第7回なぎさ和楽苑落語動画撮影会に林家きよ彦さん参上 [大衆芸能]
3月13日の月曜日、午後1時半、西葛西駅北口集合。私と妻とTさんとプロの林家きよ彦さん。タクシーで和楽苑へ。私は少し緊張というかあちこちに神経を使ってた。タクシーの中できよ彦さんと会話。あの人、プロってそんなもんかもしれないけど、出番直前まで何をしゃべるか決めてない。
「あのネタはどうですかね?」
「う~ん。でも聴くのはお年寄りですよね」
「こないだやられてた彦いち師匠作の『正しい同窓会』なんかどうです?」
「う~ん」
無言。どよんとした空気が流れる。
私はアマチュアである。しかしプロの前で腕前を見せたかった。だからあえて十八番の『くっしゃみ講釈』をもってきた。稽古する時間がなかったのもある。
タクシーの中で出番についても話した。私の希望はまず私ときよ彦さんが漫才形式できよ彦さんの来歴、札幌出身で介護福祉士として働いて彦いち師匠に弟子入りといった経緯を紹介。そのあと私が一席やってきよ彦さんの漫談。兄弟子の山彦(やまびこ)さん(この男、かなり変人)の話などしてもらう。それからトリできよ彦さんに新作落語をやってもらう。
「でもそれって別撮りですよね。出番は関係ないのでは?」
結局、漫才形式も漫談もなしになり、代わりに古典をやると言い出した。想定外。
『くっしゃみ講釈』 和浪亭和楽
『初天神』 林家きよ彦
『追っかけ家族』 林家きよ彦
ということになった。
「古典は久しぶりなので篠原さんが落語をやってる間、別室で稽古していいですか?」
お年寄り向けに古典をというのは有難いのだが、「きよ彦といえば新作」である。2席やるんなら新作をお願いしたかった。ただ、そこは任せて依頼しているので何も言えない。何席とも決めていない。決めてるのはギャラだけ。
きよ彦さんに私の落語を聴いてほしかったなあと思いながら『くっしゃみ』をやっていると、講釈師が登場するあたりでドアが開き、きよ彦さんが入ってきた。私はマクラでその日から始まる大相撲春場所の話などを長々とやっており押していた。きよ彦さんが稽古する時間を稼ごうとしたのだが、途中で入ってこられたのでちょっと焦った。とちったけど十八番なのですぐに誤魔化した。
きよ彦さんは美人なんだけど声が野太い。落語をやってるとどうしてもそうなるらしい。でも甲高い声も自在に使える。普段しゃべるときは野太い。なんかギャップを感じる。
きよ彦さんは『初天神』にしても『追っかけ家族』にしても、お年寄りに理解しやすいよう、ゆっくりめの口調でやられていた。私はそんな芸はなく、相変わらずの和楽節。
なぎさ和楽苑のお年寄りも林家きよ彦という二つ目だけどプロの落語が聴けて喜んでくださっているだろう。これからもジャパライフ芸能部としてはボランティア活動としてプロを招いて落語会をする試みを続けていきたい。
「あのネタはどうですかね?」
「う~ん。でも聴くのはお年寄りですよね」
「こないだやられてた彦いち師匠作の『正しい同窓会』なんかどうです?」
「う~ん」
無言。どよんとした空気が流れる。
私はアマチュアである。しかしプロの前で腕前を見せたかった。だからあえて十八番の『くっしゃみ講釈』をもってきた。稽古する時間がなかったのもある。
タクシーの中で出番についても話した。私の希望はまず私ときよ彦さんが漫才形式できよ彦さんの来歴、札幌出身で介護福祉士として働いて彦いち師匠に弟子入りといった経緯を紹介。そのあと私が一席やってきよ彦さんの漫談。兄弟子の山彦(やまびこ)さん(この男、かなり変人)の話などしてもらう。それからトリできよ彦さんに新作落語をやってもらう。
「でもそれって別撮りですよね。出番は関係ないのでは?」
結局、漫才形式も漫談もなしになり、代わりに古典をやると言い出した。想定外。
『くっしゃみ講釈』 和浪亭和楽
『初天神』 林家きよ彦
『追っかけ家族』 林家きよ彦
ということになった。
「古典は久しぶりなので篠原さんが落語をやってる間、別室で稽古していいですか?」
お年寄り向けに古典をというのは有難いのだが、「きよ彦といえば新作」である。2席やるんなら新作をお願いしたかった。ただ、そこは任せて依頼しているので何も言えない。何席とも決めていない。決めてるのはギャラだけ。
きよ彦さんに私の落語を聴いてほしかったなあと思いながら『くっしゃみ』をやっていると、講釈師が登場するあたりでドアが開き、きよ彦さんが入ってきた。私はマクラでその日から始まる大相撲春場所の話などを長々とやっており押していた。きよ彦さんが稽古する時間を稼ごうとしたのだが、途中で入ってこられたのでちょっと焦った。とちったけど十八番なのですぐに誤魔化した。
きよ彦さんは美人なんだけど声が野太い。落語をやってるとどうしてもそうなるらしい。でも甲高い声も自在に使える。普段しゃべるときは野太い。なんかギャップを感じる。
きよ彦さんは『初天神』にしても『追っかけ家族』にしても、お年寄りに理解しやすいよう、ゆっくりめの口調でやられていた。私はそんな芸はなく、相変わらずの和楽節。
なぎさ和楽苑のお年寄りも林家きよ彦という二つ目だけどプロの落語が聴けて喜んでくださっているだろう。これからもジャパライフ芸能部としてはボランティア活動としてプロを招いて落語会をする試みを続けていきたい。
写真からも、リス太郎さんの緊張感が伝わってきますねえ。
(^_-)-☆
by アニマルボイス (2022-03-23 22:32)
『山波』で拝見したお顔とちょっと違ってますねー。^^
by wildboar (2022-03-24 02:47)
アニマルボイスさんへ
二人で記念撮影をということであわてて羽織を羽織ったんですが、袖がまくれてますね。このときはもう緊張はありません。ほっとしてます。
by リス太郎 (2022-03-24 06:25)
wildboar さんへ
『山波』の写真は確か眼鏡をかけていなかったと思います。それで雰囲気が違うのではないでしょうか。
by リス太郎 (2022-03-24 06:28)
https://www.youtube.com/watch?v=DOTWzxcTrec
by リス太郎 (2022-03-24 06:30)
登録支援機関に登録した途端、事業復活支援金の相談が相次いでます。
by リス太郎 (2022-03-24 06:33)
「有料ですか?」(有料に決まっとうやんけ)
(相談無料の申請税込3万円です)
by リス太郎 (2022-03-24 06:34)
wildさんにリス太郎さんのことを伝えたら、いい小料理屋を見つけたので大歓迎しますということでした。ただし、うまい酒とうまい料理にありつくためには、『山波』の原稿という関門がありますので、よろしくお願いします。
by アニマルボイス (2022-04-10 21:00)
途中で送信してしまいました。(T_T)
wildさんが、玉葱を作り過ぎたのでリス太郎さんの所にも送ろうかなあと、言っていました。無農薬栽培の新玉葱おいしいですよー。(^-^)
by アニマルボイス (2022-04-10 21:44)
おーい。(@_@;)
by アニマルボイス (2022-04-13 22:51)
玉ねぎおいしくいただきました。レポートは次回ブログで。
by リス太郎 (2022-04-17 01:06)