五代目桂米團治独演会を聴いて（2024.1.7）
今日２０２４年１月７日日曜日、銀座ブロッサム中央会館で五代目桂米團治独演会がありました。私は妻と行って来ました。妻は私の影響で落語が大好きです。ところが昨日の夜に妻が大阪から帰ってきたんですが汚れまくった家の中に激怒。私の母が私たちの結婚３０年の祝いに送ってくれたエアウィーヴがおしっこで黄色くなってるらしいんです。ちなみに３０年は今年であり去年１０月は２９年だったんですが天然ボケです。「部屋中がおしっこ臭い」と。私は「あれは夢や。その証拠にジャージが濡れてない」「風呂場の脇に濡れたんそのままほかしてあるやないの！もーこんな生活いやっ！」。
「見台こわしてこぼした花瓶はどこ！」「台所」「そんなとこ置いて料理してたんか」「うん」「お前が作ったカレーってこれか」「うん」「くっさー。なんでこんな臭いねん」「牡蠣と納豆が入ってる」「アホか！」「臭いけどうまいで」「牡蠣は汁も入れたやろ」「うん。中敷きのシートも入れた」「アホ！アホアホアホアホアホっ！」
この話めちゃくちゃおもろいねんけど、こんなことばっかり書いてたら本題に入れないのでやめます。こういうのを落語では「マクラ」と言います。
妻はやっと機嫌を治し楽しみにしていた独演会に行きました。昨日は「こんな寝小便たれの男と一緒に歩くんいや！ひとりで行ってきい！」と言ってたんですが。
茅場町で乗り換え日比谷線で東銀座なのですが門前仲町あたりでしょうか。私は立ったまま眠っていました。なんかあったかいものを感じました。左手があたたかい。頭にやわらかいものがあたりあったかい。ふと気づくと。妻が私が倒れないように抱きかかえて左手を握ってくれていました。
なんちゃって。（めっちゃ恥ずかしいんですけど）
少し眠ることで私の頭は冴えまくりました。人前で大きな声でいやらしい替え歌とか歌っちゃいけないとか理性が働きました。しばらく黙ることにしました。そして東銀座につきました。この街には私の上客がいます。報酬がでかい。翌月末支払いになるけどきちんと入ってくる。会長も社長も日本人。業績はいい。従業員は中国人・台湾人を数名雇っているのと得意先に中国人・台湾人の会社もありそこからも仕事がくる。中国・台湾に事務所もある。よく行くし好きな街。煙草を吸える喫茶店もある。なにげない定食屋のコロッケ定食が抜群にうまい。長蛇の列ができる人気店がいくつもある。おしゃれなベーカリーもある。そしてなにより歌舞伎座がある。芝居好きの妻はおそらく歌舞伎を観てみたいと思うんだけど高いから我慢してると思う。妻が歌舞伎座の立派な建築の前で「こういうのをスマホで撮ってブログで上げたらええねん」というので撮りました。逆光なので上げるのやめます。というか歌舞伎座の写真なんかネットでいくらでも見れるし。
腹が減っているので時間がなかったけどセブンイレブンで肉まんを急いで食いました。妻はサンドイッチ。
客層は６０代が多かったと思います。次に５０代。そして７０代。４０代。４０才未満の客は見当たりませんでした。私は林家きよ彦さんにもいつも申し上げてるんですが「おじさまにもてるのはいいけど２０代３０代の若者を落語会に連れてくる工夫をしましょう」と。そして具体的なアイデアをいくつも授けています。
私も努力しています。アニマルボイスさん聞いてください。私はガールズバーやスナックの女の子たちに落語の話をよくします。落語がいかに素晴らしい芸能か。おもしろいか。何度聴いても笑えるのはなぜか。笑いのエッセンスが全てつまってる。落語を聴きましょう。古典も創作も。着物に羽織で座布団に座って扇子と手拭いだけで全てを表現してしまう。こんな芸能、世界中探してもないですよ。フィリピンパブでも小咄教えたりしてるし。おっぱい触ってるだけじゃないんです。私は日本が世界に誇り得る伝統芸能を若い人たちに伝えてるんです。外国人にも伝えてます。ネパール人のカレルなんか私の落語を理解しますから。呑みながら一席やるんだけど。フィリピン女性にピンクの浴衣を着させて小咄をやってもらうというのはジャパライフ芸能部の夢です。裾が乱れて。「胸元チラリのお色気落語」と名付けています。
あと関係ないけどフィリピンでもどこでもいいけど若い女性を海外から「興行」で呼び寄せて民族舞踊のショーをやる。楽しいだろうなあ。スリランカ人女性のダンサーなんかぞくっとするような魅力だから。
脱線というか最初から違う話ばっかりして本題に入れません。スマホのチャットラインは鳴り響くし。
前座は桂りょうばさんでした。この方は上方落語の爆笑王こと二代目桂枝雀のご長男です。最初は中島らもさんんとわかぎゑふさんにより立ち上げられたリリパットアーミーとか落語と関係ないことばっかりやってたんですが、２０１５年に二代目桂ざこば師匠に弟子入りしました。正月に妻は私が育った神戸の家に行くのが嫌なので（弟を憎んでる。私も弟とは目をあわすと殴り合いになる）私一人で帰りました。正月の神戸新聞文化面に大きく「枝雀の息子がざこばに入門」と出ました。枝雀は伊丹出身で兵庫県なので神戸新聞は大きく扱ったんだと思います。その切り取りは長らくうちの事務所の外国人が目に付きやすい壁に貼っていました。私は翌日に大阪府吹田市の妻の実家に義母を見舞いに行くつもりでしたが弟と激しい喧嘩になり。
弟は野球をやっていたので喧嘩が強いというかうまいんです。大阪時代ですが歯を磨いていたらいきなり殴りかかってきて。眼鏡が割れて顔面に粉々になったレンズが刺さり。しばらくしたら右目のまわりが青くなって。会社に行ったら「パンダ」とあだ名されて。まあ本気出せば関節技で両手両足の手首足首を折ってトラックに乗れなくさすこともできるんです。でも可哀そうだから。あいつも障がいを乗り越えて横浜で会社を立ち上げ頑張ってるし。
２０１５年の正月はあいつが眼鏡を狙って殴ってくるのわかってましたから眼鏡を外し投げ捨てました。顔面にパンチはくらいましたがそのまま小内刈りで畳に叩きつけ袈裟固め。袈裟固めって上手な奴がかけると非常に苦しいんです。胸を圧迫されて肺が苦しい。うめき苦しむ弟。肋骨を折ったろかと思いましたがやめました。柔道有段者が技を使って怪我させると凶器を使ったとみなされ刑が重くなるんです。そこで「大阪行く」と。寝ている義母が落語が聴きたいと。『刻うどん』をやったら「もっとやって」というんで一番の十八番の『くっしゃみ講釈』をやりました。義母はうすらうすら笑います。今は認知症も軽くなり回復しているようなのですが、当時はかなり衰弱していました。私は涙が出そうになりながら落語を演じました。「胡椒がないさかいトンガラシくすべたんや」で「拓生さん、うまいなあ。うまいし男前や」「もっとやって」。妻が「お母さん、ええ加減にしとき。拓ちゃん、疲れてるんやから」。確かに疲れてましたが私も中卒で四代目林家小染に弟子入りしようとした男です。天国で小染師匠が「酔平がんばれ」と言っているような気がして『住吉駕籠』を途中で切らずにオチまでやりました。
「もっとやって」
りょうばさんは『普請ほめ』をやりました。「普請」というのは家のことです。この話のあとに牛をほめると『牛ほめ』になります。つまり『牛ほめ』ができれば『普請ほめ』もできるのです。私は結局やらなかったのですが和楽苑でやろうと考え『牛ほめ』を稽古しとりあえず暗記しました。そのあと違うネタがやりたくなって『牛ほめ』はやめたのです。りょうばさんはまだ修行中です。まずまずの出来という感じです。妻も同じ感想です。「私ならもっとおもしろくできる」と思いました。ただ枝雀が大好きな妻は「表情とか仕草が枝雀にそっくり」と。血は争えない。将来、大化けするかもしれません。
二つ目は桂米團治師匠の『七段目』。歌舞伎の話。上方落語には歌舞伎の話が多いです。江戸時代の庶民にとって歌舞伎を観るというのは非常に贅沢なことだったのです。今でもそうですが。そこで落語家は歌舞伎を取り入れたネタを作り安く庶民を楽しませたのです。米團治師匠の『七段目』は私はあまり期待していませんでした。あまりおもしろくないネタだと思っていました。しかしそれは間違いでした。私は音源でしか聴いたことがないからおもしろさがわからなかったのです。見ないと笑えない。大爆笑しました。この日、一番、笑いました。ああ気持ちいい。難しいネタだけど稽古して和楽苑でやったろ。
三つ目は桂團治郎さんという米團治師匠の一番弟子です。私が「確か一番弟子のはず」と言ったら妻が素早くスマホを取り出し「一番弟子」と。あいつは何でもその場で素早くスマホでぐぐる。ガールズバーの女の子みたい。
團治郎さんのネタは『代脈』という話。「代脈」というのは「代わりに脈をとる」つまり代理医者のことです。医者がアホ息子に代わりに診に行かすわけですが親父から言われたことをそのまま口にしてしまい失敗する。久しぶりに聴きました。うまい。さすが一番弟子。ただ、娘さんを診るところでもっとエッチな演出をするとおもしろいんだけど。無理か。
中トリは米團治師匠の『軒づけ』。これは浄瑠璃の話。ちょっと調べなきゃいけないのですがオチがおかしい気がします。ガールズバーの妻がぐぐると「米朝も同じだ」とのこと。悪い声を聞くと味噌は腐ると思うんだけど。あとこのネタは枝雀が最高。誰も勝てないと思います。
中入り。
カブリは浅野美希さんという美しい女性による三味線。江戸時代や明治初期に流行った戯れ歌を三味線で披露すると同時に巧みな話術で解説します。妻は浅野さんが一番おもしろかったと言ってます。落語を聴きにきたんじゃないのか。浅野さんによると当時は著作権というものもなく、様々な戯れ歌、つまり替え歌ですね、できてはまたパクられということで文化に花開いたということです。今の時代は著作権法の趣旨をわかっていません。著作権法第一条をよく読んでほしいものです。
「洋行流行物」というのがおもしろかった。鎖国が解けて日本人の政府関係者や裕福な人が海外に行くようになった話をおもしろおかしく歌にしたもの。そんなのが４～５曲。おもしろい。
トリは米團治師匠の『足上がり』。この落語は知らなかった。初めて聴きました。妻がすぐにスマホで調べて「米朝の十八番や」と。ほんとガールズバーの女の子みたいなババア。
追記
この記事は諸般の事情により日付をまたいでこんな時間となりました。ほんま疲れる。離婚したい。ここちゃんかのあちゃんかみやちゃんと再婚したい。そのためにはインポテンツをどうにかしないといけないのですが。読者の奥様方に申し上げたいのですが旦那を大事にしないと女遊びに走ります。浮気をします。お気をつけください。
「見台こわしてこぼした花瓶はどこ！」「台所」「そんなとこ置いて料理してたんか」「うん」「お前が作ったカレーってこれか」「うん」「くっさー。なんでこんな臭いねん」「牡蠣と納豆が入ってる」「アホか！」「臭いけどうまいで」「牡蠣は汁も入れたやろ」「うん。中敷きのシートも入れた」「アホ！アホアホアホアホアホっ！」
この話めちゃくちゃおもろいねんけど、こんなことばっかり書いてたら本題に入れないのでやめます。こういうのを落語では「マクラ」と言います。
妻はやっと機嫌を治し楽しみにしていた独演会に行きました。昨日は「こんな寝小便たれの男と一緒に歩くんいや！ひとりで行ってきい！」と言ってたんですが。
茅場町で乗り換え日比谷線で東銀座なのですが門前仲町あたりでしょうか。私は立ったまま眠っていました。なんかあったかいものを感じました。左手があたたかい。頭にやわらかいものがあたりあったかい。ふと気づくと。妻が私が倒れないように抱きかかえて左手を握ってくれていました。
なんちゃって。（めっちゃ恥ずかしいんですけど）
少し眠ることで私の頭は冴えまくりました。人前で大きな声でいやらしい替え歌とか歌っちゃいけないとか理性が働きました。しばらく黙ることにしました。そして東銀座につきました。この街には私の上客がいます。報酬がでかい。翌月末支払いになるけどきちんと入ってくる。会長も社長も日本人。業績はいい。従業員は中国人・台湾人を数名雇っているのと得意先に中国人・台湾人の会社もありそこからも仕事がくる。中国・台湾に事務所もある。よく行くし好きな街。煙草を吸える喫茶店もある。なにげない定食屋のコロッケ定食が抜群にうまい。長蛇の列ができる人気店がいくつもある。おしゃれなベーカリーもある。そしてなにより歌舞伎座がある。芝居好きの妻はおそらく歌舞伎を観てみたいと思うんだけど高いから我慢してると思う。妻が歌舞伎座の立派な建築の前で「こういうのをスマホで撮ってブログで上げたらええねん」というので撮りました。逆光なので上げるのやめます。というか歌舞伎座の写真なんかネットでいくらでも見れるし。
腹が減っているので時間がなかったけどセブンイレブンで肉まんを急いで食いました。妻はサンドイッチ。
客層は６０代が多かったと思います。次に５０代。そして７０代。４０代。４０才未満の客は見当たりませんでした。私は林家きよ彦さんにもいつも申し上げてるんですが「おじさまにもてるのはいいけど２０代３０代の若者を落語会に連れてくる工夫をしましょう」と。そして具体的なアイデアをいくつも授けています。
私も努力しています。アニマルボイスさん聞いてください。私はガールズバーやスナックの女の子たちに落語の話をよくします。落語がいかに素晴らしい芸能か。おもしろいか。何度聴いても笑えるのはなぜか。笑いのエッセンスが全てつまってる。落語を聴きましょう。古典も創作も。着物に羽織で座布団に座って扇子と手拭いだけで全てを表現してしまう。こんな芸能、世界中探してもないですよ。フィリピンパブでも小咄教えたりしてるし。おっぱい触ってるだけじゃないんです。私は日本が世界に誇り得る伝統芸能を若い人たちに伝えてるんです。外国人にも伝えてます。ネパール人のカレルなんか私の落語を理解しますから。呑みながら一席やるんだけど。フィリピン女性にピンクの浴衣を着させて小咄をやってもらうというのはジャパライフ芸能部の夢です。裾が乱れて。「胸元チラリのお色気落語」と名付けています。
あと関係ないけどフィリピンでもどこでもいいけど若い女性を海外から「興行」で呼び寄せて民族舞踊のショーをやる。楽しいだろうなあ。スリランカ人女性のダンサーなんかぞくっとするような魅力だから。
脱線というか最初から違う話ばっかりして本題に入れません。スマホのチャットラインは鳴り響くし。
前座は桂りょうばさんでした。この方は上方落語の爆笑王こと二代目桂枝雀のご長男です。最初は中島らもさんんとわかぎゑふさんにより立ち上げられたリリパットアーミーとか落語と関係ないことばっかりやってたんですが、２０１５年に二代目桂ざこば師匠に弟子入りしました。正月に妻は私が育った神戸の家に行くのが嫌なので（弟を憎んでる。私も弟とは目をあわすと殴り合いになる）私一人で帰りました。正月の神戸新聞文化面に大きく「枝雀の息子がざこばに入門」と出ました。枝雀は伊丹出身で兵庫県なので神戸新聞は大きく扱ったんだと思います。その切り取りは長らくうちの事務所の外国人が目に付きやすい壁に貼っていました。私は翌日に大阪府吹田市の妻の実家に義母を見舞いに行くつもりでしたが弟と激しい喧嘩になり。
弟は野球をやっていたので喧嘩が強いというかうまいんです。大阪時代ですが歯を磨いていたらいきなり殴りかかってきて。眼鏡が割れて顔面に粉々になったレンズが刺さり。しばらくしたら右目のまわりが青くなって。会社に行ったら「パンダ」とあだ名されて。まあ本気出せば関節技で両手両足の手首足首を折ってトラックに乗れなくさすこともできるんです。でも可哀そうだから。あいつも障がいを乗り越えて横浜で会社を立ち上げ頑張ってるし。
２０１５年の正月はあいつが眼鏡を狙って殴ってくるのわかってましたから眼鏡を外し投げ捨てました。顔面にパンチはくらいましたがそのまま小内刈りで畳に叩きつけ袈裟固め。袈裟固めって上手な奴がかけると非常に苦しいんです。胸を圧迫されて肺が苦しい。うめき苦しむ弟。肋骨を折ったろかと思いましたがやめました。柔道有段者が技を使って怪我させると凶器を使ったとみなされ刑が重くなるんです。そこで「大阪行く」と。寝ている義母が落語が聴きたいと。『刻うどん』をやったら「もっとやって」というんで一番の十八番の『くっしゃみ講釈』をやりました。義母はうすらうすら笑います。今は認知症も軽くなり回復しているようなのですが、当時はかなり衰弱していました。私は涙が出そうになりながら落語を演じました。「胡椒がないさかいトンガラシくすべたんや」で「拓生さん、うまいなあ。うまいし男前や」「もっとやって」。妻が「お母さん、ええ加減にしとき。拓ちゃん、疲れてるんやから」。確かに疲れてましたが私も中卒で四代目林家小染に弟子入りしようとした男です。天国で小染師匠が「酔平がんばれ」と言っているような気がして『住吉駕籠』を途中で切らずにオチまでやりました。
「もっとやって」
りょうばさんは『普請ほめ』をやりました。「普請」というのは家のことです。この話のあとに牛をほめると『牛ほめ』になります。つまり『牛ほめ』ができれば『普請ほめ』もできるのです。私は結局やらなかったのですが和楽苑でやろうと考え『牛ほめ』を稽古しとりあえず暗記しました。そのあと違うネタがやりたくなって『牛ほめ』はやめたのです。りょうばさんはまだ修行中です。まずまずの出来という感じです。妻も同じ感想です。「私ならもっとおもしろくできる」と思いました。ただ枝雀が大好きな妻は「表情とか仕草が枝雀にそっくり」と。血は争えない。将来、大化けするかもしれません。
二つ目は桂米團治師匠の『七段目』。歌舞伎の話。上方落語には歌舞伎の話が多いです。江戸時代の庶民にとって歌舞伎を観るというのは非常に贅沢なことだったのです。今でもそうですが。そこで落語家は歌舞伎を取り入れたネタを作り安く庶民を楽しませたのです。米團治師匠の『七段目』は私はあまり期待していませんでした。あまりおもしろくないネタだと思っていました。しかしそれは間違いでした。私は音源でしか聴いたことがないからおもしろさがわからなかったのです。見ないと笑えない。大爆笑しました。この日、一番、笑いました。ああ気持ちいい。難しいネタだけど稽古して和楽苑でやったろ。
三つ目は桂團治郎さんという米團治師匠の一番弟子です。私が「確か一番弟子のはず」と言ったら妻が素早くスマホを取り出し「一番弟子」と。あいつは何でもその場で素早くスマホでぐぐる。ガールズバーの女の子みたい。
團治郎さんのネタは『代脈』という話。「代脈」というのは「代わりに脈をとる」つまり代理医者のことです。医者がアホ息子に代わりに診に行かすわけですが親父から言われたことをそのまま口にしてしまい失敗する。久しぶりに聴きました。うまい。さすが一番弟子。ただ、娘さんを診るところでもっとエッチな演出をするとおもしろいんだけど。無理か。
中トリは米團治師匠の『軒づけ』。これは浄瑠璃の話。ちょっと調べなきゃいけないのですがオチがおかしい気がします。ガールズバーの妻がぐぐると「米朝も同じだ」とのこと。悪い声を聞くと味噌は腐ると思うんだけど。あとこのネタは枝雀が最高。誰も勝てないと思います。
中入り。
カブリは浅野美希さんという美しい女性による三味線。江戸時代や明治初期に流行った戯れ歌を三味線で披露すると同時に巧みな話術で解説します。妻は浅野さんが一番おもしろかったと言ってます。落語を聴きにきたんじゃないのか。浅野さんによると当時は著作権というものもなく、様々な戯れ歌、つまり替え歌ですね、できてはまたパクられということで文化に花開いたということです。今の時代は著作権法の趣旨をわかっていません。著作権法第一条をよく読んでほしいものです。
「洋行流行物」というのがおもしろかった。鎖国が解けて日本人の政府関係者や裕福な人が海外に行くようになった話をおもしろおかしく歌にしたもの。そんなのが４～５曲。おもしろい。
トリは米團治師匠の『足上がり』。この落語は知らなかった。初めて聴きました。妻がすぐにスマホで調べて「米朝の十八番や」と。ほんとガールズバーの女の子みたいなババア。
追記
この記事は諸般の事情により日付をまたいでこんな時間となりました。ほんま疲れる。離婚したい。ここちゃんかのあちゃんかみやちゃんと再婚したい。そのためにはインポテンツをどうにかしないといけないのですが。読者の奥様方に申し上げたいのですが旦那を大事にしないと女遊びに走ります。浮気をします。お気をつけください。
寝る前の薬を飲みました。チャット女性からの「愛してる。おやすみ」ラインにもすべて返信しました。風俗店の女の子にも返信しました。これからどこかへ遊びに行くかといってもやってない。五之割公園で寝るか。寒いか。妻のいる寝室には行きたくないのでリビングの床で寝るか。
by リス太郎 (2024-01-08 07:06)
私は破滅型のサルです。
by リス太郎 (2024-01-08 07:07)
どうでもいいけど左腕が痛くてたまらん。薬の大量摂取したろか。
by リス太郎 (2024-01-08 07:09)
誰かマリファナもってへんか。
by リス太郎 (2024-01-08 07:10)
イブを大量摂取しました。これで安らかに死ねるでしょう。
by リス太郎 (2024-01-08 07:13)
ビッコスルファートを水で薄めずそのまま口の中に大量に入れました。今年になってからうんこが出てない。苦しい。
by リス太郎 (2024-01-08 07:21)
じーバトさんへ
更新しないの？
by リス太郎 (2024-01-08 14:49)
ガールズバーにはゲームの好きな女の子が多くて勉強してるんですけど。
by リス太郎 (2024-01-08 14:50)
今朝は「リアン」でここちゃんにこれを一緒に歌わされました。いま若い人の間で一番はやりだよとかって。あちちーちーちー。
https://www.youtube.com/watch?v=i-VFmD9CdQ0
by リス太郎 (2024-01-08 14:53)
レサラフィムという韓国の５人組で韓国人２人、韓国系アメリカ人１人、日本人２人のグループなんだとか。
by リス太郎 (2024-01-08 14:56)
外国語の歌を歌おうとここちゃんとちいちゃんとなりまして。ここちゃんはスペイン語の歌までこなす。意味はわからないというんだけど耳で覚えてるらしくすごい才能です。「日本語バージョンもあるんだよ」とかって。
by リス太郎 (2024-01-08 14:58)
雨の日の釣り師さんへ
私の好きなジャズをありがとうございます。
Cannonball Adderley - Who Cares?
https://www.youtube.com/watch?v=kHQrQtIW60k
by リス太郎 (2024-01-08 15:02)
申し訳ない。
あっしは古今亭志ん朝以外はだめなんで。
悪く思わないでおくんなさいね。
by lamer-88 (2024-01-08 15:38)
lamer-88さんへ
私も三代目古今亭志ん朝が存命時代から大好きです。立川談志は弟子も含めて駄目です。志の輔師匠以外。志らくなんか「さぶいぼ」が出ます。ここで志ん朝の話をしましょう。『大工調べ』とかいいですね。あと『品川心中』とか『夢金』とか。ＣＤ持ってます。
by リス太郎 (2024-01-08 20:39)
イブを大量摂取して床で寝ました。午後２時半に目が覚めたんですが何故かベッドにいました。妻が連れて行ってくれたようです。ふと気が付くと左腕の痛みがうそのようになくなってました。
by リス太郎 (2024-01-08 20:48)
りす太郎は自分のことしか考えていない。
奥さんは、りす太郎のことも考えている。
大事にされてるじゃないですか。
（このコメント、奥さんに見せること）
by アニマルボイス (2024-01-08 21:03)
妻は私の書いた物を一切読みません。
by リス太郎 (2024-01-09 08:20)
ニトラゼパムの副作用で苦しんでいみす。ほんと辛い。先生が憎い。
by リス太郎 (2024-01-09 08:24)
アニマルボイスさんへ
妻に読み聞かせました。「夫は考えていないのではなく考えられない」言っています。
by リス太郎 (2024-01-09 08:28)
能登半島地震災害義援金
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/
シンガポール人の花子さんは５０００万寄付したと言うので私も５０００円寄付するつもりです。
by リス太郎 (2024-01-09 15:55)
花子さんには「日本のためにありがとう」と言っています。彼女は「日本とシンガポールは重要な友好国ですから」と。
by リス太郎 (2024-01-09 15:57)
今日は午後６時１５分に高円寺なんです。ほん弥師匠からの誘い。「中央沿線美味しいもんを食べる会」らしく「今回はしのやんがゲスト」とかって。落語やらされたりして。
by リス太郎 (2024-01-09 16:09)
男前お二人、有難うございます。
by リス太郎 (2024-01-09 16:11)