羅万象』にようこそ。（ユーレイさんの写真もあります。ユーレイさんも楽しく遊べるペルにみんなでいこう）
by リス太郎 (2014-06-06 20:37)
Ｓず木Ｔる子さんの Ｉ し井Ａき男さん愛人疑惑は嫌疑不十分で不起訴となりました。（冗談でもそんなこと書いてええんか）
by リス太郎 (2014-06-07 09:10)
ここ数日の新聞ニュースから思いつくままに。
法人税下げ～♪
詳しくは日刊ゲンダイで。日経なんかいくら読んでもほんとのことはわかりません。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150719
６月５日付け日刊ゲンダイでは「冷血アベノミクス」と題し、安倍晋三を「確信犯」としていますが、これは違います。彼はあくまでも「善意」なんです。ああ、おぞましい。
こんな記事もあるね。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150778
パソナ疑惑。なぜかマスコミは全く報道しない。
安倍政権をひっくり返す大チャンスなんだけど民主党もひっくり返るから。
http://blog.livedoor.jp/ussyassya/archives/52032779.html
by リス太郎 (2014-06-07 09:32)
諫早。長崎地裁。そして佐賀地裁決定への執行抗告を棄却した福岡高裁。
全国の地裁・高裁が「国」に反旗をひるがえしてるように見える。
裏で何が起こってるんだろ。
ここまでこじれる原因は無責任な為政者。アホ自民にボケ民主、腰ぎんちゃくの公明。ついでに言えば無能かつしょんべん臭い野党。
by リス太郎 (2014-06-07 09:44)
インドネシア、フィリピンに続き、ベトナムからＥＰＡによる看護師・介護福祉士候補の第一陣が間もなく来日。
中国新疆ウイグルの一連の「テロ」。９人に死刑。死刑大好き中華人民共和国。そもそもほんとに「テロ」なのか。自作自演でしょって。
行政不服審査法が改正。２年以内施行。生ぬるい内容であまり意味なし。
台湾・中国信託商業銀行が東京スター銀行を買収。外銀の邦銀買収は初。江丙坤氏が取締役会長に。
ＪＡ全農、株式会社化へ。
それはともかくタクシー運賃問題。規制改革会議は「消費者の利便性を損ねる可能性」を指摘。国交省への提言を近くまとめる。
サムスン電子とＢ＆Ｎ（バーンズ＆ノーブル。「もみじまんじゅう」ではない）がタブレット共同開発で提携。
拉致問題解決はやくせえ。３人目のアメリカ人が北朝鮮で拘束。横やり入る前に早くやれ。北朝鮮側の約束履行を待つ？１００年待つ気か？早くやれ。こっちからガンガン攻めろ。
牛原皮が高騰。加工業者は苦境。２０１４年６月７日付日経朝刊商品欄。
一方、２０１４年６月１日付神戸新聞経済面、「兵庫じばさんルポ」（「じばさん」とは「地場産業」のこと。「じいさんばあさん」ではない）では、「職人技生かし新製品開発」と見出しを打ち、姫路市やたつの市の業者を取材。帆布などをなめした「タンナーコットン」など、新技術で市場を開拓する取り組みを紹介。
客が来るので仕事に戻ります。（さっき Ｉ し井Ａき男さんから電話あった）
by リス太郎 (2014-06-07 10:08)
思い出した。バンバンがミタビ仮放免で出てきたんや。
入管もこんな奴にタダメシ食わすのアホらしいとやっと気づいたかね。
しかしよくわからんというか、謎。予測もつかなきゃ原理もわからん。
ブラックボックスやね。
by リス太郎 (2014-06-07 19:57)
先週でてきたらしい。ペルで飲んでたら電話あった。
なんですぐに電話して来んのやとゆうたら、よめはんがケータイ止められててとか、下手な言い訳すなド阿呆。公衆からかけて来んかいオンドレゆうたら、せんせのオンドレ久しぶりに聞きますとかって、ドタマかちまわすぞゆうたら、それもなつかしいとかって。感傷にひたってる場合か。
でもよめはんに電話したら、実はその日、主人が入管で首つりましたとかったら、ホラーだよね。
一応、確認しとこうか。まさかとは思うけど・・・。
by リス太郎 (2014-06-07 20:02)
確認しました。夢でもオバケでもなかった。足あるか、ゆうてんけど。
保証金は１０万やったらしいね。前回は６０万やってんけど。
とにかくおとなしいしとれと。近いうちによめはん子ども連れて西葛西に来ると思います。
今日は子どもの２歳の誕生日らしい。そういえばそうか。
彼の在留資格取得申請は私がタダでやりました。
文句ある？
by リス太郎 (2014-06-07 20:15)
でも相手はオバケだからね。電話でいくらだまそうとしてもそうはいかん。
実際に会って足をさわるまで信用できん。
by リス太郎 (2014-06-08 13:34)
よく降りましたな。こんな降り続いた雨はちょっと記憶にない。
昨日うちに来た中国人さん。日本語能力試験Ｎ１合格者。
「雨が小さくなりました」
「日本語ではそんな言い方しない」
また降る予定らしい。土砂崩れとか、おたくは大丈夫？
こんなブログ見とる場合ちゃうで。
by リス太郎 (2014-06-08 13:36)
寝室で降り続く雨の音を聞きながら、『黒い雨』を思い出した。
ゆうちゅうぶは配信中止。
これを買いたいと思います。もうちょっと余裕ができたら。
http://www.yamano-music.co.jp/userProdDetailCD.do?itemCode=4106092091&itemClass=C
by リス太郎 (2014-06-08 13:41)
昨夜は夜１０時半にテレビの前で寝てしまい、０時半に起きてベッドへ行き、ケロん太やパオん太やマーチやモモん太と遊び、うだうだしながらいつの間にか寝てて、起きたら９時。疲労回復には寝るのが一番。あと、アホなこと考えてヘラヘラ笑うこと。究極の健康法。
今朝（2014.6.8）の日経朝刊企業面。日本交通社長に改正タクシー事業適正化・活性化特別措置法につき意見を聞く。考えるヒントを与えてくれます。
by リス太郎 (2014-06-08 13:53)
日が差してきましたな。
http://www.youtube.com/watch?v=mVw5HKanadw
昨日と今日はたまりまくったデスクワークを一気にこなそうと思ってましたが、昨日一日でほとんど終わってしまった。まだまだあるけど、それは明日からやればいい。午前中は仕掛かりのチェックや整理、頭の中でソロバンはじいて資金繰り。雨がやんだのでドラッグストア「いわい」にコピーを取りに行き（なんとモノクロはＡ３も５円）、明日の申請２件を完成させ、昨日のひじきごはんでよめはんが作ってくれた握り飯を食い、今日は仕事ヤメ。ちょっとのんびりしょ。
よめはんは上野の国立博物館に行ってます。ユウコちゃんと一緒に。
ユウコちゃんからメールあり、「博物館いこ」ゆうて。法隆寺の展示が見たいねんて。
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=16
よめはんに輪をかけてパッパラ女がどういう風の吹きまわしか。
というわけで一人でお留守番。仕事も片づけたし何して遊ぼうかな。
by リス太郎 (2014-06-08 14:05)
博物館といえば明日の申請はどちらも中国人さん。どちらも古美術商への就職。全く違う会社。二人に直接の接点はない。一人は「留学」から、もう一人は「特定活動（出国準備）」からの「人文知識・国際業務」への変更。
入管さんは不審に思うかもしれないけど（思わんか）これにはワケがある。Ａ君はＣ社への就職に失敗してＥ社に就職（その前にＤ社に失敗）、私はＣ社でＡ君と知り合い、以来、私を頼って振り回してくれてる。Ｂ君はＦ社での更新に失敗しＣ社に就職。Ｃ社はＡ君ではなくＢ君を選んだ形。私はＣ社の顧問行政書士。カンベンしてくれ。
by リス太郎 (2014-06-08 14:13)
出国準備からの変更（私は「うっちゃり申請」と呼んでる）は事前に就労系なら就労、身分系なら永住の各審査部門にお伺いを立てハンコをもらってからでないと申請できない。「理由がない」と判断されれば受理されない。変更等が不許可になり、「特活出国」への変更を余儀なくされた場合、いくら抵抗しても無駄です。３０日以内に日本から出て行きますか？それともうち（入管）に泊まってく？という話になる。このときあわてずに（あわてるだろけど）、「３０日の期間内にもう一度申請することが可能か」を聞いてください。そして「どのような条件を備えれば再申請が可能であり、さらに許可をいただける確率が高まるのか」を聞いてください。あとは私に電話してください。
http://www.shinohara-visaoffice.com/
よろぴく。
by リス太郎 (2014-06-08 14:24)
全く違う話。裏紙に布陣と戦略を図式化し、現在、詰めの状態。
「人文知識・国際業務」から「投資・経営」への変更。失敗したらしいんだけど期限が６月２０日まであるので「出国準備」にはなってない。２０日までに文字通り「再申請」しなきゃいけない。これは「取り直し」と呼んでる。（お前のたとえは必ず相撲か野球やな）
行政書士でも弁護士でもそうなんやけど。国際ビジネスの経験も知識もない奴が「投資・経営」なんかやるな。アホみたいな申請書類つくりやがって。何なんやこの事業計画と収支予算。俺が審査官ならハラ抱えて笑うわ。幼稚すぎる。
ほんとね、そういうの、多すぎ。ひっくり返すの大変なんやで。わしは「うっちゃり」や「取り直し」の勝率、悪くはないんやけど。
あと、特に弁護士、行政書士もだけど、法令を上っ面だけ理解してやるな。「投資・経営」の場合、大事なのは平成１２年１２月２５日の「通達」と「通知」なんだけど、重要な部分はソラで言えるようにしとけ。これがすべてと言っても過言ではない。もちろん内部審査要領にも照らしながら戦略を練るわけだけど。いずれにせよこの仕事をナメるな。
２月に設立した会社の決算月を３月にするな。アホか。
登記は司法書士の独占業務。厳守せよ。
以上
by リス太郎 (2014-06-08 14:45)
昨日、久しぶりな人からメールをいただき、すぐに電話した。メールの内容が相変わらずトンチンカンなので（仕方ないんだけど）。
この日本人のオーナーとは本人（アメリカ人）を連れて去年の夏ごろに東京入管就労審査部門に相談に行ってる。
「前例がない」らしい。在留資格は「興行」なのか「特定活動」（告示六号）なのか。「興行」の担当と「特活」の担当が互いに押し付けあってるように見えておかしかった。
その後いろいろドラマがあって、わしもまあ、無料相談の範疇を超えてるんだけど、今の状態ではコレはしゃあありまへんでと。アメリカから電話かかってくるし、彼の学生時代の親友という日本人さんからも電話かかってくるし。経緯を説明したらわかってくれたけど。
新しい動きがあったのでもう一度協力してもらえませんかという話だった。もちろん快諾。これが成功すれば「前例」を作るわけで歴史の１ページに刻まれる。そういう仕事は採算度外視でやる。
まあでも、波乱万丈になるよ。俺は覚悟できてるけど。
by リス太郎 (2014-06-08 15:15)
今日は入管の帰りにバスで中村和夫先生と乗り合い、いろいろお教えを乞うた。仮放免というのは申請がなくても入管の判断で下りる場合があるらしい。やっぱりタダメシ食わすのがアホらしくなったのかね。再審情願はしてたのかと聞かれるので、もちろんしてましたと答えた。仮放免も再審情願も何度も退けられ、これはもうアカンと。ちょっとめんどくさいルートをたどれば四国選出のタカ派議員や右翼団体のボスにつながるんだけど、わし、そーゆーの大嫌いやから。祖父も怒るだろうし。で、フィリピンかスリランカで暮らすしかないと。苦渋の面持ちでよめはんに告げた。せんせ、信用してたのに・・・みたいな。そんときにこんなヤクザな商売さっさとやめよ思た。
中村先生によると仮放免でも在留特別許可でも、何のアクションもなくても入管の判断で下りることはあるそうです。ちなみにバンバンは私以外の行政書士や弁護士に何か頼んだわけでもなければ政治家を使ったわけでもないようです。バンバンとボブサップは何とか在留特別許可をお願いしたい。他にもぞろぞろ控えてるけど、とりあえずこの二人。たのんます。
by リス太郎 (2014-06-09 18:50)
バンバンではなくわしのよめはんの話。ユウコちゃんと一緒に行った上野の法隆寺展というのは宝物館のことではなく、東京芸大美術館の特別展示のことだそうです。メシ食いながらよめはんとしゃべってて話がおかしいから、一体どこへ行ってきたんやと。ここだそうです。↓
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htm
６月２２日までか。俺も行きたいな。
by リス太郎 (2014-06-09 19:04)
わあ！ ペルのおかあちゃんだ！！ M師匠だ！！
by Tremont (2014-06-15 23:57)
その隣りにユーレイさんだ！！
by リス太郎 (2014-06-16 19:38)