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本日午後2時 フジテレビ 『ザ・ノンフィクション』

本日(4月22日)午後2時からのフジテレビで発達障害について報道があります。
『ザ・ノンフィクション』という番組です。
『トビオはADHD』(明石書店)の作者、大橋ケンさんが取材を受けています。
この番組、私は見たことないのですが、よめはんによると、「なかなかおもろいで」とのことです。
「発達障害の現実に迫る 37年の孤独」と題し、発達障害をかかえて生きる人たちの本音を取材しています。

発達障害について正しい知識をもつことの必要性を感じます。
私自身、今の会社に入るまで全く知らなかった。
ADHDとかアスペルガーとかいっても、「なにそれ?」って感じでした。
あわてて基礎知識だけは勉強しましたが、じゃあ学校は、社会はどうあるべき?となると、現状を知らなすぎるため自信をもって答えられない。

文部科学省は今年度から発達障害の児童生徒への学習支援を拡充しました。
児童の16人にひとりが発達障害という重い現実を市民ひとりひとりが自覚せねばなりません。
そして大橋ケンさんのように大人になっても苦しんでいる人が数多くおられる。
目が不自由とか、足が不自由とかなら理解しやすいと思います。 (実は理解できていないが)
しかし発達障害についてはどうでしょう?
何が問題でどういう支援が必要かわかりますか?

私もいまだによくわかりません。
だからテレビを見てみようと思います。


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せーらーむふ〜ん

今テレビ欄を見ましたがこちらでは放送しません。
以前学習障害(LD)についての本を読みましたが
落ち着きの無い子、人が出来ることが出来ない子、という見方を
されてる方が圧倒的に多いので認知されるのに道のりは遠そうですね。
学校の先生にも理解のない人も多そうですし・・・。
by せーらーむふ〜ん (2007-04-22 13:40) 

もん

ちなみに、リス太郎さんが以前にお書きになった記事がこちら。
http://blog.so-net.ne.jp/jpdragon/2007-01-28
http://blog.so-net.ne.jp/jpdragon/2007-01-28-2

このころはROMの身で、此処は常連さんのみぽい空気だったから、
いい記事だなぁ、と思っても、なんだか空気読めないのが入っていってもマズイかなぁ、と躊躇われて、ナイスを押さなかったことを記憶しています。
by もん (2007-04-22 14:37) 

めぎ

テレビいかがだったんでしょう?
ドイツだと、ちょっと学校の授業についていけない子や、落ち着きの無い子は、何らかの傷害の疑いがあるってことで学校の先生から検査のお勧めを受けます。CTスキャンやら、内臓の検査やら、カウンセリングやら、ありとあらゆる検査をさせられるんですよ。まあたいてい心の病ってことになり、心理療法を受けることに落ち着きますが。
ドイツと日本の最も大きな違いは、ドイツでは「病気だ」と診断されれば、それで多くのことが解決することです。日本では、たとえ医師の診断があっても、どうしてもその社会の方にあわせなければ、という無言の重圧がありますよね。
by めぎ (2007-04-22 16:24) 

リス太郎

せーらーむふ~んさんへ
関東以外でも放映する計画はあるように聞いていますが、いつ何時かは流動的だそうです。いい番組なので九州でも放映されてほしいですが、視聴率次第だと思います。
「先天的な脳の障害」であることははっきりしています。ただ、目に見えないので「性格上の問題」とか「能力上の問題」と同一視され、「なにやってんの、あんたは!」となってしまう。まわりが理解して接すればある程度社会に順応できるようですが、そうでない場合は悲惨。最悪の場合は自殺や犯罪を起こしてしまいます。
学校の先生や親だけでなく、社会人ひとりひとりが関心をもつことだと思います。マザー・テレサは「愛」の反対は「憎しみ」ではなく、「無関心」だと言っています。「愛」があれば助けてあげられるということです。
by リス太郎 (2007-04-22 21:10) 

リス太郎

もんちゃんへ
わざわざ過去記事を貼り付けてくれてありがとう。大橋ケンさんもコメントくれてるんだよね。
by リス太郎 (2007-04-22 21:13) 

日本にいたときの近所の小学校 いずれの小学校のどこかの学年にはかならずそういうお子さんがいて 何かと話題にでていました。 親が認識している場合は 親と学校が相談して 区の方から補助の先生を週に何回かでも出してもらったりと まだ問題が少ないものの 難しいのは親が「うちの子が悪いのではない うちの子には問題はない」と言い張っている場合。 親が認めないと 先生も区も何もできないのが現状のようで そうなると 本当に授業にならない なんとかしてほしい と保護者会が荒れるようです。
by (2007-04-22 21:23) 

もん

うん。貴兄、とことんマシン音痴だから、記事内トラックバックとか知らない・・だろな、と思って(笑)。このほうが此処から読み始める人にも親切かな、と余計なお世話してみた。
by もん (2007-04-22 21:40) 

リス太郎

めぎさんへ
発達障害は心の病気ではなく脳の障害です。それはともかく、注目したいのは後半の記述。ドイツでは病気と診断されれば問題の多くは解決するという話。テレビ報道でも出てくるのですが、医師が発達傷害の疑いがあると診断しても親が受け入れない。日本の場合の話ですね。親も周囲も傷害を理解しないから本人は余計辛い。また、診断が難しいということもあるようです。ADHDだと思ってたらアスペルガー症候群だったり、どちらもあったり。とにかく「脳の障害であり本人の責任ではない」ことを社会常識として定着さすことが重要だと考えます。そしてドイツのように医学的処置を迅速にとることでしょう。
番組はですね、冒頭にいくつかの殺人事件を取り上げ、犯人が発達傷害であった疑いについて報道。うちのよめはんが通ってた寝屋川市立中央小学校の事件も取り上げられました。偏見がないか厳しい目で見ていましたが、「犯罪の原因は障害にあるのではなく周囲の無理解にある」ことをきちんと報じていました。前半はイラストレーターとして活躍する大橋ケンさんを密着取材。抜きん出た才能を発揮する一方、人付き合いに不安を抱える大橋さんを紹介。社会とうまくコミットするため努力する様子は微笑ましくもあり、わりと安心して見ていられました。ただ、後半に紹介される男性はかなり悲惨。子ども時代に冷酷ないじめを受け、対人恐怖に陥っている。高校を出て働いても人間関係がうまくいかず、ホームレスになります。ボランティア団体に助けられますが、今も苦しみ続けています。ただちょっとホッとしたのは、2ヶ月に一度、魚市場で社会復帰のための訓練のバイトを始めたようです。仕事はすごくきっちりやる。ここの親父さんが彼の障害をよく理解してて、上手にフォローしながら雇ってる。「理解する」というのは頭だけでするもんじゃないなと感心しました。
by リス太郎 (2007-04-22 21:41) 

リス太郎

mompeli さんへ
なるほどね。一番かわいそうなのは当の本人なのにね。
mompeli さんに是非お聞きしたい。オーストラリアではどうなの?
by リス太郎 (2007-04-22 21:50) 

リス太郎

もんちゃんへ
そやねん。マシン音痴。興味のないことは覚えられへん。
(やっぱり俺もADHDか・・・)
by リス太郎 (2007-04-22 21:54) 

オーストラリアは……って書こうと思ったんですけどね。みたことない。きいたことない。
あきらかに障害者のお子さんはみたことあるのですが……今度今までより生徒数の多い近所の学校に転校するので そこで何かわかったら またお知らせします。 
by (2007-04-22 22:57) 

リス太郎

mompeli さんへ
通りがかりのお医者様によると、どこの国でも罹患率が認められるそうです。アメリカでも問題になってますよね。
オーストラリアは例外か?

↓ ご参考まで
http://blog.so-net.ne.jp/jpdragon/2007-01-04-2
by リス太郎 (2007-04-22 23:27) 

めぎ

私が書こうと思ったのは、発達障害の疑いで色々検査する子供のほとんどが結局は発達障害ではなく心の病の方だったということが多い、という意味です。だから脳のCTスキャンをするんです。何人も検査した子を知ってますよ。脳に異常がないと、次の検査に移っていくのです。で、なんらかの診断が下されるまでそれが続きます。
最終的に、脳の障害も病気だということで認められるし、それから心の病の方も病気として認められます。日本語の「病気」という意味より、ドイツ語の病気という言葉は、ちょっと調子が悪いって感じに近いんですが、それでも公的に認められます。もちろん親がその事実を認めるのはドイツでもしんどいようですけど、診断を下されればそれが公的に最も尊重されます。ドクターの権威がドイツでは高いのかもしれません。
学校の先生が発達障害の疑いを指摘したのに親がそれを放っておくと、下手すると親として失格だということで青少年センターに子供を保護されてしまいます。親が病気(これも心の病も含む)なので、ちゃんと子供の面倒をみられないから、ということで、青少年センターから定期的に見回りが行ったり、子供の後見人を指定されて親はその後見人の同意を受けなければ何も決められなくなることもあります。
by めぎ (2007-04-23 04:42) 

リス太郎

めぎさんへ
CTスキャンでどこまで発達傷害がわかるのか疑問だけどドイツ人の合理性がうかがえる話ですね。発達傷害という脳の障害に対する無理解が原因で心の病気を併発する子どもは少なくないと想像します。
by リス太郎 (2007-04-26 05:59) 

ゆ〜ひ

昔、さぶぁおの職場に入ってきた若いアルバイトの人の話なんだけど、
「近頃の若い者はさあ・・(´ヘ`;)ハァ 」なんて、話し始めたんだけど、
よくよく聞いていたら、やる気は満々。
だけど、何度いっても同じところでつまずいて覚えが悪い、
悪気があるようには思えない・・・。
あ、この人は発達障害を抱えてたけど、
大学まで出てるけど、その間をうまいことすり抜けてきた人ではないのか・・
って感じがしたから、
「もしかしたら、LDや発達障害を抱えている人かもしれない。
 仕事の覚えが悪いのならば、
 手順を端的に指示し、理解させる などの方法を工夫すれば、
 覚えられるかもしれないよ。」 と アドバイスした。
その後もいろいろと その子の話を、さぶぁお伝いに聞いていたが、
結局は、周りの無理解から、その人はその職場にいづらくなって
結局、早々にやめてしまった・・・・。
今までも、仕事の覚えが悪いからって、いろんな仕事をやめさされてきたみたいで・・・。
結局は、人との関わりのない、黙々と作業をする仕事の方が、その人には幸せな仕事なのかもしれないけれど・・・・。。。

学校にいる間、だれにも本人も気づかないまま 
社会に出てしまう人もいるだろう。
だから、この問題は、
「私には関係ない」とか、
「子どもに関係のある問題」と、考えるのではなくて、
もしかしたら、身近に一緒に暮らしている人も
気がつかずに抱えている人もいるかもしれなくて、
「変わっている人」 と捕らえるのではなくて、
自分とは違ったものの見方をしていて、
違った方法でならば、道筋が違っても同じ結果が出せる、
一緒にその方法を探し、一緒に支えあいながら生きていけるのだ
と、捕らえたい。 と思います。
一番辛いのは、周りの無理解から、
その人が孤立して、阻害されて、自信をなくして・・・ってところだから。

なんか、意味不明な文になってすみません。(^-^;
by ゆ〜ひ (2007-05-24 21:50) 

リス太郎

ゆ~ひさんへ
全然、意味不明じゃないですよ。よく理解できる文章です。
「わかってあげること」
「わかろうとしてあげること」
それが一番、大切だと思います。
by リス太郎 (2007-05-26 13:05) 

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