インド人のオムさんの話 [外国人労働者問題]
まだ仕事は終わっていませんがブログを書きます。オムさんの3度目の認定資料が完成しました。あとは東岩槻のネパール人コックの娘さんの認定と日本人の配偶者のトルコ人女性の更新までは今日中に仕上げるつもりです。川越男児の奥さんのフィリピーナの永住申請は「国税庁川越税務署デタラメ事件」のため申請直前の水曜日に組みます。今日組んだ3件は午後10時半に会社から帰宅した妻が2部ずつ写しを取ります。
晩飯はそれから。大相撲春場所も終わったので録画を見る必要はなし。ごはんは炊けています。昨日、無印で買ったレトルトのカレーです。10%引きセールは今日で終わり。
令和4年というから約2年前からオムさんの件で外務省と闘っています。デントー・オーバーシーズのプラディープ社長から「私ももう年だしインドから大学出の社員を呼んで仕事の一部を任せたい」と相談がありました。プラディープ社長は1966年12月生まれ、57才。私は1967年1月生まれ、57才。日本の学制でもインドの学制でも同学年なんだけど。
在留資格「技術・人文知識・国際業務」の認定申請を東京入管にすべきなんですが価格でもめました。ジャパライフは申請後に3万円、交付後に9万円の計12万円であり、常識的な価格だと思っています。しかし「相場は5万円だ」と。こういうのを「新大久保の安かろう悪かろう価格だ」というのですが頑として受け付けないプラディープ社長。頑固では私も負けていないので12万円で突っ張る私。あの手この手でうねうねと値切ろうとするプラディープ。結局、8万円で折り合いがつきました。ただし申請後の3万円はビタ一文まからんと。
で、数ヶ月後に交付。突き出た腹をなでながら喜ぶプラディープ。俺も人の腹のこと言えんけど。
ところがインド・デリーの在デリー日本国大使館がこれを拒む。査証がおりないと言う。
「篠原先生すいません。私の携帯を使ってかまいませんので大使館と交渉してもらえませんか」
で、雪駄にピンクのまわししめて浴衣を羽織りデントー・オーバーシーズへ。(宇良か)
何度もかけ直しやっとつながる。最初はインド人。英語。「ジャパニーズスタッフプリーズ」。で、日本人女性が出るので要件を伝え担当者を出してくれと言う。普通はここで担当者が出るのが一般の会社なんだけど特に国の役所というのは下から上に順序を踏まされる。逐一、同じことを伝える。前半戦は女性。だんだん高齢化し男性の若手にバトンタッチ。この繰り返し。このシステムどうにかならんか。プラディープは国際電話料金を気にして青ざめる。
やっと本丸が出てきて要件を伝えると「30分後にかけ直してくれ」と。私はここでブチ切れた。
「さんざんたらい回しさらしといてかけ直せとはなんどいコラ!お前がかけてこんかい!」
でも仕方ないので電話を切ってプラディープ社長とドトール西葛西北口店に行きだべる。
「入管が認定してるのになんでダメなんでしょうねえ」
「認定というのは認定に過ぎません。たとえばインドでの犯罪歴が見つかったり…」
「オムさんはそんな人ではありません」
「わかってます。とにかく何が障害になっているかを聞き出し改めてから再申請することです」
で、30分後にデントーに戻って電話する。なかなかつながらない。やっとつながり担当者を呼び出す。
「査証は発給できません」「理由は」「言えません」
「オンドレなめとったらしばきあげんどコラァ!誰の銭でメシ食うとんじゃオンドリャァ!日本国民をなめとんかボケィ!こちとら日本男児も日本男児、それも明石海峡の急流で産湯をつかった播州男児じゃダボ!お前らインドで毎晩ええ女抱いてええ酒呑んでうまいもん食うとんじゃろ!なめとったらドタマかち割って脳味噌すするどアホォ!」
もうめちゃくちゃなんですがそれぐらい言わんとこたえんさかい。プラディープ社長は私が国家権力に対してはいつもこうなのを知ってるからインド音楽にあわせて口笛ふいてた。「ボク知らないもん」みたいな。
で、とにかく入管に事情を理由書にまとめ再申請。「お忙しいところ恐縮です」と。
なんで俺があやまらなきゃいけないの?
再申請をいくらでやるかでまたもめた。どういう経緯をたどったのか覚えてないんだけど、なんと「3万円ぽっきり」で合意した。あれはドトール西葛西南口。今日の東京と同じく小雨の夕暮れだった。実はオムさんとは別にアルンさんというインド人も呼びたいという話になり、これを8万円ではなく10万円にするからオムさんの再申請を3万円でということで落ち着いた。鬱で気力がなかったのかというとそうではなく、たぶん当座の金が欲しかったんだと思います。
で、アルンさんは認定もスピーディーにおりて大使館も査証を発給してくれ日本にいます。デントーの西葛西オフィスで元気に働いています。
問題はオムさん。またしても査証がおりなかった。電話したけどこないだおもいきり怒鳴ったしええやろと。理由はやはり教えてくれない。これでは改善できない。
そして3回目の申請をしつこいプラ社長は求めてくる。裏金もらってんのか。まあ裏金とか稼いで返せとかいうのはインド・ネパールのコックの間ではかなりあるみたい。「75万円」というのが私が聞いた最高額。あと「飛ばし」(人身売買)とか。こういう現実を知ってしまうと入管行政書士というのはつくづくヤクザな稼業やなあと思います。3回目は「5万円ポッキリ」で手を打ちました。プラディープの狙いは「3万円ポッキリ」だったはずです。5万円というのは実は私の思う壺なのです。それに至るやり口は企業秘密です。ジャパライフ商法。
仕事に戻ります。
晩飯はそれから。大相撲春場所も終わったので録画を見る必要はなし。ごはんは炊けています。昨日、無印で買ったレトルトのカレーです。10%引きセールは今日で終わり。
令和4年というから約2年前からオムさんの件で外務省と闘っています。デントー・オーバーシーズのプラディープ社長から「私ももう年だしインドから大学出の社員を呼んで仕事の一部を任せたい」と相談がありました。プラディープ社長は1966年12月生まれ、57才。私は1967年1月生まれ、57才。日本の学制でもインドの学制でも同学年なんだけど。
在留資格「技術・人文知識・国際業務」の認定申請を東京入管にすべきなんですが価格でもめました。ジャパライフは申請後に3万円、交付後に9万円の計12万円であり、常識的な価格だと思っています。しかし「相場は5万円だ」と。こういうのを「新大久保の安かろう悪かろう価格だ」というのですが頑として受け付けないプラディープ社長。頑固では私も負けていないので12万円で突っ張る私。あの手この手でうねうねと値切ろうとするプラディープ。結局、8万円で折り合いがつきました。ただし申請後の3万円はビタ一文まからんと。
で、数ヶ月後に交付。突き出た腹をなでながら喜ぶプラディープ。俺も人の腹のこと言えんけど。
ところがインド・デリーの在デリー日本国大使館がこれを拒む。査証がおりないと言う。
「篠原先生すいません。私の携帯を使ってかまいませんので大使館と交渉してもらえませんか」
で、雪駄にピンクのまわししめて浴衣を羽織りデントー・オーバーシーズへ。(宇良か)
何度もかけ直しやっとつながる。最初はインド人。英語。「ジャパニーズスタッフプリーズ」。で、日本人女性が出るので要件を伝え担当者を出してくれと言う。普通はここで担当者が出るのが一般の会社なんだけど特に国の役所というのは下から上に順序を踏まされる。逐一、同じことを伝える。前半戦は女性。だんだん高齢化し男性の若手にバトンタッチ。この繰り返し。このシステムどうにかならんか。プラディープは国際電話料金を気にして青ざめる。
やっと本丸が出てきて要件を伝えると「30分後にかけ直してくれ」と。私はここでブチ切れた。
「さんざんたらい回しさらしといてかけ直せとはなんどいコラ!お前がかけてこんかい!」
でも仕方ないので電話を切ってプラディープ社長とドトール西葛西北口店に行きだべる。
「入管が認定してるのになんでダメなんでしょうねえ」
「認定というのは認定に過ぎません。たとえばインドでの犯罪歴が見つかったり…」
「オムさんはそんな人ではありません」
「わかってます。とにかく何が障害になっているかを聞き出し改めてから再申請することです」
で、30分後にデントーに戻って電話する。なかなかつながらない。やっとつながり担当者を呼び出す。
「査証は発給できません」「理由は」「言えません」
「オンドレなめとったらしばきあげんどコラァ!誰の銭でメシ食うとんじゃオンドリャァ!日本国民をなめとんかボケィ!こちとら日本男児も日本男児、それも明石海峡の急流で産湯をつかった播州男児じゃダボ!お前らインドで毎晩ええ女抱いてええ酒呑んでうまいもん食うとんじゃろ!なめとったらドタマかち割って脳味噌すするどアホォ!」
もうめちゃくちゃなんですがそれぐらい言わんとこたえんさかい。プラディープ社長は私が国家権力に対してはいつもこうなのを知ってるからインド音楽にあわせて口笛ふいてた。「ボク知らないもん」みたいな。
で、とにかく入管に事情を理由書にまとめ再申請。「お忙しいところ恐縮です」と。
なんで俺があやまらなきゃいけないの?
再申請をいくらでやるかでまたもめた。どういう経緯をたどったのか覚えてないんだけど、なんと「3万円ぽっきり」で合意した。あれはドトール西葛西南口。今日の東京と同じく小雨の夕暮れだった。実はオムさんとは別にアルンさんというインド人も呼びたいという話になり、これを8万円ではなく10万円にするからオムさんの再申請を3万円でということで落ち着いた。鬱で気力がなかったのかというとそうではなく、たぶん当座の金が欲しかったんだと思います。
で、アルンさんは認定もスピーディーにおりて大使館も査証を発給してくれ日本にいます。デントーの西葛西オフィスで元気に働いています。
問題はオムさん。またしても査証がおりなかった。電話したけどこないだおもいきり怒鳴ったしええやろと。理由はやはり教えてくれない。これでは改善できない。
そして3回目の申請をしつこいプラ社長は求めてくる。裏金もらってんのか。まあ裏金とか稼いで返せとかいうのはインド・ネパールのコックの間ではかなりあるみたい。「75万円」というのが私が聞いた最高額。あと「飛ばし」(人身売買)とか。こういう現実を知ってしまうと入管行政書士というのはつくづくヤクザな稼業やなあと思います。3回目は「5万円ポッキリ」で手を打ちました。プラディープの狙いは「3万円ポッキリ」だったはずです。5万円というのは実は私の思う壺なのです。それに至るやり口は企業秘密です。ジャパライフ商法。
仕事に戻ります。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/317027
by リス太郎 (2024-03-26 15:50)
なんか無力感…
by リス太郎 (2024-03-26 15:51)
やはり言論で勝負するしかない!
by リス太郎 (2024-03-26 15:52)
打倒自民党&日本維新の会
by リス太郎 (2024-03-26 15:53)
選挙になるたび共産にするか立民にするか悩む。
by リス太郎 (2024-03-26 15:54)
立憲民主ってどうしても好きになれないんだけど。
だから悩んだ挙句、共産の候補に入れて比例は社民党にする。
でも有権者は共産主義にアレルギーあるし。
そもそも若い人は選挙に行かないし。
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%9F%B3%E4%BA%95-%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E6%B1%BA%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%AA-%E9%87%8E%E5%85%9A%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%85%9A%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%A5%A8%E3%82%92%E8%BF%94%E3%81%97%E3%81%A6-%E9%87%8E%E7%94%B0%E5%85%83%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E6%8F%90%E5%94%B1%E3%81%AB%E8%8B%A6%E8%A8%80/ar-BB1kxbpk?ocid=msedgntp&pc=TBTS&cvid=2596f7d7f6314ed8a5e1d73adffd55f6&ei=8
by リス太郎 (2024-03-26 15:58)
昨夜遅く、帰って来た妻を出迎え「ふじこっちゃん/ゴーストバスターズ」とか「ほっぺにちゅー/ゴーストバスターズ」と言って踊ってたら妻がいつもの眉毛を「へ」の字にして眉間に皺を寄せる表情で「あんたそれほんまにおもろいとおもってやってんのん?」っと。「ほっぺにちゅー」をしようとしたら「アホがうつるっ!近づくなっ!」。
by リス太郎 (2024-03-26 18:07)
昨日もドタバタな一日で今日もそうなんだけど、それをいちいちブログで報告してたら一日中ブログしてなアカン。
by リス太郎 (2024-03-26 18:10)
「篠原君、今日は一日、何の仕事をやっていたんだね」
「はい、課長。今日一日の仕事の計画を立ててました」
by リス太郎 (2024-03-26 18:11)
https://www.youtube.com/watch?v=TtvQjLdIs1g
ゆってるよね?ゆってますよね?
by リス太郎 (2024-03-26 18:17)
タモリ倶楽部に投稿しよう。(終わってます)
by リス太郎 (2024-03-26 18:20)
忙しい。チャット女性にもてまくる。巻きます。暇な人はこれ見てて。
https://twitter.com/3PhLZlBT6ZGJNXO
by リス太郎 (2024-03-26 19:24)
ゆゆちゃんが「アイコンで視聴率が決まる」というのでくわえ煙草でメンチ切った写真にした。「あんたはなんでそうなんや」とかって奥さんみたいな言い方する。バーに写ってるうどんは私の故郷である神戸垂水のぼっかけうどんです。ああ、ぼっかけ食いたい。
by リス太郎 (2024-03-26 19:27)