北朝鮮からの武器購入を容認するアメリカ [ソマリア]
4月8日付のニューヨーク・タイムズの記事が、統一地方選明けの日本の新聞各紙で「小さく」取り上げられた。
大きなニュースがあったときの新聞は注意して読むようにしている。
重大なニュースが小さく扱われたり、どうかすると削られたりする。
自国の軍需産業の利益のため世界中の戦争に首をつっこむアメリカ。
アルカーイダ掃討のための対テロ戦争など、実態はこんなところだ。
北朝鮮に核を放棄しろと言ったところでなめられるのも無理はない。
エチオピアが北朝鮮から戦車部品などを購入するのをアメリカは黙認していたらしい。
今年1月下旬の話だという。
ソマリアでアメリカ軍による空爆があったころの話だ。
以前、記事で「1月8日-10日にかけて空爆があったらしい」と書いたが、22日にも行われたらしい。
とにかくアメリカはアルカーイダにかこつけて、この内戦にいっちょかみたくて仕方がない。
ご存知のとおりエチオピアは、暫定政府軍に加担しイスラム武装勢力と戦っている。
キリスト教国のエチオピアがソマリアのイスラム化を嫌うのは、宗教対立を避けたいがためである。
さらにその延長線上には、隣国エリトリアとの間の領土問題もある。
イスラム教徒の多いエリトリアを援助されては迷惑なのだ。
しかし考えてみてほしい。
イスラム武装勢力がここまで執拗に抵抗する理由はなんだ。
他でもないエチオピアが介入しているからであろう。
異教徒のエチオピアと組んだ暫定政府に、そう簡単に屈服するわけがないのである。
同じイスラム教徒同士でもあの殺し合いである。
「神」に対する畏敬の念は我々の想像をはるかに超えている。
ソマリア内戦が長引いたほうが嬉しいアメリカは、エチオピアの北朝鮮からの武器購入を容認した。
国連安保理の制裁決議で北朝鮮の武器禁輸を主導したのはどこの国だったか。
自国の兵士が何人も死んで初めて政府を批判するとぼけた国民。
日本人も精神構造はそっくりだが。
日本経済は回復基調だという。
私にはそうは思えないが数字はそうなってる。
労働力が不足してきている。
就職しやすくなってきているようだ。
さまざまな要因があるだろうが、何よりの理由は輸出企業の好調である。
しかしそれは技術革新による業績拡大とは違う。
最大の要因は円安であり、それは誘導された円安である。
いつまでやんのかと毎日、為替相場を見ている。
アメリカの対外戦争に日本国民の税金が使われている。
それをとぼけて知らぬふりをする政府や日銀は殺人者である。
そして我々国民は「善意の」共犯者である。
「無関心という名の幇助」。
by もん (2007-04-12 03:09)
うまい!で、あんたこそいつ寝てるの?
by リス太郎 (2007-04-12 03:11)
ナポレオンと呼んで。今日はもう寝るさ。兄さんもお疲れさん。
by もん (2007-04-12 03:14)
わいは浪花のナポレオンやで~。
by リス太郎 (2007-04-12 03:15)
追伸:yutakamiセンセも、昨日まで私を男だと思っていらしたそうだ。一年以上のおつきあいよ?!コメント欄だけとはいえ!(笑)
by もん (2007-04-12 03:16)
らしいね。ゆゆちゃんから聞いて爆笑したよ。そら、あんな「~だぜ」とか、「~しやがる」とか言ってたら男だと思うで。ガハハ!傑作。
by リス太郎 (2007-04-12 03:18)